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古本万歩計 Of what is lost, all I wish to recover is the daily availability of my writing, lines capable of grasping me by the hair and lifting me up when I'm at the end of my strength. - Roberto Bolano

ここ1カ月の古本

先月はブックオフに加えて、富山のブックエンドにも久しぶりに行ってきた。以下は、あれやこれや買った本の一部です。

・ルーセル 『ロクス・ソルス』 (平凡社ライブラリー) 108円
・山田正紀 『デッドソルジャーズ・ライヴ』 (早川書房) 200円
・ベアリュ 『夜の体験』 (パロル舎) 510円
・宮内悠介 『盤上の夜』 (創元SF文庫) 108円
・ホレーニア 『両シチリア連隊』 (東京創元社) 684円
・セルー/チャトウィン 『パタゴニアふたたび』 (白水社) 1134円
・チャトウィン 『ウイダーの副王』 (みすず書房) 1560円
・キーガン 『青い野を歩く』 (白水社) 510円
・クロウリー 『エンジン・サマー』 (扶桑社ミステリー) 710円
・後藤明生 『関係』 (旺文社文庫) 800円
・フォークナー 『死の床に横たわりて』 (講談社文芸文庫) 1200円
・結城昌治 『犯行以後』 (角川文庫) 200円
・ブラム・ストーカー他 『怪奇と幻想② 超自然と怪物』 (角川文庫) 200円
・ヘミングウェイ 『勝者には何もやるな ヘミングウェイ傑作選③』 (講談社文庫) 200円
・尾崎一雄 『末っ子物語』 (中公文庫) 100円
・尾崎一雄 『芳兵衛物語 他二編』 (旺文社文庫) 100円
・戸板康二 『黒い家』 (集英社文庫) 100円
・佐伯一麦 『還れぬ家』 (新潮文庫) 100円
・山田太一 『月日の残像』 (新潮社) 180円
・バクスター 『ある愛書狂の告白』 (晶文社) 255円
・フランゼン 『コレクションズ』 (早川書房) 255円
・ディッキー 『救い出される』 (新潮文庫) 280円
・ブコウスキー 『パルプ』 (ちくま文庫) 230円
・松本隆 『微熱少年』 (立東舎文庫) 230円
・ウィリス 『最後のウィネベーゴ』 (河出文庫) 255円
・吉田昌志編 『鏡花随筆集』 (岩波文庫) 330円
・コードウェイナー・スミス 『ノースストリア』 (早川文庫) 108円
・コードウェイナー・スミス 『第81Q戦争』 (早川文庫) 108円
・丸谷才一 『エホバの顔を避けて』 (中公文庫) 100円
・サリンジャー 『倒錯の森』 (角川文庫) 108円
・レ・ファニュ 『吸血鬼カーミラ』 (創元推理文庫) 108円
・ブロック 『ローレンス・ブロック傑作集1 おかしなことを聞くね』 (ハヤカワ文庫) 108円

Commented by justmeet0924 at 2017-02-25 18:16
こんにちは。初めまして。いつもブログ拝見させてもらっています。今白鯨の二周目を読んでいるところなのですが、やはり面白いです。現在文庫で四種類ほど訳が出ているようなのですが、古本万歩計さんはどの訳で読まれましたか? 僕は新潮文庫の田中西二郎さんの訳しか読んだことがないのですが、他の訳も気になっています。岩波文庫の訳が手元にあってまだ手がつけられずにいるところです。
Commented by anglophile at 2017-02-25 19:57
justmeet0924さん、コメントありがとうございます。『白鯨』2周目とは感服いたします。

私は実は原書で読んでいまして、翻訳では通読しておりません。しかももう20年近くも前でして。ちょうどそのころ講談社文芸文庫で千石さんの新訳が出てそれを買ってときどき参照したりはしてました。さらにそれから何年間かして八木さんの新訳が岩波文庫に入り、かなりユーモラスな部分もあるということを知り、そちらで再読したいなと思い思い今に至っています。ということで、どの訳がよいかは判断できないのですが、もし仮に今から読むのならば私なら岩波版を読むと思います。
Commented by justmeet0924 at 2017-02-26 03:12
原書って、僕が読むといつも単語の勉強みたいになって、辞書ばっかり引くことになってしまうんですよね……。
うらやましいです。憧れだな。
白鯨の原書は本屋で手が出なかったのを今でもよく覚えています。どうせおれが読めるわけない、と自分に言い聞かせ、諦めました。
Commented by anglophile at 2017-02-26 22:26
メルヴィルを原書で読むというのは何か強いきっかけを必要とする読書行為だろうと思います。ヘンな勢いがないと対峙できませんからね。人生の一時期にそういう時間を持てたことは幸運だったと思います。ただメルヴィルだけではないですが、あの時代の英語は(当然といえば当然ですが)ほんと読みにくいですね。仮に覚えてもあんまり使えそうにない単語が多かったように記憶しています(笑)。
by anglophile | 2017-02-02 20:05 | 古本 | Comments(4)