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2015年 09月 08日
新潮文庫白背の謎
朝日新聞文化欄の連載エッセイ「季節の地図」をときどき読んでいる。四人の作家(すべて女性)が週替わりで書いていて、今日は柴崎友香の「背表紙は何色?」が載っていた。自分は背表紙を眺めるのが三度の飯よりもたぶん好きなので読んでみた。そして一つの謎が解けたのだった。
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本棚にあった新潮文庫を確認すると、たしかに洲之内徹も車谷長吉も泡坂妻夫も一冊目の背が白だった。ずっと前からなんでだろうと思っていたから、上の文章を読んで得心が行ったのだった。多和田葉子の『雪の練習生』もやっぱり白背だったが、二冊目が出るとしたらはたして何色を選ぶのだろう、とちょっと気になってみたり。ちなみに、講談社文庫はピンク色だったから、新潮文庫もピンク色か。でも、新潮文庫にピンクってあったっけ?
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by anglophile | 2015-09-08 23:45 | 読書 | Comments(0)
2015年 01月 21日
好調かも
c0213681_384060.jpgサミュエル・R・ディレイニー『ドリフトグラス』(国書刊行会)をちょろちょろ読んでいるが、カバーが真っ白なために書名がわからなかった妻が、「タイトルが分かるようにマジックでタイトル文字の縁を塗ってあげよっか、塗り絵みたいで楽しそうじゃん」などとおそろしいことを云うので、平日ながらブックオフに一時避難する。あまり期待していなかったが、なんかいい感じだった。

・洲之内徹 『帰りたい風景 気まぐれ美術館』 (新潮文庫) ¥360
・日本文芸家協会編 『現代短編名作選② 1948-1950』 (講談社文庫)
・日本文芸家協会編 『現代短編名作選③ 1950-1952』 (同上)
・日本文芸家協会編 『現代短編名作選⑧ 1966-1968』 (同上)
・武井武雄 『お噺の卵 武井武雄童話集』 (同上)
・杉浦明平 『杉浦明平著作選(上)(下)』 (同上)
・川本三郎編 『荷風語録』 (岩波現代文庫)

ついこのあいだ2冊入手したばかりの洲之内徹の新潮文庫がさらに1冊出ていたのが謎だった。しかもシリーズ3冊目の『帰りたい風景』はこの前もあったのに。意味不明ながら、すばらしい! あと、古めの講談社文庫が何冊か入荷していたが、誰かがまとめて売ったのだろう。どれも昭和50年代のもの。背文字の字体に強烈なノスタルジーを感じる。帰宅してから、『現代短編名作選③』所収の瀧井孝作「松島秋色」を読みはじめた。
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by anglophile | 2015-01-21 22:39 | 古本 | Comments(2)
2014年 12月 23日
第33回 金沢一箱古本市@よこっちょ
c0213681_12132271.jpg日曜日は今年最後となる一箱古本市があった。12月に開催というのはかなりの冒険だったのだろう。悪天候を見越してだと思うが、今回は金澤表参道の中ほどにある「いちょう館」という建物内の3階で行われた。予想通りというか、あいにくの雨で、さすがに通りは人もまばらだった。いちょう館前のテントにいらしたカルロスさんにご挨拶してから、建物内へ。3階にある会場は会議室みたいな小空間で、暖房が心地よくきいていた。これなら冬開催もありかもしれない。開始直後に訪れたものの、出店者の方々は全員集合というわけにはいかなかったようで、まだ6名ほどの箱しか出ていなかった。みなさんにご挨拶してから順番に本を見ていく。あうん堂さんのところで、興味のあった森山伸也『北緯66.6°』(本の雑誌社)¥1350をまず買う。これはあうん堂さんご推薦の本。この先、北欧を訪れる機会なんてあるのだろうか、と淡い夢を抱く。そのお隣には富山からお越しのひらすま書房さん。昼寝中ののび太くんがいいですね。箱にはあまり見かけないリトルマガジンがいつも販売されている。それらの雑誌についていろいろと説明していただいた。『自給自足』が1冊出ていて、結局買わなかったのだが、これはちょっと集めたい雑誌である。自給自足とという言葉にやはり淡い夢を抱いている。さらにそのお隣には超常連のでっぱさん。ここでは、シャーリイ・ジャクスン『異色作家短篇集⑫ くじ』(早川書房)¥400と中田耕治編『恐怖通信』(河出文庫)¥200の2冊を購入。後者は、つい先日『恐怖通信Ⅱ』を買ったところだったので、タイミングよく赤い方も手に入った。そうこうしているあいだにも、遅れてきた出店者の方々が本を並べはじめ、ちょっとずつにぎやかになっていく。すると、前回たくさん文庫を買わせてもらった怪奇幻想紳士がいらっしゃり、おもむろに隅っこの机に本を並べはじめられた。持ってこられた本の冊数は10冊にも満たないが、まったく予測不可能なラインナップに驚嘆するばかり。今回は創土社特集だったようで、分厚い『ホフマン全集』の端本などが並べられていた。何冊か手に取らせてもらう。『ホフマン全集』は緑色の函に入っていて、横尾忠則風のギラギラしたイラストが印象的。3冊置かれていたが、記念にそのうちの第3巻とグスタフ・マイリンク『緑の顔』を買うことにした。ともに500円。来た甲斐がありました。
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by anglophile | 2014-12-23 19:22 | 一箱古本市 | Comments(0)
2014年 12月 14日
雪降る午後
思ったほどの大雪にならず、なんだよ予報には「暴風雪」と書いてあったじゃないかあ、とちょっと落胆しながら、今朝は『名短篇 新潮創刊一〇〇周年記念 通巻一二〇〇号記念』(新潮社)に収められている川崎長太郎「ひかげ咲き」を読んだのだった。まさに「名短篇」の名にふさわしい短篇だった。

