2012年 01月 04日
金澤20世紀書房
地図によると、金沢工業大学の裏あたりで、伏見川(?)沿いにあるような感じ。ぐるぐる周辺をまわりながようやく見つけた。
店正面の店名の看板(?)が非常にオシャレだ。入り口にはなぜか松井秀喜の等身大ポップが置かれていた。ご主人は松井ファンなのだろうか。
さて、店内に入ると、ご主人と奥さんがレジのところにいらっしゃった。本棚はスペースに余裕を持たせて配置されている。品揃えの割合は、マンガ、中古CD、DVDが3分の1。文学系が3分の1。実用書系が3分の1ぐらいか。とりあえず文学棚から見ていく。遠藤周作、吉行淳之介、筒井康隆、星新一、ミステリ、歴史小説が割合的に多い。文庫本は55円のものがけっこうありお買い得かも。マンガはけっこう古めのコミックもあったように思う。ひそかに通読したいとおもっている永井豪の『あばしり一家』がチャンピオンコミックスで全15巻あったが、ちょっと迷って今回は見送った。今度行ったら買うかもしれない。30分ほどいて買ったのは以下の3冊。オープン初日だからか、50円おまけしていただきました。
・海野十三 『十八時の音楽浴』 (ハヤカワ文庫) ¥55
・荻原魚雷編 『吉行淳之介エッセイ・コレクション4 トーク』 (ちくま文庫) ¥55
・グレゴリ青山 『ブンブン堂のグレちゃん 大阪古本屋バイト日記』 (イースト・プレス) ¥550
海野十三のハヤカワ文庫なんてあったとは知らなかった。というか、海野十三のことはほとんど何も知らない。ちくま文庫の吉行淳之介エッセイ・コレクションはこれで4冊揃った。めでたし。グレゴリ青山さんのこの古本屋バイト日記は前から読みたかったもの。ぜったいおもしろいに決まっている。
さて、精算を済ませるときに、ご夫婦と少し話をさせていただいた。一箱古本市のこととか、ポッケまーとのことなどなど。午前中にはでっぱさんやNYANCAFEさんも来店されたとおっしゃっていた。そのうち一箱古本市などでお会いする機会があるかもしれない。それよりも何よりも、近くに古本屋ができたことを言祝ぎたい。