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2012年 01月 29日
ブックオフ各種セール
1月最後の週末。今月は、家から一番近い野々市のブックオフが毎週のようにセールをしている。セール自体はありがたいが、そんなに毎回ほしい本が現れるわけではないことがようやく分かってきたので、以前ほど積極的には足を運んでいない(つもり)。一方で、突然セールを実施する店もあったりして油断はできない。セールをやっているかどうかは、結局その店に実際に行ってみないと分からないことも多い。そんなことを思いながら、今日もふらふらといくつかブックオフをまわってきた。外は終始雪がちらついていた。

3店舗をまわったが、北町店が「単行本500円均一」、御経塚店が「文庫2冊400円など」、小松店が「単行本500円均一&雑誌半額」というのをやっていた。北町店や小松店はセール実施時期がまったく読めないので、運良くセールの日にぶつかったのはラッキーだった。買った本は主に以下の通り。

・堀江敏幸 『彼女のいる背表紙』 (マガジンハウス)
・柴田元幸編訳 『ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち』 (アルク)
・花田清輝 『ものみな映画で終わる 花田清輝映画論集』 (清流出版)
・『マルセル・デュシャンと20世紀美術』 (朝日新聞社)
・ポール・ヴァレリー 『精神の危機 他十五篇』 (岩波文庫)
・三上延 『ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~』 (メディアワークス文庫)
・マルセル・プルースト 『抄訳版 失われた時を求めて Ⅰ』 (集英社文庫)

『彼女のいる背表紙』は文庫化されるかどうかわからないので、500円なら買っておく。帯付。表紙の白黒写真が素晴らしい。『ナイン・インタビューズ』はダブりだが、500円なら買わざるを得ない。CDも2枚ちゃんと付いている。『ものみな映画で終わる』はシブすぎる編集本。『マルセル・デュシャン』は2004年開催の展覧会の図録。「雑誌」扱いなので、半額の500円だった。ピカピカの表紙がかっこいい。
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by anglophile | 2012-01-29 21:46 | 古本 | Comments(0)
2012年 01月 26日
Jackson Browne, 'Of Missing Persons'

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by anglophile | 2012-01-26 21:17 | 音楽 | Comments(0)
2012年 01月 24日
岡村靖幸 「BU-SHAKA LOOP」

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by anglophile | 2012-01-24 20:47 | 音楽 | Comments(0)
2012年 01月 24日
古本とデザート
一月二十日、日曜日。十三時怠惰起床。天気は晴れ。妻と息子はすでに外出中。朝食は小型三日月麺麭三個と珈琲。十四時過ぎ、妻帰宅。息子は近くのカメクラにてカードバトルとのこと。妻、別の用事があり再度外出。十五時に自分が息子をカメクラに迎えに行く。息子はもう一試合残っているということで、自分は車中にて待機。平石貴樹『アメリカ文学史』(松柏社)を読み継ぐ。現在、五十頁を過ぎたところ。一頁の活字量が多いのでなかなか進まないが、学ぶことは多い。例えば、
 ...日本であれば、作家が外国の作家とおなじ市場で競争する、という問題は生じないが、アメリカは、読者はイギリスの本を読むことができるだけでなく、そうすることに慣れてもいたので、たとえばクーパーは、スコットと、いわばまともに勝負しなければならなかった。しかも、当時アメリカは、イギリスをふくむ国際社会に対して、国際著作権協定を締結していなかったから、アメリカの出版社は、たとえばスコットの小説を、スコットにもイギリスの出版社にも印税を支払わず、自由に複製--いわゆる海賊版を刊行し、販売することができた。いっぽう、自国の著者の作品を出版する場合には、印税が課せられたので、けっきょくアメリカの出版社にとっては、自国の無名の著者の作品を、印税を払って出版するか、それともイギリスの、すでに名のとおった著者の作品を、印税無料で出版するか、という不公平な二者択一が突きつけられ、当然ながら大多数は、イギリス作品の海賊版をつくるほうをえらんだ(一八三〇~四〇年代、スコットに代わって人気を博した作家はディケンズだった)。
 アメリカが国際著作権協定を結んだのは、一八九一年であるので、作家たちの不遇は、ほぼ一九世紀のあいだ中つづいた。作家たちはこの間、出版の機会をつかみ、利益を確保するために、さまざまな努力を重ねた。その努力のひとつは、英米両国の出版社と個別に同時に契約することによって、せめて自作の海賊版を防止することだった。クーパーは、両国同時契約をおこなったアメリカ最初の作家にもなった。(四十一頁)
英米両国で同じ本が出版されるのは当たり前だと思っていたが、どうやら上のような事情が元々あったらしい。なぁるほど。引用文中の「クーパー」とはジェイムズ・フェニモア・クーパー、「スコット」はウォルター・スコットのこと。百六十年前のアメリカの文学事情を反芻していると、息子がバトルを終えて車に戻ってきた。三勝二敗と勝ち越したようで上機嫌。時間は午後四時。陽差しがオレンジ色になってきた。日曜日午後四時頃のオレンジ色は切ない。家に戻るには中途半端な時間なので、息子の許可を得てから、香林坊に向かうことにする。久しぶりにせせらぎさんに行ってみたくなった。

