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古本万歩計 Of what is lost, all I wish to recover is the daily availability of my writing, lines capable of grasping me by the hair and lifting me up when I'm at the end of my strength. - Roberto Bolano

GLENN GOULD 1993 & 2013

注文していたグールドのカレンダーが届く。たまたまソニーのHPを見ていたら見つけたのだ。さっそく壁に掲げて、スマホでパシャリ。

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大きさはLPレコードのサイズ。生誕80周年&没後30周年ということで最近ソニーから発売されたもの。こういうコレクターズ・アイテムは、ついついほしくなってしまう。実用品なので家族から咎められることもない。コレクターズ・アイテムといえば、下に掲げる同じグールドのカレンダーは家宝として大切にしている。

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サイズはよくある大判のカレンダーと同じくらいの大きさ。これは1993年のもので、作られたのは生誕60周年&没後10周年にあたる1992年。この年、ソニー・クラシカルから新パッケージでCDが次々に再発され、同時に6枚組のLDボックスも発売された。それにあわせて促販用の各種小物(ポスターや卓上カレンダーなどなど)が作られたようで、これもその一つだった。このカレンダーの存在を知ったのは、ロンドンの中古レコード屋でだった。店に入ると、大きなグールドのカレンダーが飾ってあってびっくり。これはなんとしても手に入れたいと、コレクター魂大いに刺激され、駄目もとで「このカレンダーを譲ってもらえませんか?」と聞いてみたら、すでに先約がついていて、入手できなかった。それから5年ほどして、ネットをやり始めたころ、アメリカのアマゾンだったと思うが、たしか今のマーケットプレイスの先駆けみたいなのがあって、そこで運よく見つけることができた。非売品のはずなので、今となっては入手困難と思われる。もしかしたら日本には入ってきていなかったかもしれない。その貴重さをときどき家族の者たちに説いたりしているが、その者たちはほとんど無表情である。
Commented at 2018-01-03 14:59 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by anglophile at 2018-01-03 22:24
高橋様、コメントありがとうございました。最近はツイッターばかりでブログもほとんど書いていませんが、ようこそお立ち寄りくださいました。

グールド、いいですよねえ。自分の場合、グールドを知ったのはかれこれ20年以上も前ですが、昔は寝ても覚めてもグールドでした。最近はときどき聞く程度でしょうか。そう言えば、昨秋55年版ゴールドベルグのアウトテイク集BOX(8枚組)が発売され堪能しました。グールド関連の音源はもうほとんど出尽くしているので、自分みたいなマニアにはありがたかったです。

グッズは「グールド没後/生誕〇年」というときに作られたりしますが、ほとんどは促販用ですね。私もほとんど持っていませんが、この大判のカレンダーだけは宝物です。

よい年をお迎えください。
Commented at 2018-01-04 14:38 x
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by anglophile | 2012-11-12 21:53 | 音楽 | Comments(3)