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2015年 04月 28日
第4回 BOOK DAY とやま
日曜日は「BOOK DAY とやま」に行ってきた。一箱古本市だけでなく、いろんな企画があって楽しかった。カレーを食べれなかったのはちょっと残念だったが。今回の場所は人通りの多いグランドプラザ。はじめ市民プラザ前に向かおうとしていて、なんかおかしいことに気づいて、あわててグランドプラザに向かったのだった。9時半過ぎに到着。全体の配置が以前とはちがっていて、店主が対面する形になっていた。顔なじみの方々が多く出店されていた。プロの古本屋さんのコーナーも同じグランドプラザであり、一箱スペースと半分半分ぐらいの感じだったか。受付で上関さんにご挨拶してから、ちゃちゃっと準備を済ます。そのあと、開始時間そっちのけで、気になってしかたがないプロの古本屋さんのコーナーを見に行く。今回は東京や京都の名の知られた古本屋さんがいつもより多く出店されていた。どのワゴンもさすがといった品揃えで、彼我の差にめまいを感じた。

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ブックエンドのシブい漫画コーナーは垂涎の的だった。『つげ義春初期短篇集』(幻燈社)は最後まで迷った一冊。5000円という値段は絶妙で、決して高くはなかったのだが、決心つかず見送ってしまった。うーん、今でも迷っている。でも実物を見ることができて勉強になりました。

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一箱がはじまってからも、タイミングを見計らって何度となくこの古本屋コーナーに足を運んだ。買った本は以下の通り。

・ナボコフ 『透明な対象』 (国書刊行会) ¥500
・ナボコフ 『ヨーロッパ文学講義』 (TBSブリタニカ) ¥100
・川崎長太郎 『つゆ草』 (文藝春秋) ¥100
・石牟礼道子/多田富雄 『言魂』 (藤原書店) ¥100
・榎本了壱 『東京モンスターランド』 (晶文社) ¥100
・牛山隆信/栗原景 『秘境駅』 (メディアファクトリー) ¥300
・牛山隆信/栗原景 『秘境駅Ⅱ』 (メディアファクトリー) ¥300

『透明な対象』はコンコ堂のワゴンで。ナボコフが500円というのはまちがいなく安い。コンコ堂のコーナーには他にもほしい本が何冊もあったが、あまりにも安いのでなんだか逆に気が引けてこの1冊だけにしたのだが。100円本4冊は富山の古本屋さんコーナーで。これまたナボコフの『ヨーロッパ文学講義』は線引きがかなりあったが100円はうれしい。『秘境駅』の2冊は最後まで残っていたようなので買うことにした。

そうだ、売りに来たのだった。一箱古本市の方は、まあまあの売り上げに満足。3冊500円コーナーを今回も準備してみたが、前日につくった即席箱はどことなく中途半端な感じで反省。そっちよりもメインコーナーの方が売れ行きがよかったかも。『悪の華』を買って行かれた年配のご婦人が印象に残っている。内容が内容なだけに、まさか女性客に買ってもらえるとは予想していなかった。

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売れた本(3冊500円コーナーを除く)は以下の通り。

・森英俊/野村宏平 『乱歩の選んだベスト・ホラー』 (ちくま文庫)
・町田康 『告白』 (中公文庫)
・高野文子 『棒がいっぽん』 (マガジンハウス)
・荒川洋治編 『名短篇』 (新潮社)
・植草甚一 『ミステリの原稿は夜中に徹夜で書こう』 (双葉文庫)
・斎藤環 『戦闘美少女の精神分析』 (ちくま文庫)
・小林信彦編 『横溝正史読本』 (角川文庫)
・高野慎三 『つげ義春を旅する』 (ちくま文庫)
・ガルシア=マルケス 『百年の孤独』 (新潮社)
・岡崎英生/上村一夫 『悪の華』 (まんだらけ出版部)
・高原英理編 『リテラリーゴシック・イン・ジャパン:文学的ゴシック作品選』 (ちくま文庫)
・ロバート・F・ヤング 『ジョナサンと宇宙クジラ』 (ハヤカワ文庫)
・ラヴクラフト 『ラヴクラフト全集(4)(5)(別巻上)(別巻下)』 (創元推理文庫)
・三浦しをん 『舟を編む』 (光文社)
・ミステリー文学資料館編 『古書ミステリー倶楽部』 (光文社文庫)
・開高健 『一言半句の戦場』 (集英社)
・田中小実昌 『田中小実昌作品集③ いろはにぽえむ』 (現代教養文庫)
・堀江敏幸 『バン・マリーへの手紙』 (岩波書店)
・堀江敏幸 『時計まわりで迂回すること 回送電車V』 (中央公論社)
・村上春樹/佐々木マキ 『ふしぎな図書館』 (講談社)
・武田花 『犬の足あと猫のひげ』 (中公文庫)
・種村季弘編 『ドイツ怪談集』 (河出文庫)
・ボルヘス 『幻獣辞典』 (晶文社)
・横山秀夫 『64』 (文藝春秋)
・伊藤計劃 『cinematrix 伊藤計劃映画時評集1』 (ハヤカワ文庫)
・伊藤計劃 『Running pictures 伊藤計劃映画時評集2』 (ハヤカワ文庫)
・由良君美 『椿説泰西浪曼派文学談義』 (平凡社ライブラリー)
・水村美苗 『日本語が亡びるとき』 (筑摩書房)

