2015年 08月 28日
8月最後の古本
・木々高太郎 『人生の阿呆』 (創元推理文庫) ¥35
・大原富枝 『アブラハムの幕舎』 (講談社文芸文庫) ¥35
・滝田ゆう 『滝田ゆうの昭和ながれ唄』 (旺文社文庫) ¥140
・植草甚一 『古本とジャズ』 (ランティエ叢書) ¥210
・竹本健治 『匣の中の失楽』 (講談社ノベルス) ¥175
・洲之内徹 『気まぐれ美術館』 (新潮文庫) ¥288
・エリアス・カネッティ 『眩暈』 (法政大学出版局) ¥100
[PR]

# by anglophile | 2015-08-28 23:22 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2015年 08月 27日
買わずにはいられない本
午後から駅西方面で仕事。終了後、ちょっと気になっていた『この作家この10冊』(本の雑誌社)をチェックしにビーンズへ。新刊棚にそれはあったが、立ち読みで済ませ、その代わりに一月遅れで入荷していた山田稔『天野さんの傘』(編集工房ノア)を迷わず購入した。少し遅れてでも、こういう本を並べてくれるのはうれしい。
[PR]

# by anglophile | 2015-08-27 23:32 | 読書 | Comments(0)
2015年 08月 24日
一箱古本市以後に買った古本
先週の日曜日は久しぶりに一箱古本市に参加。暑い一日だったが、テントを出していただくなどして、なんとか乗り切った。ありがとうございました。売れた本は20冊ほど。ちょっと消化不良。お盆最終日だったからか、金澤表参道は客足がまばらだった。買うほうでは、おろおろさんから貴重な『幻想文学』創刊号などが買えたのでよかった。

まだまだ暑い古本サマーなわけで、一箱以後も、実家に帰ったついでに七尾のブックオフに寄ったり、せせらぎさんに久しぶりに行ったりして本を買っている。

・蘭郁二郎 『火星の魔術師』 (国書刊行会、帯) ¥200
・鷲尾三郎 『過去からの狙撃者』 (カッパ・ノベルス) ¥108
・小谷野敦 『久米正雄伝』 (中央公論新社) ¥108
・アンナ・カヴァン 『あなたは誰?』 (文遊社) ¥1250
・丸谷才一 『快楽としてのミステリー』 (ちくま文庫) ¥100
・角田喜久雄 『妖棋伝』 (角川文庫) ¥108
・風間賢二編 『フランケンシュタインの子供』 (角川ホラー文庫) ¥108
・皆川博子/岡田嘉夫 『絵双紙妖綺譚 朱鱗の家』 (角川書店、帯) ¥108
・シオドア・スタージョン 『時間のかかる彫刻』 (創元推理文庫) ¥108
・長山靖生編 『海野十三 戦争小説傑作集』 (中公文庫) ¥108
・江戸川乱歩他 『五階の窓』 (春陽文庫) ¥108
・河野一郎編訳 『カポーティ短篇集』 (ちくま文庫) ¥108
・福島正実 『過去への電話』 (旺文社文庫) ¥150
・サルトル 『聖ジュネ(上)(下)』 (新潮文庫) ¥400
・『日本文学100年の名作 第9巻 1994-2003 アイロンのある風景』 (新潮文庫、帯) ¥300

余計な本は買わないようにしている。『久米正雄伝』は分厚い小谷野評伝の1冊。久米正雄についてはほとんど何も知らないが、あとがきを読んだだけで本編も読んでみたいと思わせるような文章。ちょっと前に読んだ『江藤淳と大江健三郎』もよかったし、他もおもしろいのに相違ない。『フランケンシュタインの子供』にはメルヴィルの短編「鐘塔(The Bell-Tower)」が収められているので個人的にはマストバイ。皆川博子の『朱鱗の家』は挿絵と文章が渾然一体となった本。文庫にもなっているが、この元版でしか得られないものがある。下の4冊が昨日せせらぎさんで買った文庫本。本のあふれるいい雰囲気の店内で心ゆくまで本の背表紙を追いかけた。
[PR]

