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2011年 02月 27日
今日買った本
今日は日中ずっと家でゴロゴロしていた。が、夕食後、古本虫がさわいで、ちょっと車を走らせる。すると、野々市の「ブ」でセールをやっていた!もっと早く言って下さらないかしら。

あわてて棚を見ていく。

<2冊400円>
・金子光晴 『どくろ杯』 (改版、中公文庫)
・野坂昭如 『野坂昭如ルネサンス⑥ 骨餓身峠死人葛』 (岩波現代文庫)
・堀田善衛 『ゴヤⅠ スペイン・光と影』 (集英社文庫)
・室生犀星 『随筆 女ひと』 (岩波文庫)

ついでに105円棚も。

<105円>
・ハーディ 『帰郷(上)(下)』 (新潮文庫)
・ブラウリオ・アレナス 『パースの城』 (国書刊行会)
・野々上慶一・伊藤玄二郎編 『父の肖像』 (かまくら春秋社)
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by anglophile | 2011-02-27 23:30 | 古本 | Comments(0)
2011年 02月 26日
今日もいい天気だった
久しぶりに休みの土曜日。朝起きて、朝日新聞の朝刊を開くと、素敵な記事が載っていた。

『なんでも鑑定団』を見てから外出。家族が御経塚サティに行きたいというので車で野々市方面へ。私はサティの近くにある「ブ」へ行く。空振り。

昼食後、『ある「詩人古本屋」伝 風雲児ドン・ザッキーを探せ』(筑摩書房)がないかと明文堂に行ってみるが空振り。代わりに、新刊の『木魂 毛小棒大 里見弴短篇選集』(小谷野敦編、中公文庫)を買おうかとおもったが、もう少し時間をおくことにする。

空振り三振に終わりそうなので、周辺の新古書店をまわってみた。

・レイ・ブラッドベリ 『二人がここにいる不思議』 (新潮文庫)
・河野多恵子 『谷崎文学の愉しみ』 (中公文庫)
・澁澤龍彦 『サド復活』 (ハルキ文庫)

ギリギリ内野安打で出塁。その後、ぎゅいーんと遠回りをして「伝説のスーパー」へ。さほど棚の中身は変わっていないように感じたが、少し珍しい文庫があったので1冊だけ買う。

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100円(税抜)。表紙にしっかりと折れがあるので誰も手を出さなかったのか? この前行った時はなかったようにおもうのだが。 

◆『世界週末戦争』読破メーター:482頁/568頁
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by anglophile | 2011-02-26 18:05 | 古本 | Comments(0)
2011年 02月 26日
A Life in Letters
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F. Scott Fitzgerald, A Life in Letters (Penguin Books, 1998)

今日届いた1冊。昔、大学の図書館でつまみ読みしたフィッツジェラルドの書簡集の印象がずっと頭に残っていて、手元にも1冊置いておきたいと考えていた。手頃なのがないかと探したところ、ペンギンUKから1冊出ていることがわかった。が、こちらはすでに絶版で、アマゾンでは法外な値段が付けられている。一方、元版は、95年にアメリカの老舗スクリブナー社から出ていて、こちらは今でも普通に買えるようだ。でも、ペンギンサポーターとしては、やっぱりペンギン版がほしいでしょ。そんなことを考えながら、しばらくアマゾンのマーケットプレイスの動向を観察していたのだが、この前やっと1000円で1冊出たので、すかさず注文。ペンギンマークはもちろんなんだが、この表紙の絵が素敵だ。Raoul Dufy の Baie des Anges, Nice という作品だそうだ。全体を包む青のバリエイションがいい。
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by anglophile | 2011-02-26 01:20 | 読書 | Comments(0)
2011年 02月 25日
佐藤泰志文庫化プロジェクト
アマゾンで、何気なく佐藤泰志を検索していたら、ページ右下の隅っこの方に『移動動物園』(小学館文庫)という項目があるのに気づいた。おお、もう予約注文ができるんだなあ。気になったので、小学館のHPも確認してみた。書籍の内容がすでに詳しく載っていた。そして、そのあとに次のような情報が!
編集者からのおすすめ情報
『海炭市叙景』に次ぐ佐藤泰志文庫化プロジェクト第二弾。この後も、佐藤泰志作品が文庫化される予定です。
すごい。いつのまにかプロジェクト化している。
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by anglophile | 2011-02-25 13:40 | 読書 | Comments(0)
2011年 02月 24日
海炭市叙景
今日は、昼から『海炭市叙景』を観に行ってきた。すごく良い天気で、外を歩くのにもうコートは不要。宇宙軒で昼食(豚バラ定食)を食べてからシネモンドへ。

