2011年 07月 13日
男の身だしなみ
こんな「デラックス」な雑誌があったんですねえ。この号は昭和52年の12月号である。昭和52年、私はぴっかぴかの1年生だった。1ページ目に植草甚一が載っている。
ニューヨークの街角で買ったというこの皮のカバン、ほしい。このあと、開高健の「パイプ」などがつづく。そして、さらにページをめくっていくと、衝撃的な写真が載っていた。
「装える七人の男たち」といういかにもなタイトルで括られた七人の男たち。右から6人目までよしとするが、左端の方だけ違和感アリ。このページは「コート」の特集だが、さらにこのあと「Sportswear」、「Town Wear」(はじめて聞く言葉だった)、「Jeans」とつづく。「Sportwear」では、みなさんテニスウェアをお召しになっており、右から6人目まではよしとしますが、左端の方だけやはり違和感アリ。(写真紹介は自粛)
このあと「世界のベストドレッサー」の一人として、クレー射撃の名手で、この前年にモントリオール五輪にも出場した、吉田茂元総理の孫のスナップショットも載っていたりと、ネタ満載の一冊となっております。