# by anglophile | 2015-08-24 22:31 | 古本 | Comments(0)
2015年 08月 14日
古本サクセション
c0213681_22533087.jpgブックオフでお盆セールみたいなのがはじまったらしいのでやっぱ偵察に行きますよね。

・柴田元幸 『生半可版 英米小説演習』 (朝日文庫) ¥86
・室生犀星 『庭をつくる人』 (ウェッジ文庫) ¥368
・矢田津世子 『神楽坂/茶粥の記』 (講談社文芸文庫) ¥488
・常盤新平編訳 『ニューヨーカー・ノンフィクション』 (新書館) ¥86
・中井英夫 『月蝕領崩壊』 (立風書房) ¥86
・中井英夫 『流薔園変幻』 (立風書房) ¥86
・中井英夫 『金と泥の日々』 (大和書房) ¥160
・天沢退二郎 『闇の中のオレンジ』 (筑摩書房) ¥86
・松岡正剛 『間と世界劇場』 (春秋社) ¥200
・谷岡ヤスジ 『ヤスジのメッタメタガキ道講座』 (実業之日本社) ¥808

『生半可版 英米小説演習』は完全に見逃していた本。元版が1998年、この文庫が2年前の2013年発行。一種のブックガイドで、原文の一節を引用し、それに試訳をあて、そのあとに解説がつづくというスタイル。2007年から『English Journal』(アルク)に連載されている「英米小説最前線」の前身にあたる本といえる。「英米小説最前線」もぜひ単行本化されてほしいなあ。ちなみに、文庫版には大橋健三郎の「解説」が付されていて興味深い。『ニューヨーカー・ノンフィクション』は常盤新平ならではの本。これは旺文社文庫にも入っていたようだ。常盤新平の旺文社文庫は4冊所持しているが、それは持っていない。そのうち手に入れたいな。アマゾンでは安価で手に入るけど、実際に目にする機会をこそ待ちたい。中井英夫と天沢退二郎の本はブックオフの棚において異彩を放っていた。108円だった単行本はいまやほとんど200円化しているのに、なぜか4冊のうち3冊が108円だった。ラッキー度75%。最後の谷岡ヤスジの本はあんまり見かけないので買っておく。『天才の証明』はときどき見かけるのだけど。

いろいろと買えて楽しかった。あさっての日曜日に久しぶりに参加する金沢一箱古本市へのいい助走になった。売るほうの、というよりも買うほうの?
[PR]

# by anglophile | 2015-08-14 22:32 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2015年 08月 11日
二日連続古本
・高垣眸 『豹の眼』 (少年倶楽部文庫) ¥108
・江戸川乱歩他 『屍を 他6編』 (春陽文庫) ¥108
・殿山泰司 『JAMJAM日記』 (角川文庫、帯付き) ¥108
・植草甚一 『植草甚一ジャズ・エッセイ1』 (河出文庫) ¥108
・A・カルペンティエール 『この世の王国』 (サンリオ文庫) ¥108
[PR]

# by anglophile | 2015-08-11 23:32 | 古本 | Comments(0)
2015年 08月 10日
本棚整理が一段落し
わが古本生活は日常に戻りつつある。

・皆川博子 『彼方の微笑』 (創元推理文庫) ¥410
・松家仁之 『優雅なのかどうか、わからない』 (マガジンハウス、帯付き) ¥860
・田中清光 『大正詩展望』 (筑摩書房、帯付き) ¥200
・洲之内徹 『気まぐれ美術館』 (新潮文庫、帯付き) ¥200
・日夏耿之介 『風雪の中の対話』 (中公文庫) ¥200
・木山捷平 『大陸の細道』 (講談社文芸文庫、帯付き) ¥200
・木山捷平 『白兎/苦いお茶/無門庵』 (同上、帯付き) ¥400
・坪内祐三編 『戸川秋骨 人物肖像集』 (みすず書房、帯付き) ¥400

