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2010年 11月 30日
今日買った本
今日もまっすぐ家に帰らず、ふらふらとあてもなく車を走らせる。気づいたら「ブ」にいた。

・チャールズ・ディケンズ 『エドウィン・ドルードの謎』 (創元推理文庫)
・関川夏央 『「名探偵」に名前はいらない』 (講談社文庫)
・徳田秋声 『仮装人物』 (岩波文庫)
・幸田露伴 『幻談・観画談 他三編』 (同上)
・『色川武大・阿佐田哲也エッセイズⅠ 放浪』 (ちくま文庫)

『エドウィン・ドルードの謎』はディケンズの未完の遺作。ディケンズの文庫と言えば、新潮文庫やちくま文庫だろうが、むかし学生時代にこの1冊だけどうして創元推理文庫に入っているんだろうとおもったことを覚えている。そのときは買わなかったけど、こんなところでお目にかかれるとは。この文庫版は絶版のようで、あまり見かけない。

『色川武大・阿佐田哲也エッセイズ』をぱらぱらめくっていたら、「眼の性のよさ」という坂口安吾についての文章が眼を射た。この小文は、雑誌『ユリイカ』の安吾特集(1986年)に載った文章のようだ。この『ユリイカ』を持っていたような持っていなかったような。
 坂口安吾は、私などが断定意味にいうのも変なことですが、眼の性のいい人だと思います。なによりもその点で、おそろしい人だと思いました。眼の性がいいということは、事物がよく見えるというだけでなく、遮蔽しているものを透し、またそのもの自体の陰になって見えない部分も一緒に視点に入れ、矛盾し合う要素、無縁に近い要素、いろいろなものを混合させたまま、しかも一枚の絵を見るように見てしまう、というようなことでありましょうか。たとえば、雨を見て、霧を見、雲を見、埃を見、有効性無効性、或いは無定型、雨の中に含まれる雨ではないもの、それらを一場の雨の中に一瞬で見てしまう力。(368頁)
安吾の「こわさ」は中上健次も書いていたっけ。
 自分の背丈など、到底及びもつかぬものがあることに気づいている。頭の上の、はるかに上にだ。それをひとまず、天と言ってみる。それがあるのに気づいてはいるが、知らない。また、知りたくない。頭の上の、はるか高みを、みたくない。安吾のはなしをして酒を飲むと、きまって悪酔いする。もちろん、いつも悪酔いしか出来ぬのだが、はじめのうち、アンゴ、素晴らしい、と言いつづけ、しまいには、自分の体のどこかが、ぶちっと潰れ、アンゴ即ち自分だと、激情がはじまる。ほとんど狂っている。アンゴ、すなわちマットウの人だが、このマットウの人は、人を狂わせる。(『夢の力』(講談社文芸文庫)所収の「空翔けるアホウドリ」より)
こちらは1975年の『ユリイカ』の安吾特集に載った文章。この『ユリイカ』は持ってなかったかな。
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by anglophile | 2010-11-30 21:23 | 古本 | Comments(0)
2010年 11月 30日
映画『海炭市叙景』
映画『海炭市叙景』の公式サイトをちょくちょく見ているが、劇場公開情報が載っていて、金沢では2月にシネモンドで公開されるらしい。楽しみ。

また、新しく作られた映画チラシには、堀江敏幸が文章を寄稿しているらしい。今の自分には超ストライクな話題なので、読みたい、読みたい、読みたい。シネモンドに行ったらあるかな?
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by anglophile | 2010-11-30 09:32 | 映画 | Comments(2)
2010年 11月 29日
昨日買った本
昨日は一箱古本市のあと、家族と夕食を食べ、さらにそのあと適当な口実をつくって、食事をした場所の近くの「ブ」を偵察してきたのだった。

・木山捷平 『鳴るは風鈴 木山捷平ユーモア小説選』 (講談社文芸文庫)
・青山二郎 『眼の哲学/利休伝ノート』 (同上)
・開高健 『人とこの世界』 (ちくま文庫)
・吉田健一 『新編 酒に呑まれた頭』 (同上)
・谷崎潤一郎 『谷崎潤一郎 犯罪小説集』 (集英社文庫)
・谷崎潤一郎 『潤一郎ラビリンスⅢ 自画像』 (中公文庫)