午後の遅い時間に、妻に頼まれ、灯油を調達しに出たはずだったが、そんな生活必需品はあとまわしにして、本屋に行ってしまう。「休日」と「外出」という条件が重なると、本を買いに行かずにはおれない。どうも優先順位の立て方がおかしい、とわかってはいるがコントロールができない。

川崎長太郎の文庫が先月出ていたはずなので、柿木畠のうつのみや本店に買いに行くことにする。いつも店前の駐車場に車を止めるのだが、今日は雪が降っていて駐車場の係のおじさんがいないので、そのままいつものスペースに止めさせてもらう。1階で別の購入予定本である諏訪哲史『偏愛蔵書室』(国書刊行会)を探すが見当たらない。他の大型書店には置いてなくて、うつのみやなら、と思ったが、ここにも置いてなかった。うう、残念。1階の隅にある国書刊行会スペース自体がなくなっていたのでむしろそのことのほうが残念。次に文庫を見に、エレベーターで2階へ。いろいろと見てまわって、お目当ての川崎長太郎『泡/裸木 川崎長太郎花街小説集』(講談社文芸文庫)と、その他に林望『増補 書藪巡歴』(ちくま文庫)と円城塔『バナナ剥きには最適の日々』(ハヤカワ文庫)も買うことにする。無論、3冊とも帯付である。『書藪巡歴』はどう考えてもおもしろそう。以前は新潮文庫に入っていたということだが知らなかったなあ。あと、ハヤカワ文庫のカバーデザインには垢抜けた感じがあって無視できないものがある。

c0213681_2345044.jpgこのあと、新竪に移ったらしいオヨヨ書林に行くつもりだったが、予定を変更して久しぶりにせせらぎさんに行ってみることにした。もう日は落ちている。店内に入っていき、せせらぎさんにご挨拶。何人かお客さんがいた。店内の棚の配置などが以前と少し変わっていて、前は入り口左のスペースにあった文庫棚が店内右奥にあった。その文庫棚で、未所持だった楠見朋彦『塚本邦雄の青春』(ウェッジ文庫)を見つける。500円だったが帯付だったので買うことにする。その横の外国文学棚には、『ユリイカ』のピンチョン特集号が300円であった。もう持っているので自制したが、昔なら買っていただろう。この中に収められているピンチョンがとある学生に宛てて書いた手紙(アフリカのホッテントット族に関する内容)はピンチョン関連の必読文献である。