上の2冊はブックオフで。『彼方の微笑』は半額で買わせていただき光栄です。やっと見つけられたよ。たぶん今週末ぐらいに夏休みセールみたいなのがあるのだろうが、それまで待ってたらなくなっちゃうので即購入。『優雅なのかどうか、わからない』は松家さんの第3作。ミア・ファローの表紙がとてもいい。近いうちに読みますよ。残りの本は久しぶりに訪れた文圃閣で。『大正詩展望』はガレージ均一で。たぶん面白いはず。その他は店内で。ヤケがあったり、ちょっと汚れたりしているのもあったが、安いのでありがたく買わせていただいた。
[PR]

# by anglophile | 2015-08-10 22:53 | 古本 | Comments(0)
2015年 08月 02日
売る売るモード継続中
今日も文庫本と今度はCDも50枚ほど積んでブックオフに向かう。夕方だったが、日曜日なので買取客が多いらしく、1時間以上待つことになった。まわりに本があれば苦になりませんけどね。野々市店は買取を申し出ると、その日だけ使える100円券がもらえる。今だけなのか? 使わないともったいないと思ってしまうタイプなので、高島俊男『漱石の夏休み』(ちくま文庫)460円を文庫本半額棚に見つけて買うことにする。レジに持っていき、お金を払おうとしたら、100円券が有効なのは500円以上買った場合であることがわかり、ギョギョギョ! なんという巧妙な作戦であることか! ま、でも108円の本を1冊選べば済むことなので、文庫本108円棚へ。しばし棚を流し、高橋源一郎『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』(集英社文庫)があったのでこれにする。しばらくして番号が呼ばれて、買取カウンターへ。そこそこの値段だったのでよろし。それでも少し古めの本とかは買取できないものもあるのだな。
[PR]

# by anglophile | 2015-08-02 23:52 | 古本 | Comments(0)
2015年 07月 28日
汗だく本棚整理
『村上さんのところ』(新潮社)を読んでいたら、生きることが辛くなったという29歳の女性に村上さんが「あなたにとって身体を動かすことは、呼吸するのと同じくらい必要なことです。運動が嫌いなら、部屋の片付けだって、アイロンがけだって、お風呂の掃除だって、なんだってかまいません。集中して身体を動かしなさい」(70頁)とアドバイスしていたので、これに多少影響されもして、数日前から本の整理をはじめた。半年ほど前から何度目かの本棚パンク状態がつづいていて、いよいよどうにもならなくなってきていたところだった。生きることが辛くなくもない今日この頃だし、いいタイミングである。汗が噴き出る。たしかに「自分の身体と対話し」ている感じ。ブラボー!

処分する本を70冊ほどブックオフに持って行く。査定してもらう間、本を見る。ちょっと前まで半額棚にあった文庫が108円棚に何冊か見つかった。ちゃんとそういうふうに回してくれているところは優良店といえるだろう。

・EDI編 『少々自慢 この一冊』 (EDI) ¥108
・都筑道夫 『七十五羽の烏』 (光文社文庫) ¥108
・ロアルド・ダール 『キス・キス』 (早川書房) ¥108
・津原泰水 『ピカルディの薔薇』 (ちくま文庫) ¥108
・山田風太郎 『戦中派虫けら日記』 (ちくま文庫) ¥350
・マーガレット・ミラー 『悪意の糸』 (創元推理文庫) ¥108
・原田泰治 『ふるさとの詩 原田泰治の世界』 (朝日文庫) ¥108
・皆川博子 『開かせていただき光栄です』 (ハヤカワ文庫) ¥108
・高山宏 『近代文化史入門 超英文学講義』 (講談社学術文庫) ¥250

査定終了のアナウンスがあり、レジに行く。査定額は予想をかなり上回っていたのでちょっとびっくりした。ブックオフに売るのはアリだな。また来よう。
[PR]

