2012年 11月 12日
GLENN GOULD 1993 & 2013
大きさはLPレコードのサイズ。生誕80周年&没後30周年ということで最近ソニーから発売されたもの。こういうコレクターズ・アイテムは、ついついほしくなってしまう。実用品なので家族から咎められることもない。コレクターズ・アイテムといえば、下に掲げる同じグールドのカレンダーは家宝として大切にしている。
サイズはよくある大判のカレンダーと同じくらいの大きさ。これは1993年のもので、作られたのは生誕60周年&没後10周年にあたる1992年。この年、ソニー・クラシカルから新パッケージでCDが次々に再発され、同時に6枚組のLDボックスも発売された。それにあわせて促販用の各種小物(ポスターや卓上カレンダーなどなど)が作られたようで、これもその一つだった。このカレンダーの存在を知ったのは、ロンドンの中古レコード屋でだった。店に入ると、大きなグールドのカレンダーが飾ってあってびっくり。これはなんとしても手に入れたいと、コレクター魂大いに刺激され、駄目もとで「このカレンダーを譲ってもらえませんか?」と聞いてみたら、すでに先約がついていて、入手できなかった。それから5年ほどして、ネットをやり始めたころ、アメリカのアマゾンだったと思うが、たしか今のマーケットプレイスの先駆けみたいなのがあって、そこで運よく見つけることができた。非売品のはずなので、今となっては入手困難と思われる。もしかしたら日本には入ってきていなかったかもしれない。その貴重さをときどき家族の者たちに説いたりしているが、その者たちはほとんど無表情である。
グールド、いいですよねえ。自分の場合、グールドを知ったのはかれこれ20年以上も前ですが、昔は寝ても覚めてもグールドでした。最近はときどき聞く程度でしょうか。そう言えば、昨秋55年版ゴールドベルグのアウトテイク集BOX(8枚組)が発売され堪能しました。グールド関連の音源はもうほとんど出尽くしているので、自分みたいなマニアにはありがたかったです。
グッズは「グールド没後/生誕〇年」というときに作られたりしますが、ほとんどは促販用ですね。私もほとんど持っていませんが、この大判のカレンダーだけは宝物です。
よい年をお迎えください。