2016年 07月 16日
今日の古本
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・ビアス『死の診断 ビアス怪奇短篇集』(角川文庫)
・ホフマン/フロイト『砂男/不気味なもの』(河出文庫)
・アンダソン『ワインズバーグ・オハイオ』(講談社文芸文庫)
・皆川博子『海賊女王(上)』(光文社文庫)
・皆川博子『散りしきる花 恋紅 第二部』(新潮文庫)
・安西水丸『手のひらのトークン』(新潮文庫)
・安西水丸『青山の青空』(新潮文庫)
・古井由吉『親』(平凡社)
・オンダーチェ『ビリー・ザ・キッド全仕事』(国書刊行会)¥960

ボーナスのようなものが出たので無双状態でブックオフをまわってみたが、さほどのものには出会えず。今日はこのくらいにしておいてやろう。オンダーチェ以外は108円。

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# by anglophile | 2016-07-16 21:33 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2016年 07月 03日
買わないで後悔するより買って後悔したい
昨日は駅西に行ってみた。まずブックオフ諸江店で、108円文庫棚からシンシア・アスキス他『淑やかな悪夢 英米女流怪談集』、レ・ファニュ他『恐怖の愉しみ(上)』、デ・ラ・メア他『恐怖の愉しみ(下)』(創元推理文庫)の3冊を買った。『恐怖の愉しみ』は上巻を新版で持っている。なので、下巻だけ買えば済むのだが、昨日見たのは背表紙に帆船マークの付いた旧デザインだったので、デザインが違えばそれはもう別の本なのだな。このあと北町店にも寄ってみたが、ここに関しては特記事項なし。行くだけストレスがたまるわ。これで帰ろうかと思ったが、あまりにもストレスフルなので、それを解消しにせせらぎさんに行くことにした。やはり定期的に行かないと。雨がぱらつきはじめていた。せせらぎさんの店内の雰囲気はいつ行っても癒されるなあ。スペースがゆったりしていて、本がほどよく溢れているのがいい。さて、奥の壁面棚を見ていたら、赤い背表紙が目についた。龜鳴屋の本だとすぐわかった。『稚兒殺し 倉田啓明譎作集』である。これは気になってはいたが定価が若干高くて買わずにいたらいつしか完売していた本。値段をちらと見ると定価よりちょっと高いくらい。ページ角折れがあるのが気になったのとそもそも金欠のはずだったことを思い出したが、皆川博子の「序」(旧字旧仮名で記されている)を読んだらもうそんなことはどうでもよくなったのでした。
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# by anglophile | 2016-07-03 22:55 | 古本 | Comments(0)
2016年 06月 27日
6月の読書と古本
慢性的な金欠のため、思うように新刊が買えないものの、国書から出たドーキー・アーカイヴの2冊は真っ先に買いに行った。デイヴィス『虚構の男』は、ある村に住む平凡な男の話が徐々にSFに発展していく摩訶不思議な展開。もう一方のサーバン『人形つくり』は現在ちょっと苦戦中。はたして読了できるかどうか。サーバンを中断して読んだ町田康『ギケイキ』はおもしろく読んだ。これは全4巻らしいが、完結するまで興味が続くかどうか。今月買った古本は可もなく不可もなく。

・シュルツ/ゴンブロヴィッチ 『現代東欧文学全集6 肉桂色の店/クレプシドラ・サナトリウム/コスモス』 (恒文社) ¥200
・カルヴィーノ 『レ・コスミコミケ』 (早川書房) ¥108
・連城三紀彦 『夜よ鼠たちのために』 (新潮文庫) ¥260
・連城三紀彦 『宵待草夜情』 (新潮文庫) ¥260
・安西水丸 『70パーセントの青空』 (角川文庫) ¥108
・安西水丸 『東京美女散歩』 (講談社) ¥960
・小松左京/かんべむさし編 『さようなら、ロビンソン・クルーソー』 (集英社文庫) ¥108
・湯川豊 『須賀敦子を読む』 (新潮文庫) ¥108
・池島信平/嶋中鵬二 『文壇よもやま話(上)(下)』 (中公文庫) ¥216
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# by anglophile | 2016-06-27 14:45 | 古本 | Comments(0)
2016年 05月 29日
先週から今週にかけて買った本
・伊藤整編 『百田宗治詩集』 (新潮文庫) ¥100
・マーガレット・ミラー 『見知らぬ者の墓』 (創元推理文庫) ¥460
・リチャード・ブローティガン 『チャイナタウンからの葉書』 (ちくま文庫) ¥410
・日下三蔵編 『怪奇探偵小説名作選(2)渡辺啓助集 地獄横丁』 (ちくま文庫) ¥710
・横溝正史 『金田一耕助のモノローグ』 (角川文庫) ¥108
・夢野久作 『ドグラ・マグラ(上)』 (講談社文庫) ¥108
・多和田葉子 『尼僧とキューピッドの弓』 (講談社文庫) ¥108
・水谷準 『殺人狂想曲』 (春陽文庫) ¥108
・レオノーレ・フライシャー 『天国から来たチャンピオン』 (ヘラルド出版) ¥108
・ダニエル・プール 『ディケンズの毛皮のコート/シャーロットの片思いの手紙』 (青土社) ¥108
・野村胡堂 『胡堂百話』 (中公文庫) ¥108
・泡坂妻夫 『ダイヤル7をまわす時』 (光文社文庫) ¥108