さて、店内中央には以前はなかった本棚もあり、ペーパーバックとか古本関連本などが並べられていて、そこで古本アンテナが黒いハードカバーの本に反応した。取り出してみると、それは『書影でたどる関西の出版100 明治・大正・昭和の珍本稀書』(創元社)だった。ずっと前に善行堂で山本さんに見せてもらったことがあった。表紙が片側だけ貼り付けになっていて開きやすくなっているのだ。高価な本だから今まで購入できずにいた。やっぱり安くはないだろうなあと思って値札を見たら、予想を上回る安さに思わず「うおっ!」と驚きの小声を上げてしまった。したが、すぐにその理由がわかった。函欠ということもあるのだろうが、そういうことだったのかあ。ま、でも納得して購入することができた。ふんだんに掲載されている書影は見ていて飽きない。

帰り道、あやうく灯油を買い忘れるところだった。
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by anglophile | 2014-12-14 21:50 | 古本 | Comments(0)
2014年 09月 29日
『重力の虹』を買いに行く
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装丁が「帯が邪魔っ!」と思うくらいにかっこいい。グラシン紙を巻こうと思ったが、それじゃ表紙が見えなくなるからためらってしまう。上巻帯のV2ロケットのシルエットには「全米図書賞受賞作」とある。対して、下巻のそれには「ピューリッツァー賞受賞拒否作」とあってもうたまらない。惹句てんこもりの帯など珍しくないが、『重力の虹』にはこれくらいの過剰さがちょうどいい。
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by anglophile | 2014-09-29 23:51 | 読書 | Comments(0)
2013年 10月 17日
10月は古本強化月間?
c0213681_10313038.jpgラブロ片町の古本コーナーが3階に移動したらしいので偵察に行ってきた。2階のスペースよりは狭くなっていたが、本棚がコンパクトに並んでいて見やすくなっていた。新しい本も期待どおり補充されていた。驚いたのは奥の壁側の文庫棚に創元推理文庫がごっそり並べられていたこと。これらの文庫は、先日書いたとおり、加能屋さんの武蔵店に出ていたものだが、今回のスペース移動にあわせてこちらに品出しということになったのだろう。しかも、よく観察してみると、武蔵店には出ていなかったものがちらほらある。例えば、この前は5巻までしかなかったジュディス・メリル編『年刊SF傑作選6・7』が見つかった。これでめでたく全7巻が揃った。それにしてもこれだけ創元推理文庫が並んでいるのは壮観。カバーイラストを一冊一冊見ているだけで時間があっというまにすぎてしまう。クロフツ『マギル卿最後の旅』の真鍋博のイラスト(右の写真)なんてなかなかいいじゃない。汚れなんて気になりません。これ以外に、『ブラックウッド傑作選』『M・R・ジェイムズ傑作集』などももれなく買うことにして、次に他の棚も見て回る。すると、こちらにも補充された本がけっこう出ていて、もはや買い物かごが必要になってきた。後藤明生『笑いの方法』(福武文庫)梅崎春生『ボロ家の春秋 他五編』戸板康二『ハンカチの鼠』三浦哲郎『スペインの酒袋』田中小実昌『また横道にそれますが』(旺文社文庫)ホフマン/フロイト『砂男/無気味なもの 種村季弘コレクション』稲垣足穂『彼等(they)』福永武彦『内的獨白 堀辰雄の父、その他』(河出文庫)佐藤春夫『車塵集/ほるとがる文』(講談社文芸文庫)島村利正『妙高の秋』村川堅太郎訳註『エリュトゥラー海案内記』(中公文庫)フェルナンド・ペソア『ポルトガルの海 フェルナンド・ペソア詩選』(彩流社)500円、塚本邦雄/寺山修司『火と水の対話』(新書館)600円とけっこうな収穫があった。文庫は全部100円(1割引で90円)なので買わないという選択肢が思いつかない。『エリュトゥラー海案内記』は2年前だったかに改版が出ているが、こちらは背が肌色の元のやつ。高校時代に世界史でおぼえたこの用語にはちょっとした思い出があるのでぜひ読んでみたいと思っていた。
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by anglophile | 2013-10-17 18:52 | 古本 | Comments(0)
2013年 08月 06日
ちくま文庫のかたまり
夏バテ予防にブックオフへ。

