朝日新聞を購読しているのだが、現在連載されている森見登美彦『聖なる怠け者の冒険』の挿絵が気になって気になってしかたがない。作者は、漫画家・イラストレーターのフジモトマサル氏である。小説自体は読んでいないのであまり大きな声で言えないのだが、毎日あのくっきりとした輪郭の絵を目にしていると、私のなかのある部分をくすぐられているような感じになる。切り抜こうか、どうしようか、と逡巡しながら今に至っている。と思って、いろいろ検索をかけてみると、ちゃんと
切り抜いておられる方もいらっしゃいました。今からでも遅くはないか。とりあえず、今日の分だけでも切り抜いておこうか。
ちなみに、下の表紙絵もフジモト氏の作品。一瞬、「えっ、これがヘンリー・ジェイムズ!?」と驚いてしまうが、作品の雰囲気とぴったりである。
◆『2666』読破メーター:358頁