半額セールや文庫2冊400円セールがうまく絡み合った。このあと、妻と息子の機嫌を調整するために、興味のある風を装い、近くの洋菓子屋に寄った。マカロンというものを初めて食したが、これが美味なり。「そういえば、知り合いが京都においしいマカロンを売っている店があるって言ってたよ」とジャブを放ってみたりしたが、反応は芳しくなかった。しかし、ジャブは打つことに意味があるのだ。
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by anglophile | 2010-11-29 19:41 | 古本 | Comments(0)
2010年 11月 28日
第4回一箱古本市@源法院
今年最後の一箱古本市の日。小雨が降るなか源法院へ向かった。私は時間ギリギリに到着。みなさん、もう準備をされていて、いつものごとく焦る私。雨が降っているので、源法院本堂内での開催となった。本堂に入るのは初めてだった。私の出店場所はご本尊の真ん前で、ありがたい感じ。お隣は4回連続出場ののらのら堂さんでした。
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今回の出店者は13名。いつもより少しだけ少ない分、けっこうスペースがありました。あうん堂のご主人のかけ声で、出店者全員が今日一日の成功をご本尊にお祈りして開始となった。私の箱はこんな感じ。
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今回は前回からの持ち越し本は入れず、新規の内容で挑戦してみた。開始後のしばらくはほとんど売れる気配がなく、ちょっと心配でしたが、やがてお客さんが少しずつ来始め、ぽつぽつと本が売れていきました。むしろこんな天気の悪い日に来ていただける幸せをひしひしと感じた次第。

やがて以前にも本を買っていただいたみこさんがいらっしゃり、ご挨拶申し上げる。毎回ありがとうございます。今回も何冊か買っていただきました。龜鳴屋さんもお昼前にいらっしゃり、1冊買っていただいた。一方、こちらは本を一冊いただき誠に恐縮でした。そのあとも、以前にお顔を拝見した方々が何人かいらっしゃった。朝食と昼食を兼ねたサンドイッチを食べながら、昼が超えていく。出店者の方やお客さんといろいろ本を話をしていると、みなさんよく本を読まれていてすごいなあとおもいました。

空いた時間を使って、あうん堂さんとBooks1419+さんで以下のものを買う。

・日本ペンクラブ編 『私小説名作選』 (集英社文庫) ¥400
・『暮しの手帖 300号記念特別号』 (暮しの手帖社) ¥800

いい本も手に入り満足、終了時間の16時まで充実した時間をすごすことができました。途中、霰が降ってきたときはびっくりしましたが。買っていただいた本は以下の通り。

・久世光彦 『一九三四年冬-乱歩』
・山口瞳 『男性自身 素朴な画家の一日』
・内田百閒 『第二阿房列車』
・角田光代 『さがしもの』
・オースター 『ナショナル・ストーリー・プロジェクトⅠ』
・つげ義春 『無能の人・日の戯れ』
・モーム 『お菓子と麦酒』
・ビュトール 『時間割』
・武田百合子 『犬が星見た』
・海野十三 『赤道南下』
・庄野潤三 『せきれい』
・池内了 『ゲーテさん こんばんは』
・スクラー 『アメリカ映画の文化史(上)(下)』
・レヴィ=ストロース 『悲しき南回帰線(上)(下)』
・ヴォネガット 『タイタンの妖女』
・チャンドラー 『長いお別れ』
・ブローティガン 『愛のゆくえ』
・角川書店編 『犬の話』
・カポーティ 『誕生日の子ともたち』
・トレヴァー 『密会』
・柴田元幸/高橋源一郎 『小説の読み方、書き方、訳し方』
・須賀敦子 『ミラノ 霧の風景』
・『ヘンな英語』
・『ピタゴラ装置1』
・『ピタゴラ装置2』
・『広告批評』×3
・『ぐりこのえほん』たくさん

終了間際に、オヨヨ書林さんに高めの本を次々に買っていただいた。深謝。男前な買われ方で圧倒されました。また、よろしくお願い致します。

来年の第1回目は3月27日(日)だそうです。
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by anglophile | 2010-11-28 21:49 | 一箱古本市 | Comments(4)
2010年 11月 27日
Rain or shine, that is a question.
ここ数日のあれこれ。

・bk1に上林暁『聖ヨハネ病院にて・大懺悔』(講談社文芸文庫)を注文、届く。帯がちゃんと付いていて一安心。ちなみに、同じ文芸文庫に入っていた『白い屋形船・ブロンズの首』は残念ながらまだ持っていない。まずは、「上野桜木町」(川端康成の話)と「美人画幻想」(父親の話)を読んでみた。どちらも、滋味にあふれた作品。いいなあ、なんでこんなにいいんだろうとおもう。上質の紙で読めるというのもありがたいことだ。

・たまたま配信購読している「日本の古本屋」のメールマガジン第97号に、「『昔日の客』秘話」が載っていた。執筆は関口直人氏。ちょっとした小文だった。

・興味本位に、アマゾンのマーケットプレイスに1冊出品してみたら、なんと翌日すぐに購入の通知が来て驚いた。こういうのははじめてなのでまごまごする。なんとか発送したが、届くかどうか心配。

・明日は一箱古本市だけど、天気が「えーっ!?」という感じ。でも、楽しみ。風邪だけは引かないようにしよう。出す本も準備完了。がんばりますよ!