百田宗治だけ文圃閣で。それ以外はブックオフ。ブローティガンのちくま文庫は気づけば品切れで焦って探していた。日下三蔵編怪奇探偵小説シリーズのコンプリートはまだまだ先。『金田一耕助のモノローグ』はあんまり見かけたことがないので買ってみた。これはエッセイ集なのだな。ほほー、こういうのも入っていたんだ。講談社文庫の『ドグラ・マグラ』は初めて見たかも。黒背がいいな。『天国から来たチャンピオン』は同名映画のノベライゼーションもの。この映画は、むかし大学に入学したての頃にリスニング演習の授業で使われていた映画。字幕がないので苦労したが、懐かしい1本だ。

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# by anglophile | 2016-05-29 20:44 | 古本県外遠征 | Comments(4)
2016年 05月 14日
久しぶりに
明日の日曜日は一箱古本市に参加します。天気も良さそうなので楽しみです。どうぞよろしく。
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# by anglophile | 2016-05-14 00:03 | 一箱古本市 | Comments(0)
2016年 05月 03日
燻っている
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GWだが仕事が多め。今日も明日も明後日も仕事。自宅から半径30キロ圏外への脱出は失敗に終わりそう。以下は先週買った本。

・スティーヴン・キング 『書くことについて』 (小学館文庫)
・大村彦次郎 『東京の文人たち』 (ちくま文庫)
・ブラッドベリ 『ブラッドベリは歌う』 (サンリオSF文庫)
・宮本常一 『山に生きる人びと』 (河出文庫)
・宮本常一 『民俗のふるさと』 (河出文庫)
・ア・ハンドフル・オブ・ディクスン・カー

購入の機会を伺っていたディクスン・カーのハヤカワ文庫を大量に発見。ほとんど絶版なので、なかなか見つからないのだ。これだけ緑が並ぶと壮観。

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# by anglophile | 2016-05-03 23:25 | 古本 | Comments(0)
2016年 04月 21日
4月の古本
ブックオフ、ブックマーケット、せせらぎさんにて。

・ドリス・レッシング 『グランド・マザーズ』 (集英社文庫) ¥108
・増田俊也編 『肉体の鎮魂歌』 (新潮文庫) ¥108
・古川緑波 『ロッパ随筆 苦笑風呂』 (河出文庫) ¥108
・古川緑波 『ロッパ食談 完全版』 (河出文庫) ¥108
・東雅夫編 『幸田露伴集 怪談』 (ちくま文庫) ¥108
・『作家たちが読んだ 芥川龍之介』 (宝島社文庫) ¥108
・久生十蘭 『久生十蘭「従軍日記」』 (講談社文庫) ¥108
・コードウェイナー・スミス 『第81Q戦争』 (ハヤカワ文庫) ¥300
・車谷長吉 『錢金について』 (朝日文庫) ¥300
・東雅夫編 『赤江瀑名作選』 (学研M文庫) ¥700
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# by anglophile | 2016-04-21 22:17 | 古本 | Comments(0)
2016年 03月 30日
読書昼寝読書古本読書仕事昼寝
軽度の花粉症に悩まされる日々。軽い頭痛がするのはそのためか、それとも単に昼寝の時間が長すぎるからなのか。昨日今日と新年度に向けた仕事を少しだけ。新年度体制の発表は金曜日なので、明日まではのんびりできそうだ。では読書に勤しもうかとあれやこれやと手に取るが、何を読み始めても100ページほどで息切れ。まるで集中力が続かない。結局、オバQ(新装版)を読んだりしている。あまりにも軽すぎて体が宙に浮きそうだ。以下、ここ一週間ほどで買った古本。