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by anglophile | 2015-04-28 23:55 | 一箱古本市 | Comments(0)
2015年 04月 23日
【第4回 BOOK DAY とやま】出品本
新しい車に買い替えてひと月。前の車は15年近く乗った。車にはほとんど無頓着だったはずなのに、ディーラーでもらったカタログに載っていた一枚の写真に一目惚れし、財布のひもの握り主に無理言って購入を許可してもらった。おかげで、これまでただ本のことだけを考えてブックオフに行っていたのが、しばらくは車に乗ること自体が楽しみになりそう。

さて、今週の日曜日は4回目となる「BOOK DAY とやま」が開かれる。幸い仕事は入らず、参加できることになったが、今週はヘロヘロ状態がつづき、準備もままならない。前回は不本意な品揃えだったので、今回は箱内容を一新したいところだが、どこまでできるか。以下、収納ケースに入った出品本の一部です。
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by anglophile | 2015-04-23 23:03 | 一箱古本市 | Comments(0)
2015年 04月 19日
チェリビダッケとジミー・ペイジは少しだけ似ている
新年度が始まり忙しく、まあ仕事は今のところ順調なのだけれど、その代わり今月はあまり平日の仕事帰りにブックオフに行けていない。だから本もあまり買っていなかった。しかし今日ひさしぶりに行ったブックオフは大当たりだった。まずは108円棚より。

・色川武大 『虫喰仙次』 (福武文庫)
・阿佐田哲也 『次郎長放浪記』 (中公文庫)
・星野道夫 『長い旅の途上』 (文春文庫)
・丸谷才一 『腹を抱へる 丸谷才一エッセイ傑作選1』 (同上)
・青山二郎 『鎌倉文士骨董奇譚』 (講談社文芸文庫)
・吉田健一 『私の食物誌』 (中央公論社)
・常盤新平 『東京の小さな喫茶店』 (世界文化社)
・杉浦康平 『かたち誕生 図像のコスモロジー』 (NHK出版)

『次郎長放浪記』の解説は丸谷才一。「色川武大=阿佐田哲也の全作品のなかでとりわけわたしの愛惜する本である」とあったら買ってしまう。その丸谷才一の『腹を抱へる』は出たばかりなのに108円だったのでラッキー。『鎌倉文士骨董奇譚』は時代小説の棚にあった。『私の食物誌』は函入りの元版。で、ここまでは普通の展開。大当たりだったのは半額単行本コーナー。

・堀江敏幸 『余りの風』 (みすず書房) ¥1360
・堀江敏幸 『子午線を求めて』 (思潮社) ¥1260
・堀江敏幸 『振り子で言葉を探るように』 (毎日新聞社) ¥1460
・北原尚彦/西崎憲編 『ドイル傑作選Ⅰ ミステリー編』 (翔泳社) ¥1310
・北原尚彦/西崎憲編 『ドイル傑作選Ⅱ ホラー・SF編』 (同上) ¥1310
・ロレンス・ダレル 『アレクサンドリア四重奏Ⅰ ジュスティーヌ』 (河出書房新社) ¥1260
・ロレンス・ダレル 『アレクサンドリア四重奏Ⅱ バルタザール』 (同上) ¥1260
・ロレンス・ダレル 『アレクサンドリア四重奏Ⅲ マウントオリーブ』 (同上) ¥1360
・ロレンス・ダレル 『アレクサンドリア四重奏Ⅳ クレア』 (同上) ¥1260

これらは半額のままなら手が出ないが、なんと「半額単行本が350円」という大盤振る舞いセールをやっていたのだ! 手元に置いておきたかった本が運良く何冊も手に入りほくほくだった。全部帯も付いているので文句なしの収穫。ところで、最近ブックオフは帯を残すようになったが、なぜだろう。
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by anglophile | 2015-04-19 22:12 | 古本 | Comments(0)