人気ブログランキング | 話題のタグを見る

古本万歩計 Of what is lost, all I wish to recover is the daily availability of my writing, lines capable of grasping me by the hair and lifting me up when I'm at the end of my strength. - Roberto Bolano

男の身だしなみ

今日は県立図書館に本を返しに行ってきた。その帰りにちょろっと某所へ。おもしろい雑誌があったので買ってきた。以下、興味本位にご紹介。
男の身だしなみ_c0213681_2295342.jpg

こんな「デラックス」な雑誌があったんですねえ。この号は昭和52年の12月号である。昭和52年、私はぴっかぴかの1年生だった。1ページ目に植草甚一が載っている。
男の身だしなみ_c0213681_311840.jpg

ニューヨークの街角で買ったというこの皮のカバン、ほしい。このあと、開高健の「パイプ」などがつづく。そして、さらにページをめくっていくと、衝撃的な写真が載っていた。
男の身だしなみ_c0213681_249012.jpg

「装える七人の男たち」といういかにもなタイトルで括られた七人の男たち。右から6人目までよしとするが、左端の方だけ違和感アリ。このページは「コート」の特集だが、さらにこのあと「Sportswear」、「Town Wear」(はじめて聞く言葉だった)、「Jeans」とつづく。「Sportwear」では、みなさんテニスウェアをお召しになっており、右から6人目まではよしとしますが、左端の方だけやはり違和感アリ。(写真紹介は自粛)

このあと「世界のベストドレッサー」の一人として、クレー射撃の名手で、この前年にモントリオール五輪にも出場した、吉田茂元総理の孫のスナップショットも載っていたりと、ネタ満載の一冊となっております。
by anglophile | 2011-07-13 23:43 | 古本 | Comments(0)