・ガートルード・スタイン 『アリス・B・トクラスの自伝』 (筑摩書房) ¥530
・皆川博子 『影を買う店』 (河出書房新社) ¥960
・築添正生 『いまそかりし昔』 (りいぶる・とふん) ほぼ定価
・吉田健一 『英国に就て』 (ちくま学芸文庫) ¥108円
・玉木正之編 『彼らの奇蹟 傑作スポーツアンソロジー』 (新潮文庫) ¥108
・コッパード 『天来の美酒/消えちゃった』 (光文社古典新訳文庫) ¥108
・コンラッド 『闇の奥』 (光文社古典新訳文庫) ¥108
・早川義夫 『心が見えてくるまで』 (ちくま文庫) ¥108

ガートルード・スタインといえば何よりもまずアリス・B・トクラスでしょ。『影を買う店』は文庫になりそうな気配もあるがカバーデザインがあまりにもかっこいいので買った。もちろん日下三蔵編集である。『いまそかりし昔』は善行堂で買いそびれてしまった本。どうにかこうにか入手。コンラッドの『闇の奥』はペーパーバックで100ページほどだが、相当手強いので翻訳で読ませてもらいます。訳は『ブラッド・メリディアン』の黒原敏行氏。
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# by anglophile | 2016-03-30 23:02 | 古本 | Comments(0)
2016年 03月 22日
年度末でバタバタ
今年はこまめにブログを更新しようと思っていたのに、はや3月にして停滞気味。仕事の方は年度末で忙しくなくはないが、更新がままならないというほどではないから、結局ブログに対する気持ちの問題なんだろな。

相変わらず古本は買っている。この三連休は名古屋に行く用事もあり、不真面目路線継続中である。以下、いつもの如く。

・会田誠 『青春と変態』 (ちくま文庫) ¥108
・庄野英二 『ロッテルダムの灯』 (講談社文芸文庫) ¥108
・コードウェイナー・スミス 『シェイヨルという名の星』 (ハヤカワ文庫) ¥108
・木村毅 『大衆文学十六講』 (中公文庫) ¥100
・岩阪恵子 『雨のち雨?』 (新潮社) ¥200
・マルセル・シュウォッブ 『少年十字軍』 (王国社) ¥1260
・『世界文学全集 短篇コレクションⅠ』 (河出書房新社) ¥1130
・ミシェル・ウエルベック 『プラットフォーム』 (角川書店) ¥100
・連城三紀彦 『夜よ鼠たちのために』 (新潮文庫) ¥108
・日下三蔵編 『怪奇探偵小説名作選(8)日影丈吉集 かむなぎうた』 (ちくま文庫) ¥650
・ロバート・ブロック 『アーカム計画』 (創元推理文庫) ¥360
・諏訪哲史 『りすん』 (講談社文庫) ¥87
・原武史 『レッドアローとスターハウス』 (新潮文庫) ¥108
・大原富枝 『ベンガルの憂愁 岡倉天心とインド女流詩人』 (ウェッジ文庫) ¥108

コードウェイナー・スミスは最近知ったSF作家。ハヤカワ文庫から再編集されて出ることになっている「人類補完機構」シリーズ(全3巻)は買うつもりでいる。ちくま文庫の日下三蔵編集怪奇探偵小説シリーズは、久しぶりに未所持のものを手に入れられた。日影丈吉といえば、去年河出文庫から『日影丈吉傑作館』というのが出た。重複するものは数編しかないので、両方とも買って損はないはず。望むらくは、河出文庫からもう何冊か出るといいなと思うけど。
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# by anglophile | 2016-03-22 21:01 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2016年 02月 29日
2月最終日
週末より仕事が立て込んでいて稍寝不足。でもたぶんいつも寝不足。夕方から雪が降りはじめた。電波受信不良につき、スカパーが映らなかった。夕食後、用事がてらブックオフへ。雪が降っていてもブックオフには客はいるものだな。こんな日にブックオフに足を運ぶ物好きは自分だけだと思っていたが。『パリ 都市の詩学』(河出書房新社)という大型本を200円で買う。海野弘が文章を担当している。
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# by anglophile | 2016-02-29 22:35 | 古本 | Comments(0)
2016年 02月 28日
今日の108円
・野坂昭如 『野坂昭如ルネサンス⑤ とむらい師たち』 (岩波現代文庫)
・フィリップ・K・ディック 『ブレードランナー』 (ハヤカワ文庫)
・谷沢永一 『紙つぶて【完全版】』 (PHP文庫)
・室生犀星 『深夜の人/結婚者の手記』(講談社文芸文庫)
・穂村弘 『整形前夜』 (講談社文庫)
・松浦寿輝 『青天有月』 (思潮社)

300円以下を基準にちまちまと集めていた「野坂昭如ルネサンス」がこれで全7冊揃った。ある種の達成感あり。

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# by anglophile | 2016-02-28 20:29 | 古本 | Comments(0)
2016年 02月 24日
講談社文芸文庫ワイド
講談社文芸文庫の野呂邦暢『草のつるぎ/一滴の夏 野呂邦暢作品集』はすでに絶版のようだが、来月「講談社文芸文庫ワイド」という新シリーズで復刊される。「ワイド」なので、版型と文字が少し大きくなるらしい。書影が出ていたが、通常の文芸文庫とかなり雰囲気がちがうなあ。価格は抑えられているようだが。
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# by anglophile | 2016-02-24 20:23 | 読書 | Comments(0)
2016年 02月 19日
ラストオーダー
仕事の山を一つ越えたので、帰りにブックオフへ。グレアム・スウィフト『ラストオーダー』(中央公論社)を200円ではなくて108円で買う。この小説は、『最後の注文』と題名が和風になって新潮クレスト・ブックスからも出ている。訳者は同じだけど、少し手直しとかされてるのかな。
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# by anglophile | 2016-02-19 23:00 | 古本 | Comments(0)
2016年 02月 16日
古本番組
荻原魚雷さんを特集したスカパー番組を見た。『活字と自活』に載っていた写真で目にしていた古本風景。倉庫用としてもう一部屋借りているというのもしかしすごい話だ。汗牛充棟、本の量は我が部屋の比ではなかった。でも、うちもそろそろもう一部屋必要になってきたかも。番組は妻も一緒に見ていたが、パラフィンをかけたり、値札を剥がしているシーンで、私が日常的に同じことをしているからだろう、クスクス笑っていた。古本屋の映像としては、都丸書店や音羽館が映っていたかな。京都の映像もあった。シリーズ化してほしいと思った。さて、今日は久しぶりに行ったあっち側のブックマーケットで香山滋『ゴジラ』(ちくま文庫)を買った。450円也。
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# by anglophile | 2016-02-16 21:38 | 古本 | Comments(0)
2016年 02月 14日
Narrative Gems 003: Roberto Bolaño, '2666'
The first time that Jean-Claude Pelletier read Benno von Archimboldi was Christmas 1980, in Paris, when he was nineteen years old and studying German literature. The book in question was D'Arsonval. The young Pelletier didn't realize at the time that the novel was part of trilogy (made up of the English-themed The Garden and the Polish-themed The Leather Mask, together with the clearly French-themed D'Arsonval), but this ignorance or lapse or bibliographical lacuna, attributable only to his extreme youth, did nothing to diminish the wonder and admiration that the novel stirred in him.

From that day on (or from the early morning hours when he concluded his maiden reading) he became an enthusiastic Archimboldian and set out on a quest to find more works by the author. This was no easy task. Getting hold of books by Benno von Archimboldi in the 1980s, even in Paris, was an effort not lacking in all kinds of difficulties. Almost no reference to Archimboldi could be found in the university's German department. Pelletier's professors had never heard of him. One said he thought he recognized the name. Ten minutes later, to Pelletier's outrage (and horror), he realized that the person his professor had in mind was the Italian painter, regarding whom he soon revealed himself to equally ignorant.

Pelletier wrote to the Hamburg publishing house that had published D'Arsonval and received no response. He also scoured the few German bookstores he could find in Paris. The name Archimboldi appeared in a dictionary of German literature and in a Belgian magazine devoted --- whether as a joke or seriously, he never knew --- to the literature of Prussia. In 1981, he made a trip to Bavaria with three friends from the German department, and there, in a little bookstore in Munich, on Voralmstrasse, he found two other books: the slim volume titled Mitzi's Treasure, less than one hundred pages long, and the aforementioned English novel, The Garden.

Reading these two novels only reinforced the opinion he'd already formed of Archimboldi. In 1983, at the age of twenty-two, he undertook the task of translating D'Arsonval. No one asked him to do it. At the time, there was no French publishing house interested in publishing the German author with the funny name. Essentially, Pelletier set out to translate the book because he liked it, and because he enjoyed the work, although it also occurred to him that he could submit translation, prefaced with a study of the Archimboldi oeuvre, as his thesis, and --- why not? --- as the foundation of his future dissertation.

He completed the final draft of the translation in 1984, and a Paris publishing house, after some inconclusive and contradictory readings, accepted it and published Archimboldi. Though the novel seemed destined from the start not to sell more than a thousand copies, the first printing of three thousand was exhausted after a couple of contradictory, positive, even effusive reviews, opening the door for the second, third, and fourth printings.

By then Pelletier had read fifteen books by the German writer, translated two others, and was regarded almost universally as the preeminent authority on Benno von Archimboldi across the length and breadth of France.
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# by anglophile | 2016-02-14 23:38 | Narrative Gems | Comments(0)