レジ前に置かれたおなじみの赤い「本日入荷の商品」ラック。そう簡単にほしい本がいつもいつも並んでいるわけではない。が、今日はちがった! 古本レーダーが山吹色の分厚い文庫のかたまりを発見! あれはちくま文庫にちがいない!と小走りで近づいていくと、そのかたまりは『詳注版シャーロック・ホームズ全集』だった。ずっと前に第10巻だけ105円で見つけたことがあったので、今回も105円か!?と期待したが、残念ながら半額だった。数えてみたら、別巻を除く第1巻から第10巻までがあった。これだけまとまった形で遭遇する機会はなかなかないだろうから、思い切って全部買うことにする。この機会を逃したら今度いつ見つけられるかわからないしね。買う理由の半分はクラフト・エヴィング商會のカバーデザインにある。

帰ってきてからぱらぱらと目次などを見ていたら、訳者の一人に「伊村元道」とある。おや、この先生には大学の時に習ったことがある。文学畑の先生ではなかったから、翻訳をされていたとは知らなかった。すごく意外。

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by anglophile | 2013-08-06 23:59 | 古本 | Comments(6)
2013年 01月 25日
Faber Beckett
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by anglophile | 2013-01-25 11:17 | 読書 | Comments(0)
2013年 01月 14日
3連休の記録
<1月12日>
『みみずく古本市』をぱらぱら読む。「戦後、哲学科に入って分かったのは、日本の西欧学の御節料理のような主著主義だった。つまり、その時代に西欧の大古典とされた思想家の主著だけを読むのをカリキュラムにされる日常である。これは実に下らなかった。主著ぐらいは原典に即して明るくあるべきだし、時には暗記すべし。だが、それに終わってはダメ。雑書こそ発想源として親しめ。これが分かると、自分の生き方の方針が固まった。英文科に進んでも、その方針を自分で貫いた。書誌にもない雑書奇書のなかに玉と石とを分けてゆく眼を自分のリスクで養うこと。これが僕にとって最大の試練だし、これがまた実に心愉しい。」(363~364頁)という言葉にシビれた。さすがでございます。

午後、ブックオフへ。3連休はお決まりのセールをやっている。あんまり期待していなかったけど、澁澤龍彦『澁澤龍彦 西欧文芸批評集成』『澁澤龍彦 映画論集成』(河出文庫)高城高『函館水上警察』(創元推理文庫)ヴァージニア・ウルフ『オーランドー』(ちくま文庫)を2冊500円×2で購入することができた。

<1月13日>
Vintage から出ているラルフ・エリスンのカバーデザインが気になっている。すっきりしたデザインが好感触。衝動買いの誘惑に駆られる。

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<1月14日>
小雨は明日には雪に変わるかもしれない。午後から、石川県立美術館に「村田省蔵展」を見に行く。県立美術館に行くのは何年ぶりだろうか。もしかしたら今世紀初かも。村田省蔵という画家を知らなかったが、職場に貼ってあった展覧会のポスターを見て興味を持った。そのポスターには新潟県に見られるという稲架木(はさぎ)という木を描いた絵が使われていた。画家は近年この木をモチーフにした絵をたくさん描いている。真っ赤な夕陽に染まった稲架木を描いた「凛として」という一枚が印象に残った。

帰りに、買おうと思っていたウラジーミル・ナボコフ『ナボコフの文学講義(上)(下)』(河出文庫)モーリス・ブランショ『来るべき書物』(ちくま学芸文庫)フェルナンド・ペソア『新編 不穏の書、断章』(平凡社ライブラリー)をまとめ買い。4冊合わせると結構な金額になったので、妙な達成感があった。ついでに、古本でアラン・シリトー『見えない炎』(集英社)¥150も1冊買った。シリトーのこの本はちょっと珍しいみたい。
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by anglophile | 2013-01-14 22:04 | 古本 | Comments(0)
2013年 01月 11日
古本始め
<1月2日>
今年の始まりは緩やか。年明けのブックオフでは20%オフというビミョーなセールをやっていて、北町店などで、なんとなく上野顕太郎『星降る夜は千の眼を持つ』『夜は千の眼を持つ』(ビームコミックス)野田宇太郎『東京ハイカラ散歩』(ランティエ叢書)¥190などを買ったが、あんまりぱっとしなかった。じたばたせず、じっと機会を待つ。