# by anglophile | 2015-07-28 22:59 | 古本 | Comments(0)
2015年 07月 18日
今週の古本
・堀江敏幸 『本の音』 (中公文庫) ¥108
・長嶋有 『安全な妄想』 (平凡社) ¥108
・岡本喜八 『しどろもどろ』 (ちくま文庫) ¥108
・レイ・ブラッドベリ 『火星の笛吹き』 (同上) ¥108
・佐野衛 『書店の棚 本の気配』 (亜紀書房) ¥108
・カレン・テイ・ヤマシタ 『熱帯雨林の彼方へ』 (白水社) ¥108
・アレクサンドル・グリーン 『黄金の鎖』 (ハヤカワ文庫) ¥108
・サミュエル・R・ディレイニー 『アインシュタイン交点』 (同上) ¥108
・シャーウッド・アンダソン 『ワインズバーグ・オハイオ』 (講談社文芸文庫) ¥610
[PR]

# by anglophile | 2015-07-18 22:32 | 古本 | Comments(0)
2015年 07月 11日
Going global or what?
野々市のブックオフの単行本108円棚がいよいよ200円均一になりつつある。でもあんまり買うものがないので他の店に行ったりしている。

・金井美恵子 『昔のミセス』 (幻戯書房) ¥108
・皆川博子 『鳥少年』 (創元推理文庫) ¥108
・ミステリー文学資料館編 『甦る名探偵』 (光文社文庫) ¥108
・秋田魁新報社編 『福田豊四郎素描集』 (秋田魁新報社) ¥108
・東雅夫編 『伝奇ノ匣7 ゴシック名訳集成西洋伝奇物語』 (学研M文庫) ¥760

伝奇ノ匣シリーズはこれで5冊目。まだ先は長い。
[PR]

# by anglophile | 2015-07-11 09:51 | 古本 | Comments(0)
2015年 07月 04日
分厚い本
c0213681_21284326.jpg

ふっと魔がさして、『マルセル・シュオッブ全集』(国書刊行会)を買ってしまった。そこで、我が家の分厚い本を集めて記念撮影をし、ひとり悦に入る。函入りの本だけをと思ったが、函入り本自体あまり持っていないので、残りは同じくらいの大きさの単行本を並べてみた。ジャンルはバラバラでござる。まだ読みはじめるにはほど遠いが、中に挟まっていた栞をぱらぱらと。山尾悠子の文章に大いに刺激を受けた。この夏に読めればなあと思う。
[PR]

# by anglophile | 2015-07-04 22:38 | 読書 | Comments(0)
2015年 07月 02日
ここ最近の古本
・アップダイク 『カップルズ(上)』 (新潮文庫) ¥150
・酒井潔 『悪魔学大全Ⅰ・Ⅱ』 (学研M文庫) ¥1000
・井坂洋子 『ことばはホウキ星』 (ちくま文庫) ¥108
・赤瀬川原平 『トマソン大図鑑<空の巻>』 (同上) ¥108
・赤瀬川原平 『トマソン大図鑑<無の巻>』 (同上) ¥108
・アン・タイラー 『アクシデンタル・ツーリスト』 (早川書房) ¥108
・フランセス・イエイツ 『シェイクスピア最後の夢』 (同上) ¥108
・クラウス・マン 『メフィスト 出世物語』 (三修社) ¥200
・浅倉久志編訳 『すべてはイブからはじまった ユ-モア・スケッチブック』 (早川書房) ¥108
[PR]