少し早めに到着。上演開始時間まで、入り口に置かれている古本コーナーを見る。映画館ということで、映画関連本の出品が多かった。残念ながら、今回はアンテナにひっかかるものがなかった。

さて、観客の方は、私を含めて15人ほど。平日のわりには、多い方ではなかっただろうか。12時40分、私にとっての初シネモンドが開演。「まだ若い廃墟」「ネコを抱いたばあさん」「黒い森」「裂けた爪」「裸足」の順。原作を読んだ人にとっては、18話ある原作から選ばれたこれらの5つのエピソードがどのように展開するのかがひとつの見所だろう。

ロングショットが多用されていたため、1シーンごとに見入った。演じる人たちの一人ひとりの顔の表情もよかった。あと、映画館という場所だったからだとおもうが、登場人物たちが立てる1つ1つの音も際立っていたようにおもう。兄妹がご飯を食べる音、その箸が茶碗にあたる音、老婆がすするみそ汁の音、むっくり太ったネコがキャットフードを食べる音、台所で水をごくごく飲む音、などなど。そして、ラスト直前の路面電車内のシーン。じいんときた。

帰り際にパンフレットを購入した。出費がかさんだものの、これがなかなかよかった。

                        <表紙>
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                       <裏表紙>
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最初、受付にこのパンフレットが置いてあるのを見たとき、なんで地図が置いてあるんだろうとおもったが、よく見たらパンフレットだった。小学館文庫の函館山を写した表紙の印象が強かったので、このパンフレットの表紙には意表をつかれた。この地図みたいなものは、どうやら原作者自身が、小説執筆にあたって作成したものらしい。このことは、パンフレットにあった岡崎武志さんの文章を読んでわかったのだった。
函館文学館には佐藤泰志のコーナーがあり、直筆原稿や遺品、函館の市街地図をベースに佐藤が頭の中で作り上げた「海炭市」の克明な地図があった。(「あなたがたは最後まで立ってはならない」)
そして、この地図(裏表紙の方)に「海炭市叙景」の文字が見える。これは、この映画のポスターやチラシに使われている「海炭市叙景」のタイトル文字にも使われている。
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独特の筆跡だが、けっこう好きな字だ。はじめは映画制作の一環として、どこかのデザイナーが書いたのだろうとおもっていたのだが、まさか佐藤泰志自身の筆跡だったとはおもってもみなかった。このパンフレットも大切に保存したい。
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by anglophile | 2011-02-24 22:56 | 映画 | Comments(0)
2011年 02月 23日
雑記
◆『世界終末戦争』は、残り100頁くらいになった。構成は緻密、主要人物たちの特徴も鮮やかに描かれており、間然するところがない。長ければいいというものではないが、これだけ密度が濃ければ、長さも苦にならない。

◆明日は、昼から休みをとって、『海炭市叙景』を観に行く予定。あうん堂さん、オヨヨ書林さん、NYANCAFE BOOKSさんの古本コーナーもあるようなので楽しみだ。

◆NYANCAFE BOOKSさんのブログに、3月開催の第5回一箱古本市@源法院の案内が出ていた。さっそく出店申し込みをした。季節も春めいてきて、気持は高ぶるばかり。少しずつ準備をしていこう。