<1月5日>
年末の大掃除でこしらえた段ボール12箱を実家に持っていく。帰ったついでに久しぶりにブックオフ七尾店に行ってみたが、ロレンス『死んだ男・てんとう虫』(新潮文庫)を1冊拾っただけでムネンの退散。せっかく部屋の本棚整理をして本を置くスペースがまたできたというのに! じたばたせず、じっと機会を待つ。

<1月8日>
結局じたばたと、ふたたび北町店と、あとついでに諸江店にも行ってみた。正月セールで多少生じたであろう棚の隙間に新たな本が置かれていることを期待して。店に入っていくと、レジ前の新入荷ラックに何冊か文庫本が並んでいる。その中から、今さらビートルズでもなかろうと思ったが、片岡義男訳『ビートルズ詩集2』(角川文庫)を拾う。カバーの状態が悪いのに、よく廃棄処分にならなかったものだ。次に単行本棚で、田中小実昌『香具師の旅』(泰流社)『文藝別冊 佐野洋子』(河出書房新社)宮本浩次『明日に向かって歩け!』(集英社)を見つける。『明日に向かって歩け!』が105円棚にあってびっくり。見つかる時は見つかるもんだなあ。古本の女神様が微笑みはじめた感じ。最後に、外国文学棚に行くと、見たことのない本がずらりと並んでいるのに気づいた。ビニールカバーの付いた「アメリカコラムニスト全集」というシリーズ。1週間前に来た時はなかったはずだから、ここ数日の間に新しく入荷したのだろう。そのうちの1冊を手に取って、巻末を見てみると、全部で19冊出ていたことがわかる。名前を知っている作家のも何冊か入っている。アメリカの雑誌に載ったコラムを集めたもののようだ。半額棚なのでどうしようか迷ったが、素通りするのはもったいない気がして、1冊だけポーリン・ケイル『今夜も映画で眠れない』(東京書籍)¥850を買うことにする。これは80年代後半の映画評集で、最近はあんまり映画を見なくなったけど、ここに取り上げられている80年代映画には見たものが多い。最初に取り上げられているのが『バック・トゥー・ザ・フューチャー』で、他にも、『ブルー・ベルベット』、『未来世紀ブラジル』、『プリティ・イン・ピンク』とか懐かしい! 買ったのは1冊だけだったけど、なんか得した気分になった。

<1月10日>
帰りにブックマーケットに寄って、内田百閒『サラサーテの盤』『旅順入城式』『冥途』『贋作吾輩は猫である』(福武文庫)小松英雄『徒然草抜書』(講談社学術文庫)ロナルド・ピアソール『シャーロック・ホームズの生れた家』(河出文庫)ヒラリー・ウォー『ながい眠り』(創元推理文庫)を買う。ヒラリー・ウォーのことはまったく知らないが、この創元推理文庫のカバーが気に入っていて全部集めてしまうことになった。7冊並べてみると、やっぱりいい感じ。

<1月11日>
あうん堂さんのHPを見たら、夏葉社の新刊『冬の本』が入荷しました、とあったので、大急ぎで車を走らせた。ネットで買うことはどれだけでもできるけど、実際に手に取ってみたい。お店に入っていくと、あうん堂さんがいらっしゃり、新年のご挨拶を申し上げる。しばし立ち話。年末に一箱メンバーで餅つき大会があったようだ。あと、今年の一箱古本市はこれまで通り3月スタートとのこと。さっそくお目当ての『冬の本』を見せていただく。新書を一回り大きしたほどのサイズ。和田誠の絵がいい。人へのプレゼントにもなりそうな雰囲気を持つ本だ。それ以外の本も見せていただき、田村義也『ゆの字ものがたり』(新宿書房)¥1800も合わせて買うことにした。帰り際に、あうん堂さんに「まっすぐに家に帰らないとだめだよ」と言われてしまったが、こっそり新刊書店で由良君美『みみずく古本市』(ちくま文庫)だけ買って帰ってきた。
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by anglophile | 2013-01-11 23:08 | 古本 | Comments(2)