# by anglophile | 2015-07-02 23:32 | 古本 | Comments(0)
2015年 06月 18日
余白への書き込み
c0213681_22123497.jpg

6月前半戦。買った古本のジャンルは色とりどり。小さい本たちは100~200円で購入。『買厄人九頭竜』は原作が石ノ森章太郎。おもしろくないわけがない。でもやっぱり顔はゴルゴになるのだな。『グアヴァ園は大騒ぎ』はキラン・デサイのデビュー作。とりあえずチェックしておきたい。『疒の歌』のタイトルを見て妻は爆笑していた。なにがそんなにおかしいのか。けっこういいタイトルだと思う。左の2冊は定価の半額で手に入った。『情報の歴史』は大変ユニークな本。あらゆることが詰め込まれたカラー刷りの年表が延々と続く。『考える人』は4月の発売時から買おうかどうか迷っていたもので、書店でも一度立ち読みした。そのときには読んでいなかった山本貴光と吉川浩満の対談「本の使い方」がおもしろかった。この中に「余白への書き込み」についての話があり、有名人や偉人たちの手沢本の写真が何枚か紹介されている。キューブリックのスティーヴン・キング『シャイニング』への書き込み、モンテーニュの自著『エセー』への書き込み、漱石の『ハムレット』への書き込みなど。で、その中に以前から見るたびにうっとりとしていた一枚が載っていた。下の写真である。
c0213681_0544072.jpg

いつだったかネットサーフィン中にこの写真と遭遇し、目が釘付けになった。誰のだろうと思って見ると、なんとソンタグの『フィネガンズ・ウェイク』への書き込みだとあった。「スーザン、やっぱあんたはすげえよ」と感動し、その後デスクトップの背景にこの写真を置いたりして、仕事に倦んだときなどに見ていたのだった。が、今回の『考える人』に載っている同じ写真の下には「ダニス・ローズによるジェイムズ・ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』への書き込み」とあってアレレレレ。どうやらこっちのほうが正しいようだ。「ダニス・ローズって誰だよ」と思わず横にいた妻に叫んでしまうが、無論、スルーされた。山本氏によると、ダニス・ローズはジョイスの研究者だった人物らしい。ま、そりゃそうだよな。でもずっと幻想に浸っていたかった。
[PR]

# by anglophile | 2015-06-18 18:43 | 古本 | Comments(0)
2015年 06月 01日
先週の古本を振り返る
c0213681_21211537.jpgぱっとしないまま月末となってしまった5月の古本修行。そのまま終わるのもアレだったので、先週1週間は積極的に攻めてみた。写真はその収穫の一部である。

<5月25日(月)>
最近気づいたのが、野々市ブックオフの本の一部に200円の値札シールが貼られるようになったこと。それほど多くはないが、単行本半額棚の方に何冊か見つかった。今のところ108円棚の方には変化はないが、今後108円が200円になっていくのかどうか。この日買ったのは、『アントニイ・バージェス選集② 時計じかけのオレンジ』、『同⑦-1 エンダビー氏の内側』、『同⑧ MF』(早川書房)の3冊(各200円)。持っているような気がしたが、こんなマイナーな外国文学本がブックオフにあったということに感動してついつい。

<5月27日(水)>
棚にほとんど変化なし。かろうじて、半額棚から下りてきたらしいJ.M.クッツェー『マイケル・K』(ちくま文庫)を拾う。これは先月岩波文庫で復刊されてます。原書も持ってるけどまだ読んでない作品。

<5月30日(土)>
心を解き放つため、思い切って南方遠征を試みる。まず小松のブックオフで単行本350円セールを漁る。せどらーの方々の漁り方がものすごくて度肝を抜かれた。ある人などはおそらく前日に棚の様子を写メっておいたのだろう、それをプリントアウトしたものを持ってきて、それを見ながら高く売れそうな本を抜いている。荒技にもほどがあるが、あまりにも堂々としており、開いた口がふさがらなかった。口を開けながら自分が買ったのは、アレクサンドル・グリーン『消えた太陽』(国書刊行会)、アン・ファディマン『本の愉しみ、書棚の悩み』(草思社)、皆川博子『皆川博子作品精華 伝奇時代小説編』(白泉社)、阿部和重/伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト』(文藝春秋)各350円の4冊。『キャプテンサンダーボルト』は阿部和重と伊坂幸太郎の合作小説。私が阿部の、妻が伊坂のファンなので、刊行当初より購入機会をうかがっていた。ついに入手!