・今日(土曜日)は少しだけ「ブ」以外へ。開高健『片隅の迷路』(創元推理文庫)、中里恒子『時雨の記』(文春文庫)、モラヴィア『黒いマントの女』(集英社文庫)などを買う。105円の本を5冊以上買ったら20%オフになった。
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by anglophile | 2010-11-27 13:47 | 古本 | Comments(0)
2010年 11月 26日
コーヒーあれこれ
今日も『河岸忘日抄』より。
 ほほう、これがそのガラパゴスかね、と大家は世話役の女性が淹れてくれた彼の手土産をちょっとだけ含んでその香りをしばし味わってから、濃い茶色の唾液を勢いよく飛ばして、なかなかいい、これまで知らずにいたのがもったいないような、不思議な味わいだな、甘くて、こくがあって、ほんの少し苦みと酸味もある、果物の味も混じってるようだが、きみは、どう思うね? 芳醇な赤ワインのようじゃないか、ありがたく頂戴しておこう。だが、ひとつ、訊いておきたいことがある。なんでしょう?と彼は老人の耳もとで大きく応えて身構える。この豆は、はるかガラパゴスの島から、どうやって運ばれてくるんだね、麻袋か、樽か、どっちだ? わかりません、と彼は正直に応えた。(97頁)
私はコーヒーには砂糖もミルクも入れるのだが、上に引いたように、『河岸忘日抄』の主人公がガラパゴス島で採れたコーヒー豆を、借りている「家」の大家に贈りものとして贈るという場面を読んで、妙においしそうなので、それが影響してかどうか、昨日からブラックでコーヒーを飲み始めた。心なしか、私の飲むコーヒーからも果物の香りがしてくるように感じる。

しかし、ブラックといっても、私はミルクは入れる。ミルクが入っていても砂糖が入っていなければそれをブラックと称するのは日本だけなのか。たしかに、砂糖もミルクも入れたコーヒーだけを飲み続けてきた私にとっては、「ブラック」というのは「甘くない」ということと同義で、ミルクが入っていてもいっこうに構わない。英語の辞典で black を引くと、without milk とあった。欧米では、砂糖が入っていてもミルクが入っていなければブラックのようだ。日本と逆なのがおもしろい。

さて、そんな感じで「ブラック」な路線をしばらくは貫こうとおもっていたので、今日は職場で飲む自販機の缶コーヒーも無糖にしてみたが、果物の香りがまったくせず、ちょっと鼻白む。ぜんぜんガラパゴスな感じがしない。缶の形はちゃんと樽の形をしているのになあ。惜しい。結局、カフェオレをそのあと飲んでしまった。

ところで、ミルクといえば、スチュアート・ダイベックの短篇「ペット・ミルク」を思い出す。
Today I've been drinking instant coffee and Pet milk, and watching it snow. It's not that I enjoy the taste especially, but I like the way Pet milk swirls in the coffee. Actually, my favorite thing about Pet milk is what the can opener does to the top of the can. The can is unmistakable — compact, seamless looking, its very shape suggesting that it could condense milk without any trouble. The can opener bites in neatly, and the thick liquid spills from the triangular gouge with a different look and viscosity than milk. Pet milk isn't real milk. The color's off, to start with. My grandmother always drank it in her coffee. When friends dropped over and sat around the kitchen table, my grandma would ask, "Do you take cream and sugar?" Pet milk was the cream.
ネトッとしたペット・ミルクの質感が手に取るようにわかるすばらしい書き出しだ。ついつい練乳を連想してしまうが、さすがに練乳はコーヒーに入れないだろうなあ。ちなみに、ダイベック自身によるこの短篇の朗読を、『柴田元幸 ハイブ・リット』(アルク)で聴くことができる。
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by anglophile | 2010-11-26 16:43 | 読書 | Comments(0)
2010年 11月 23日
直列型と並列型
堀江敏幸『河岸忘日抄』より。
で、ほら、先生が並列と直列の二種類で、電球の明るさを確認させるでしょう? まず並列つなぎをして、それから直列にする。ぱあっと電球が明るくなる。その瞬間、生徒たちから賛嘆の声があがり、先生は自分の発明でもないのに得意げな顔をする。そこまでは、いいですね? ええ、と彼はほとんど機械的に言葉を継いだ。たしかに、おおっという声があがって、教室がしばし華やいだ記憶が彼にもあったのだ。でも、ぼくには納得いかなかったんです、ぼくがびっくりしたのは、並列つなぎのほうだったんですよ、足し算が足し算にならない、そんな不思議なことが起こるのかって。ところが並列つなