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2013年 08月 31日
久々のセール
昨日の金曜日の記録。勤務時間終了直前(便宜上そういうことにしておく)、高岡のブックオフで「文庫2冊500円、単行本2冊1200円(以下略)セール」をやっているという情報を傍受した。セールは日曜日までやっているようだが、この土日は仕事があるので「行くなら今日でしょ」と勝手に納得してしまった。記憶している限り、ブックオフでこの種のセールはしばらくやっておらず、最近は「全品20%オフ」ばっかだった。2日前にも福野アミューに行っているので、まさかの1週間で2回の富山県遠征。しかも平日に。あんた何やっとんねん、と自分にツッコミを入れる間もなく、さっそく車を走らせる。いい本があることをただただ祈るのみ。徒労に終わることももちろん覚悟して。

今回はさすがに7時半までには戻れそうになかったので、妻に「8時すぎに帰る」というメールを送る。「えーっ」という返信がすかさず返ってきたが、あまり気にしないことにする。高岡まで行くのは久しぶりだったので、砺波から能越自動車道に入ったあと、高岡ICで下りなければならないのに、なんとなくスルーして高岡北ICで下りてしもうた。推定10分の時間ロス。もったいない。高岡西店に着く頃にはもう外は真っ暗。店内には平日だからかそれほど客がいなかった。あんまり時間がないので半額棚を中心に見ていった。

<文庫2冊で500円>
・種村季弘 『偽書作家列伝』 (学研M文庫)
・森銑三 『新編 物いう小箱』 (講談社文芸文庫)
・内村剛介 『生き急ぐ スターリン獄の日本人』 (同上)
・江戸川乱歩 『乱歩打明け話』 (河出文庫)
・江戸川乱歩 『変身願望』 (同上)
・江戸川乱歩 『群集の中のロビンソン』 (同上)
・江戸川乱歩 『クリスティーに脱帽』 (同上)
・澁澤龍彦責任編集 『血と薔薇コレクション1~3』 (同上)
・森英俊/野村宏平 『乱歩の選んだベスト・ホラー』 (ちくま文庫)
・高山宏 『殺す・集める・読む 推理小説特殊講義』 (創元ライブラリ)

<その他>
・小池一夫/上村一夫 『修羅雪姫 復活之章(上)(下)』 (小池書院) ¥1200
・ルー・リード 『ニューヨーク・ストーリー ルー・リード詩集』 (河出書房新社) ¥105

単行本棚にはめぼしいものがなかったが、文庫の方はなかなか充実していた。これだけ濃い本が買えれば、来た甲斐があったというもの。森銑三の文芸文庫はいつのまにか絶版になっていて買い逃していた。高山宏の文庫も最近になってこんなのが出ていたことを知ったのだが、こんなに早く手に入るとは予想していなかった。この2冊はセールでなくても買ってますね。あと、105円棚にあったルー・リードの詩集は掘り出し物。20年前に出た本で、カバーもページも真っ黒け。造本でいうと、色は違うけど、ブランショ『書物の不在』(月曜社)の真っ赤なページを思い出す。

このあと鐘紡店の方にも足を運んだが、ここは残念ながら空振り。でも、十分満たされて帰ってきた。
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by anglophile | 2013-08-31 23:48 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2013年 08月 28日
福野アミューの古本市
暮れなずむ晩夏の空を見ていた勤務時間終了直前、富山の福野アミューで恒例の古本市が今日からはじまっているという情報を入手しパチンと目が覚めた。この古本市には4、5年前に一度行ったことがあった。そのときはどこにでもありそうな文庫本を1冊買うに終わってしまい、なんだかなあとブツブツ言いながら帰ってきたのだったが、今思い返すと、「なんだかなあ」なのはこちらの古本探知能力(推定レベル2)だったことに気づく。そのときの徒労感が尾を引いて、それ以来、定期的に古本市が催されているのは知っていたが、足を運ぶのをためらっていたのだ。なのに、今日は無性に行きたくなってしまったのだから古本心はよくわからない。古本スイッチがいったんカチッと入ってしまったら、古本を買うまではスイッチがオフにならないので、これはもう行くしかありません。高岡や富山だったら遠くてさすがに車を走らせる気力はないが、福野だったら高速の小矢部ICを下りてちょっと行ったところだから、妻に怪しまれない時間に行って帰ってこれる距離だ。己の身の不自由さをかこちながらも、今ある状況下でできるかぎりのことをすればいいじゃないかと自分を励ましていざ出陣。はたして今回はいかに。

c0213681_232995.jpg福野アミューは中型のショッピングセンターみたいなところ。正面入り口を入っていくと、すぐ目の前の催事スペースで古本市が展開されていた。オヨヨさんの「古本300円均一」が目をひく。今回の出店はオヨヨ書林、加能屋書店、アテネ堂古書店、上関文庫、宝の本、一誠堂能瀬書店だったかな。北陸3県にまたがっている。わくわくしながらオヨヨさんの均一から見ていく。ある特定の作家の本がいろいろとかたまって出されていた。奥の方には、オヨヨさんの「特選コーナー」みたいなのがあって、500円~2000円ぐらいの本が出ていた。そこからマルグリット・ユルスナール『ピラネージの黒い脳髄』(白水社)1000円を買うことにする。ユルスナールもいろいろ読んでみたいと思っているけど、なかなか見つからない。この本は小説ではなく評論集。ピラネージの図版がたくさん入っていて見入ってしまう。時がたつのを忘れそうになるが、そうなると帰宅時間がまずいことになるので時間は気にしています。次に加能屋さんとアテネ堂のワゴンを見ていく。脇目もふらずに本の背を見ていたら、とつぜん声をかけられた。なんと古本よあけさんだった。魚津から仕事を終えて来られたとのこと。びっくりしました。よあけさんもびっくりされていた。ほんとはもっとゆっくり話したかったのだけど、時間制限があるので、少しお話ししてから、よあけさんも私も探索を再開。アテネ堂の棚からは前からほしかった矢内原伊作編『辻まことの世界』『続・辻まことの世界』(みすず書房)各500円を買うことにする。カバーのヤケが強かったけど、この値段ならためらわない。次に一誠堂ワゴンで、見たことのない内田良平『みんな笑ってる』(河出文庫)200円を手に取ってみた。カバーのイラストがいい。この人は俳優らしいが、自分は知らなかった。

c0213681_23255100.jpgこの時点で、残る古本スペースは3分の1。最後にレジの横から裏側にあるワゴンを見ていき、このときになってはじめて上関さんが出店されていることを知った。文芸関係のほかに、釣り関係の本や絵本・漫画もあっただろうか。文芸書を中心に見ていくと、まず飯吉光夫編訳『ヴァルザーの詩と小品』(みすず書房)1200円を見つける。毎度おなじみ「大人の本棚」シリーズ。ほしかった本が半額ならば買わないわけにはいかない。ヴァルザーはここ数年作品集がいろいろと出ていて、ちょっと気になっている作家。これで十分と思ったが、あっちの棚に行って、もう1回上関さんのワゴンに戻って見落としはないかとチェックしたら、題名の書かれていないボール紙の函に入っている本があって、なんだろうと思って抜いてみたら杉山平一『声を限りに』(思潮社)800円だった。これも買うことにする。あと、ほんとは写真右側に映っている吉増剛造の2冊のエッセイ集もほしかったが、買いすぎを気にして控えることにした。

ずいぶんと買ってしまったが、納得いく本がこんなに買えるとは思っていなかったので大満足。来た甲斐がありました。よあけさんに挨拶をして、店を出たのが7時ちょっと前。制限時間ギリギリの古本行脚となった。この古本市は9月3日までの開催だそうです。
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by anglophile | 2013-08-28 22:59 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2013年 08月 20日
今日も古本買ってます。
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ちょっと用事みたいなのがあって昼に香林坊へ。で、片町のラブロにも寄ってきた。1ヶ月ぶりくらいか? これだけ充電期間をとれば、さすがにある程度の補充は見込めるだろう、と期待して。全体的に本の量が増えていた気がする。加能屋さんの方の文庫棚にけっこう補充跡が見られた。岩波文庫が多く、そのほか背が肌色の中公文庫とかのけっこういい本が並んでいた。ダブリもあるような気がしたが、ま、100円だから買っておく。中井英夫のこんな河出文庫があったのだなあ。これが今日の一番の収穫!
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by anglophile | 2013-08-20 20:09 | 古本 | Comments(0)
2013年 08月 18日
お盆も古本買ってます。
<8月11日(日)>
マックスバリュー隣接のブックオフへ。105円文庫棚で徳川夢声『徳川夢声の問答有用3』(朝日文庫)を見つける。これで文庫版の3冊が揃った。漫画棚を見に行くと、前からあったような気がするふくしま政美『聖マッスル 上・下』(ゴマブックス)¥1900が目に付いた。買う。筋肉描写がものすごいのな、これ。巨人王は男塾の江田島平八に似ているような。巻末に著者インタビューあり。

<8月12日(月)>
野々市のブックマーケットを偵察。新入荷半額棚にピーター・ディキンスン『生ける屍』(ちくま文庫)ル=グウィン『コンパス・ローズ』(ちくま文庫)があった。ここはときどき出たばかりの新刊が帯付きで並んでいることがある。帯を捨てずに残しておいてくれるこの店はありがたい。さらに、さほど期待はしていない105円棚でチャールズ・ラム『エリア随筆抄』(みすず書房)を見つける。「大人の本棚」の一冊。帯はなかったが、まさかの105円に喜ぶこと小雀の如し。お盆期間中だからなのか、カード会員は10%引きになった。

<8月16日(金)>
c0213681_156815.jpgちょっと実家方面に行く用があり、その帰り、山猫文庫に寄ることを思いついた。ちょうど昼すぎだったので昼食も兼ねて。久しぶりの訪問。キャベツとアンチョビのパスタを注文し、料理が運ばれてくるまで、食欲増進のために本棚を眺めて楽しむ。普通の古本屋とくらべると、決して本の量は多くはないが、いい本がたくさんあって、ついつい棚を食い入るように見てしまう。そうこうしていると、前菜のサラダがやってきた。なんかコリコリした食感の柿に似た野菜が入っていたので、これは何でしょうかと訊くと、「コリンキーです」と奥さんが教えてくれた。これはけっこう好きだな。道の駅でも販売しているらしい。ほどなくして、パスタもできあがり、おいしくいただく。腹が満たされたので、買うことに決めておいた松下竜一『ゆう子抄 恋と芝居の日々』(講談社)¥600と西江雅之『異郷の景色』(晶文社)¥600もあわせて清算してもらう。松下竜一の本がほかにも5、6冊並んでいた。この人はいろんな人物に題材をとって本を書いているのでびっくりさせられる。『ゆう子抄』には署名と落款が入っていた。なかなかの達筆だが、「竜一」が「真一」に見えてしまう。

<8月17日(土)>
ふたたび野々市のブックマーケットを偵察。何回行っとんねんと云われても行くのである。行ってしまうのである。レジ前の新入荷ラックをチェックしてみたら、森敦『浄土』『われもまた おくのほそ道』『酩酊船 森敦初期作品集』(講談社文芸文庫)があったのでまとめて買うことにする。ちょっと欲張りすぎたか。この日も「カード会員は10%引き」が継続中で、各570円くらいになった。そのあと、野々市のブックオフにも行ってみる。すでにお盆のなんとかセールは終わっていて、なんの期待も抱かず、惰性で行ってしまう。ところが、これまた赤い新入荷ラックにギラッと輝く分厚い東雅夫編『伝奇ノ匣3 芥川龍之介妖怪文学館』(学研M文庫)¥800を見つけた。探していれば見つかるものだなあ。これでこのシリーズ最初の3冊が集まったが、問題はこれ以降の巻である。
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by anglophile | 2013-08-18 19:08 | 古本 | Comments(0)
2013年 08月 10日
東京の古本まつり②
東京滞在2日目。午前8時過ぎにホテルを出て、まだ開店していない古本屋の前を指をくわえて通り過ぎる。もったいないなあ、せっかく神保町に宿を取ったのに。でもまあ、出張先が市ヶ谷なので、神保町からは近くて便利でしょ、と自分に言い聞かせた。仕事の方は地味な講義だったが、得るものは多かった。講師の方は著名なアメリカ文学の翻訳家で、某著書から推測するに怖い人かなあと思っていたが、その話しぶりからするとなかなか温厚な方のようだった。読んだ英文のなかに Zadie Smith のエッセイがあって、これがとてもいい文章だった。名前しか知らなかったこの作家に興味を持つことができただけでも収穫。新潮クレストブックスから翻訳も出ていたのだなあ。今後チェックしなければ。

c0213681_20581712.jpgさて、仕事が終わり、あとは残り時間を利用して見聞を広めることとしよう。まず、高田馬場のBIGBOXへ。事前の即売展情報によって、ここで今日から「古書感謝市」が始まっている。前にも一度来たことがあったが、そのときは1階玄関前の広場で行われていた。今回はビル9階の特設会場で開かれ、暑くなくて好都合。会場にはほどよい数のお客さん。それにまじって私もしばし古本タイム。昨日の池袋よりは少し規模が小さいが、これくらいがちょうどいいかなあという感じだった。平台と本棚のほかに、平台の下にも本が置かれていた。下にある本はおいておいて、とりあえず目線を上に保ち見ていく。「古書現世」から大阪圭吉『とむらい機関車』『銀座幽霊』(創元推理文庫)各250円、小林信彦『袋小路の休日』(中公文庫)150円、獅子文六『胡椒息子』(角川文庫)150円、田中小実昌『コミマサ・シネノート』(晶文社)600円、保昌正夫『保昌正夫一巻本選集』(河出書房新社)1200円を買う。買いやすい値段がありがたい。それから、平台の下にある本を見ていくと、「安藤書店」のところでイヴリン・ウォー『ブライヅヘッドふたたび』(筑摩書房)500円を発見。これはうれしい。復刊版も持っているが、やはり元本の重みはちがうね。ちょうど50年前の本だ。

c0213681_23151244.jpg会場をあとにして、次の行き先をどうしようかと考える。早稲田の古本屋をまわるというのも悪くない考えだったが、飛行機の時間を考えたら、そんなにたくさん見て回ることはできない。そこで、新宿の京王百貨店で同じく今日から始まっている「東西老舗大古書市」に行くことにする。ここはデパート内なので、ものすごい人の数。出店数も昨日の池袋よりも多かったように思う。初日だけど、もはや掘り出し物なんて望めそうにない。肩の力を抜いて見て回る。何冊か買おうと手にした本があったが、いやでも今買わなくてもいいだろ、と思いとどまって棚に戻したりした。結局、ペーパーバックが少しまとまって出ていた「文雅新泉堂」から、Carson McCullers, The Member of the WeddingThe Ballad of the Sad Cafe and Other StoriesThe Heart is a Lonely Hunter (Bantam Books)各200円の3冊を購入した。60年代に出たバンタムのペーパーバック。読まれた跡がくっきりと皺になって背に刻まれている。日本の文庫本でこれくらいくたびれていたら買う気が起こらないが、むしろペーパーバックだとそういう読み込まれた跡が残っている方が似合っているように感じる。こんな感じで、最後はやや尻すぼみだが、もう必要と思われる古本摂取量はとうに超えたので、これにて終了となった。今回は複数の古本まつりがうまい具合にかぶってくれたので、ちょっとこれまでにないくらいの濃い時間をすごすことができた。しばらくは古本屋に行かなくても生きて行けそう。たぶん。
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by anglophile | 2013-08-10 02:12 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2013年 08月 09日
東京の古本まつり①
何しに行くって、仕事にきまってんじゃない。家を出るとき、「ほんとは何しに行くのか知ってるんだぞ~」という妻の声にかぶせるようにして玄関のドアを閉めたとき、自分の顔はたしかににやけていたかもしれない。久しぶりに東京出張が舞い込んできて、一昨日、昨日と東京に行って来た。妻は信じてくれなかったが、これは自分から望んだ出張だったわけではない。行けといわれたから、仕方なしに行くのである。でも、前夜、リュックサックの中に別のバッグを折りたたんで入れるのを妻には見られていた。「な、何入れるって、お、お土産にきまってんじゃない」と、彼女が何もいっていないのに、フライング気味に弁解してしまう自分。しかし、「日本の古本屋」のHPで即売展情報をチェックしていたことまでは彼女は知らないだろう。

c0213681_115296.jpg前泊が許されたので、一昨日の午前に小松から飛行機で羽田へ。昼前に到着し、昼食をとった後、JR乗り放題の都区内パス(730円)を購入し池袋に向かう。リブロ池袋本店でやっている「夏の古本まつり」の最終日。こういう大きな古本市は久しぶりだ。まあよくもこれだけいろんな本があるもんだなあ。最初の30分くらいはどこを見ていいかわからず、あっち行ったりこっち行ったり。買えるはずもないのに、全部見ようとするから時間もかかる。そんな下手くそな立ち回りをしながらも、少しずつ落ちついてきたので、ようやく本に手が伸び始める。聞いたことがあるような古本屋の名前もちらほらあった。まずは、ミステリ系などが非常に充実していた「ハーフノートブックス」からミステリとは関係のない八木義徳『家族のいる風景』(福武文庫)300円を買うことにする。均一コーナーみたいなのはないので、どの本もそこそこの値段が付いている。でも、よく見てみると200円くらいの本もけっこうまじっていることがわかった。そのあとも、いったん買おうと思っていた本を棚に戻したり、やっぱりあの本は買っておこうともう一度その棚に戻ったりと、古本うずまきの中で揉まれに揉まれる。一通り見終わって、買うべき本を頭のなかで思い描く。アウェーの身の故、あれもこれも買うわけにはいかない。結局、「ポラン書房」から加藤一雄『雪月花の近代』(京都新聞社)945円とフリオ・コルタサル『かくも激しく甘きニカラグア』(晶文社)735円を、「ほん吉」の棚から杉山平一『巡航船』(編集工房ノア)1575円を買うことにした。「ポラン書房」の棚はけっこう買いやすい値段で印象に残った。大泉学園にあるお店みたい。時間があれば行ってみたいな。

c0213681_13521539.jpgそんなこんなで気づけば時間はもう16時。3時間ほどいたのか。楽しかった。このあと、せっかく池袋に来たので、「往来座」にも足をのばすことにする。ここもいい雰囲気の古本屋だ。均一を見てから、店内でロレンス・ダレル『アヴィニョン五重奏Ⅰ ムッシュー』(河出書房新社)1100円と『アイデア No.314 特集・エミグレの歴史1984-2005』(2006年1月号、誠文堂新光社)2100円を購入。『アイデア』のお目当ては、ペンギンブックスから出ていた「グレート・アイデアズ(Great Ideas)」シリーズの小特集が組まれていたこと。ここ10年くらいにペンギンから次々と出たこれらの薄いペーパーバックのシリーズはどれも魅力的。全部買っていたらきりがないのだけど、私も何冊かそのデザインに惹かれて購入している。外に出ると、もう日が落ち始めている。さすがにもうホテルに行かないといけないので、ホテルのある神保町に向かうことにする。新宿経由でお茶の水まで行き、そこからホテルにたどり着いたのは19時すぎ。せっかく神保町にいるのに、もうほとんどの古本屋は閉まっていて残念無念。ホテルで一息ついてから、前から行ってみたいと思っていたカレーの「ボンディ」へ。なるほど、なかなかわかりづらい場所にありますね。でも、お客さんはいっぱいだった。濃厚なビーフカレーをいただく。さて、そのあとホテルに帰ってもすることがないので、もうひとふんばりしたくなった。神保町の古本屋は閉まっているが、ブックオフなら23時頃まで開いているはず。神保町にはブックオフはないけども、スマホで調べてみると飯田橋とか秋葉原にはあるようだ。どちらも駅前にあるようなので、わりかし行きやすそう。結局、飯田橋店に行くことにする。細長いビルだった。お客さんもたくさん来ていた。掘り出し物もさほど期待できなかったが、かろうじて、スティーヴン・キング『小説作法』(アーティストハウス)105円が買えたのでよかった。この本は、先月、小学館文庫から『書くことについて』と改題されて新訳で出たみたい。ホテルに帰ると11時近かった。もうぐったり。買った本を愛でる気力もなく、あとは泥のように眠るだけだった。
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by anglophile | 2013-08-09 14:49 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2013年 08月 06日
ちくま文庫のかたまり
夏バテ予防にブックオフへ。

レジ前に置かれたおなじみの赤い「本日入荷の商品」ラック。そう簡単にほしい本がいつもいつも並んでいるわけではない。が、今日はちがった! 古本レーダーが山吹色の分厚い文庫のかたまりを発見! あれはちくま文庫にちがいない!と小走りで近づいていくと、そのかたまりは『詳注版シャーロック・ホームズ全集』だった。ずっと前に第10巻だけ105円で見つけたことがあったので、今回も105円か!?と期待したが、残念ながら半額だった。数えてみたら、別巻を除く第1巻から第10巻までがあった。これだけまとまった形で遭遇する機会はなかなかないだろうから、思い切って全部買うことにする。この機会を逃したら今度いつ見つけられるかわからないしね。買う理由の半分はクラフト・エヴィング商會のカバーデザインにある。

帰ってきてからぱらぱらと目次などを見ていたら、訳者の一人に「伊村元道」とある。おや、この先生には大学の時に習ったことがある。文学畑の先生ではなかったから、翻訳をされていたとは知らなかった。すごく意外。

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by anglophile | 2013-08-06 23:59 | 古本 | Comments(6)
2013年 08月 04日
県外遠征③
進んだのと同じだけの距離を戻ってこなければならないのはしんどかった。途中、TSUTAYAがやっているらしき古本屋があったり、「ほんだらけ」というのがあったりしたので入ってみた。TSUTAYAの古本屋はブックオフと似ていたが、値札シールに刻みが入っていて剥がしにくい。「ほんだらけ」は「まんだらけ」の姉妹店なのかどうかはわからないが、品揃えはブックオフに似ているものの、値付けがかなり無茶なものが多く、全然買う気が起こらず困った。あれでは売れるものも売れないだろう。100円の本を何冊か買うにとどめた。

・レイ・ブラッドベリ 『太陽の黄金の林檎』 (ハヤカワ文庫)
・カート・ヴォネガット 『死よりも悪い運命』 (早川書房)
・フィリップ・ソレルス 『遊び人の肖像』 (朝日新聞社)
・デイヴィッド・ロッジ 『恋愛療法』 (白水社)
・北條一浩 『わたしのブックストア』 (アスペクト) ¥850

買い渋っていた『わたしのブックストア』を半額で見つけたので購入。丁寧な作りとユーモアのある語り口。なかなかおもしろかった。買い渋る必要なんて全然なかったと思った。
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by anglophile | 2013-08-04 23:42 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2013年 08月 03日
県外遠征②
今日も西へ西へと車を走らせた。途中、山道を走っていてガス欠の危機に直面したが、なんとか回避して目的地に到着。観光した後、少しだけブックオフへ。

・松下竜一 『ルイズ 父に貰いし名』 (講談社文庫)
・高橋和巳 『邪宗門 上・下』 (朝日文芸文庫)
・『日本探偵小説全集1 黒岩涙香/小酒井不木/甲賀三郎集』 (創元推理文庫)
・木村榮一 『ドン・キホーテの独り言』 (岩波書店)
・大橋健三郎編 『鯨とテキスト メルヴィルの世界』 (国書刊行会) ¥1800
・マーリオ・リゴーニ・ステルン 『雷鳥の森』 (みすず書房) ¥1000

『鯨とテキスト』はメルヴィル全集の別巻にあたる本。ま、これくらいの値段が最終的な妥協点かと。『雷鳥の森』は「大人の本棚」シリーズの一冊。ずっと読んでみたいと思っていた本。

さて、明日はいかに!?
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by anglophile | 2013-08-03 23:09 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2013年 08月 02日
県外遠征①
午後から家族旅行で県外へ。「あっ、こんなところにブックオフが!?」というおなじみの台詞をつぶやきながら、白々しく途中にあったブックオフに寄ることに成功。以下のものを購入した。

・上村一夫 『狂人関係 全3巻』 (ホーム社漫画文庫)
・中井英夫 『新装版 とらんぷ譚Ⅲ 人外境通信』 (講談社文庫)
・ヘレン・マクロイ 『暗い鏡の中に』 (創元推理文庫)
・岡田鯱彦 『薫大将と匂の宮』 (国書刊行会)
・東雅夫編 『伝奇ノ匣1 国枝史郎ベスト・セレクション』 (学研M文庫) ¥700

『狂人関係』をようやく105円で見つけることができたのが今日の収穫。明日「県外遠征②」があることを期待して、今日はこれにておやすみなさい。
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by anglophile | 2013-08-02 22:58 | 古本県外遠征 | Comments(0)