小松からさらに南下して福井まで羽根をのばしてみた。数店まわったが、全体的にはいまいちだった。ただ、唯一ある店舗でなつかしい顔した一昔前の文庫をたくさん発見できたのがとても楽しかった。ここで買ったのが、上の写真にあるようなもの。モラヴィア『海辺のあいびき モラヴィア短篇集1』、山口瞳『世相講談(上)(下)』、殿山泰司『JAMJAM日記』、庄野英二『メルヘン諸島』(角川文庫)、小松左京『さらば幽霊 自選短編集』、P・セルー『鉄道大バザール(上)』(講談社文庫)、常盤新平『フランス風にさようなら』(旺文社文庫)、深沢七郎『流浪の手記』(徳間文庫)、サリンジャー『フラニーとズーイ』、アップダイク『カップルズ(下)』、ラッセル・ブラッドン『ウィンブルドン』(新潮文庫)、ウィル・ハリス『殺人詩篇』(ハヤカワ文庫)、東雅夫編『少女怪談』(学研M文庫)、『アイデア No.310 大特集:日本のタイポグラフィ 1995-2005』(2005年5月号、誠文堂新光社)などすべて108円。上巻とか下巻しかないのがあいかわらず謎である。

帰ってきてから、間髪入れず『キャプテンサンダーボルト』を読みはじめた。積んでおくと、先に読まれて結末などを言われてしまいそうなので。ちなみに、伊坂は読んだことがないが、冒頭部分は確実に阿部の文体である。

<5月31日(日)>
野々市のブックマーケットに行ってみると、閉店セールをやっていた。ついにここも閉店か。たしかにブックオフの一人勝ち状態ではある。本がすべて半額だったが、先週から始まっていたようで、棚にはだいぶ隙間が見られた。かろうじて比較的新しい文庫を手に入れられた。須賀敦子『塩一トンの読書』(河出文庫)¥150、土屋耕一『土屋耕一のガラクタ箱』(ちくま文庫)¥200、ヘレン・マクロイ『歌うダイアモンド』(創元推理文庫)¥300の3冊。
[PR]

# by anglophile | 2015-06-01 18:20 | 古本県外遠征 | Comments(4)
2015年 05月 24日
5月、ほそぼそとブックオフに通う
ここ一か月くらいで買った本のダイジェスト。先月はあまり買えなかったが、今月はさらに買えていない。ブログ更新も滞ってます。GW中はブックオフのセール(いつものだが)に期待してみたが、あまりパッとしなかった。セールがあってもほしい本がなければそれまでよ。でも冷静に考えると、これくらいのペースが正常なのだろう。

・廣津里香 『不可能な儀式』 (思潮社)
・佐多稲子 『樹々新緑』 (旺文社文庫)
・レオン・ザジイ/久生十蘭訳 『ジゴマ』 (中公文庫)
・荒俣宏編 『ラヴクラフト 恐怖の宇宙史』 (角川ホラー文庫)
・ジェラルド・ダレル 『虫とけものと家族たち』 (中公文庫) ¥448
・西崎憲編訳 『怪奇小説日和 黄金時代傑作選』 (ちくま文庫) ¥210
・矢口高雄 『蛍雪時代 全5巻』 (講談社文庫) ¥1800

廣津里香の本が詩集棚にはさまっていて、やはりブックオフも捨てたもんじゃない。これは詩集ではなく日記本。『虫とけものと家族たち』は去年復刊されて買い忘れていた本。なかなか楽しい本で、原文も読んでみたくなった。一番うれしかったのは矢口高雄の『蛍雪時代』。ずっと探していたもので、意外に見かけないと思う。実は、先月の「BOOK DAY とやま」で、どなたかがこの文庫版を出品されていて「おおーっ」と思ったが、値段がまっとうすぎて、帯は付いてたけど買えなかったということがあった。半額で買えれば十分と思っていたところだったのでこれで一件落着。
[PR]

# by anglophile | 2015-05-24 22:42 | 古本 | Comments(0)