◆予約注文を入れている村上春樹の『1Q84』の英訳版の発売は、9月から11月に延期になった模様。まあ、これに関しては急ぎません。

◆『世界週末戦争』読破メーター:442頁/568頁
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by anglophile | 2011-02-23 21:25 | 雑記 | Comments(0)
2011年 02月 22日
今日買った本
ここ数日なんだかいい日がつづいている。こんな日は、古本と戯れたくなる。いざ、アフターファイ「ブ」へ。

・レイ・ブラッドベリ 『華氏451度』 (新版、ハヤカワ文庫)
・ジョージ・オーウェル 『一九八四年[新訳版]』 (ハヤカワepi文庫)
・D・ギャレン編 『マルコムX 最後の証言』 (扶桑社ミステリー)
・ヘレン・マクロイ 『ひとりで歩く女』 (創元推理文庫)
・スティーヴンスン 『宝島』 (光文社古典新訳文庫)
・池内紀編訳 『リヒテンベルク先生の控え帖』 (平凡社ライブラリー)

今日は棚の整理があったみたいで、前から狙っていた『一九八四年』が105円棚に移動してた。この新訳版には、ピンチョンの解説が付いている。
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by anglophile | 2011-02-22 21:53 | 古本 | Comments(0)
2011年 02月 22日
久生十蘭の語彙
久生十蘭を読んでいると、けっこう知らない言葉が出てくる。それは大方こちらの語彙不足によるものだが、稀に明らかに方言っぽい言葉が出てくる。『十蘭万華鏡』所収の「少年」という短篇を、バルガス=リョサに見つからないようにこっそり読んでいたら、次のような言葉に出くわした。
 編隊三十機でボーファイターが一過したあとの渚は、眼もあてられぬ有様であった。
 横に倒れ、前へのめり、尻餅をつき、尾翼上になって機首を海へ突っ込み、一瞬にして鉄屑に化してしまった。無念九機が、べろすけにやられてしまった。(『十蘭万華鏡』、147頁)
「べろすけ」? なんかすごそうな言葉だが、調べてみたら、北海道の方言で「完全に、すっかり」という意味だということがわかった。なるほど、おもしろい。今でも使われているのだろうか。

あと、十蘭といえば、色彩に関する語彙が豊富なのに驚く。今回の短篇集にも、「巴旦杏色」「餅黴色」「青黴色」など、特徴的な語彙が際だっている。「餅黴色」にはシビれた。こういうのも十蘭を読む楽しみのひとつかもしれない。

もし『久生十蘭色彩語彙辞典』という本があったら買うだろうなあ。

◆『世界週末戦争』読破メーター:424頁/568頁
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by anglophile | 2011-02-22 14:37 | 読書 | Comments(0)
2011年 02月 19日
戦争×文学
書店に行ったら、前にちょっとふれた『戦争×文学』のちゃんとしたパンフレットが置いてあったのでもらってきた。

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太平洋戦争だけでなく、朝鮮戦争、ベトナム戦争、米ソ冷戦、9・11などもテーマになっていて興味深い。全20巻で、集英社はかなり気合いが入っているみたいだ。装幀は、クラフト・エヴィング商會とのこと。
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by anglophile | 2011-02-19 22:37 | 読書 | Comments(0)
2011年 02月 16日
Four Faultless Felons
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G. K. Chesterton, Four Faultless Felons (Dover Publications, 1989) が届いた。完全にジャケ買いである。カバーデザインは、Paul E. Kennedy という人。縁取りの四隅のデザインが、以前言及したイーヴリン・ウォーのペンギン版のいくつかと似ているとおもった。ちなみに、現在パソコンの壁紙をこのカバーデザインにしてある。
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by anglophile | 2011-02-16 20:19 | 読書 | Comments(0)