近くの小銭制駐車場に車をとめる。お店に入っていくと、せせらぎさんがいらっしゃりご挨拶申し上げる。店内は数ヶ月前に来たときと少し雰囲気が変わっていた。以前は店内左側の一段高くなったスペースには未整理本の段ボールが置かれていたはずだが、そこも整理されて文庫と新書の棚が移動してきていた。また、店内奥の文学棚にも本が補充されていて、前回訪問時にはなかった小林信彦の単行本群や国書刊行会の世界幻想文学大系やフランク・ノリス『オクトパス』などが並んでいた。精力的に仕入れをされているのだろうとお見受けした。おかげで、二十分だけのつもりが、結局一時間ほどいてしまった。買った本は以下の四冊。

・戸板康二 『泣きどころ人物誌』 (文春文庫) ¥100
・ギッシング 『ヘンリ・ライクロフトの手記』 (角川文庫) ¥100
・ギッシング 『南イタリア周遊記』 (岩波文庫) ¥200
・近藤健児 『絶版文庫交響楽』 (青弓社) ¥500

何気なく買ったギッシングの『ヘンリ・ライクロフト』は、岩波文庫版が有名だと思うが、これは角川文庫版だった。よく見たら、題名も『私記』ではなく『手記』。ちょっと珍しいかも。カバーが付く以前の角川文庫の赤い横線群にはときめくことが多い。『絶版文庫交響楽』は海外文学の文庫探求の書。著者は『ニッポン文庫大全』にも寄稿されている方らしい。蒐集範囲が戦前の文庫にまで及んでおり、相当年季が入っている。読書量にも脱帽である。モームやハクスリィやヘンリー・ジェイムズらのどんな文庫がかつて出ていたのかがわかり誠に興味深い。どの本をいつどこでいくらで買ったかということもときどき書かれていて、古本心に響いてくる。絶版文庫関連の本はいろいろとあると思うが、この本はかなり趣味に合っている。もう少し掲載写真が多ければなおよいのだが。昨年出た『少年少女昭和ミステリ美術館 表紙でみるジュニア・ミステリの世界』(平凡社)を真似して、例えば『書影でたどる海外文学絶版文庫』(どこかで聞いたことがあるような題名?)とか『フルカラー海外文学絶版文庫の光と影』(帯は付けたままのもの【下図①】と外したときのもの【同②】を別々で)というのを出してほしい。七千八百円(税抜)までなら妻に内緒で即決で買える。それ以上は要相談。

<図①>
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<図②>
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「新しき文庫の時代」が到来しそうなところで、お店を後にする。さて、せっかく武蔵界隈に来たので、「フルーツパーラーむらはた」に寄ることを思いついた。ただし時間はすでに午後五時。洋梨ケーキはもう売り切れになっている可能性が高いが、せせらぎさんからは近いので、とりあえず行ってみることにする。すると、洋梨ケーキはちょうど三個残っていた。運が良かった。全部買う。これにて本日は全日程終了かと思ったが、せっかく武蔵が辻に来たのならば、これまた久しぶりに近八書房にも寄ってみようということで、ちょっとだけ入り口の文庫コーナーを見に行ってきた。一冊だけ購入。

・獅子文六 『但馬太郎治伝』 (講談社文芸文庫) ¥800

家に帰ってから息子と食べた洋梨ケーキはやはり絶品であった。
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by anglophile | 2012-01-24 05:45 | 古本 | Comments(0)
2012年 01月 19日
ふらっと古本
・巖谷大四 『波の跫音 巖谷小波伝』 (文春文庫)
・田村隆一 『鳥と人間と植物たち 詩人の日記』 (徳間文庫)
・唐十郎 『下谷万年町物語』 (中公文庫)
・川本三郎 『それぞれの東京 昭和の町に生きた作家たち』 (淡交社)
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by anglophile | 2012-01-19 17:42 | 古本 | Comments(0)
2012年 01月 17日
The Chambers Brothers, 'People Get Ready'

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by anglophile | 2012-01-17 18:45 | 音楽 | Comments(0)
2012年 01月 16日
日曜日の古本
昨日は午前中ちょいと野良仕事をしてから、そう遠くない鳴和の古本スーパーに寄った。が、何も買えず、不満が残った。このまま帰るのもなんだかなあ、と車を走らせていると、ちょうど東山界隈を通過中にふとあうん堂さんのことを思い出した。やはり古本は古本屋さんで、と車内満場一致で決定したのであうん堂に寄ることにした。

お店の近くの駐車場に車を止めて、お店に向かった。初めてあうん堂さんを訪れたのは2007年の秋だったろうか。一箱が始まるずーっと前。あのときは古本道に入門したての頃だった。さて、店の前まで来ると、入り口のところでご主人がちょうど本棚を整理されているのが見えた。新年のご挨拶を申し上げ、しばし立ち話。今年の一箱古本市の展望、新しい古本屋さんの話、『古本道入門』の話などなど楽しく歓談できた。

そのあと別のお客さんも来られてコーヒー(というよりも珈琲と書いた方がふさわしいかもしれない)を注文されたらしく、ものすごくいい珈琲豆の香りが店内に充満してなんだか別世界にいるような感覚。そんななか整理された本棚をなめるように見ていく。ジャンルが細かく分類されていて整然と本が並べられている様子は見事というほかない。吉田健一と中川一政の本が入荷したてということだった。本の雑誌社の本を中心に新刊本もけっこう並べられていた。今度から本の雑誌社の本を買うときはあうん堂さんに来ることにしよう。

コーヒーの香りに誘われて購入した本は、文学棚にあった以下の2冊。

・長谷川四郎 『シベリヤ物語』 (講談社文芸文庫) ¥500
・『カイエ 1978年11月号 特集・ラテンアメリカ文学の現在』 (冬樹社) ¥650

『ユリイカ』のラテンアメリカ文学特集号は1冊持っているが、『カイエ』のもあったなんて知らなかった。結局1時間ほどお邪魔しただろうか。楽しいひとときどうもありがとうございました。

さて、なんだか調子が上向いてきたので、帰りにブックオフも1軒寄ってみた。

・中上健次 『蛇淫』 (講談社文芸文庫) ¥105
・中川いさみ 『ストラト! 1』 (小学館) ¥300
・『夢二グラフィック 抒情カット・図案集』 (ピエ・ブックス) ¥1450

『ストラト!』はちょっと読みたいと思っていたマンガ。けっこう好きです。『夢二グラフィック』はなかなかステキな本。文句なしに買っておく。

お腹が一杯になったが、そうすると昼食を食べていないことに気づいて、海老天丼を某所で食べてから今度はほんとに帰宅した。
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by anglophile | 2012-01-16 18:20 | 古本 | Comments(0)
2012年 01月 13日
更紗の絵が見つからない
小沼丹『更紗の絵』(講談社文芸文庫)を新刊書店で買おうと思っているが、これまでのところ2店舗連続でそれだけ売り切れになっていた。文芸文庫は毎月3冊ずつ発売されているようだが、今月は小沼丹の他に森敦と日野啓三の作品が発売されている。ところが、上記2店舗においては、『更紗の絵』だけがないのである。明らかに誰かが買っていったということだ。まったくすごい人気だぜ。

<本日のBGM> 高野寛 「ベステンダンク」


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by anglophile | 2012-01-13 20:47 | 読書 | Comments(0)
2012年 01月 12日
風味堂 「ゆらゆら」

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by anglophile | 2012-01-12 21:50 | 音楽 | Comments(0)
2012年 01月 11日
久しぶりに図書館へ
今日は午後から休みをもらって、まず久しぶりに県立図書館へ。県立図書館の前には駐車スペースがあるのだが、玄関の方から門番の爺さんが恐い顔して不届き者がいないか監視している。エラソーな人間は大嫌いだ。シメーカンに燃えるのは人の勝手だけどな。

さっと用事を済ませるつもり。まず文芸誌コーナーに行って『新潮』の最新号を手に取る。あれ? 阿部和重はどこへ行った? と思ったら、掲載紙は『群像』だった。まちがえた。冒頭だけぱらぱら斜め読み。ダイアナ妃の自動車事故のことがまくらに使われている。阿部和重らしいわ。どうやらパパラッチの話らしいが。何回の連載になるかはわからなかった。単行本化されるのを気長に待ちたい。

次にお目当ての本を探す。書庫ではなく、棚に架蔵されていた。その付近に他に気になる本もあったのでまとめて借りることにする。

・平石貴樹 『アメリカ文学史』 (松柏社)
・ユーリック・オコナー 『われらのジョイス 五人のアイルランド人による回想』 (みすず書房)
・宮田恭子 『ルチア・ジョイスを求めて ジョイス文学の背景』 (同上)

『アメリカ文学史』が借りたかった本。去年けっこう話題になった(はず)。7000円するのでなかなか買えないのだが、この図書館にあったのでとりあえず借りてみようと思った次第。分厚さがたまらない。『われらのジョイス』は数年前に出た本。古書店で何度か見たが、まだそれほど安くなくて見送っていた。いい機会なのでとりあえず借りておく。『ルチア・ジョイスを求めて』は去年出た本。こちらはほんとの研究書なので難しそうだが強気に借りてみた。著者の宮田さんは石川県出身のジョイス研究者。『われらのジョイス』の訳も宮田さんが担当されている。

さっさと3冊借りてから、コワイ爺さん無視して、車で香林坊へ向かう。久しぶりにオヨヨ書林に寄ってみたくなった。近くの有料駐車場に車を止めて、小雪舞い散るなかオヨヨ書林へ。100均を見てから中へ入る。オヨヨさんはいらっしゃらずアルバイト(?)の女性がレジで仕事されていた。店内の棚を見ていると、そのうちオヨヨさんが帰ってこられた。ごあいさつ申し上げる。何冊か気になる本があったが結局買ったのは1冊だけだった。

・C=E・マニー 『アメリカ小説時代 小説と映画』 (フィルムアート社)

今日は英米文学の日だな。ドス・パソス論があったので買ってみた。この本はきっと宮本陽一郎先生は読んでるだろうな。

このあと、うつのみや書店にさらに寄って新刊チェック。山尾悠子『ラピスラズリ』(ちくま文庫)はあったが、小沼丹『更紗の絵』(講談社文芸文庫)はまだなかった。それとも見逃しただけ? あと、2階の古書コーナーは継続中だった。結局何も買わなかったけど、けっこういい本があった気がする。ときどきチェックしにこなければならないと思った。
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by anglophile | 2012-01-11 19:03 | 読書 | Comments(0)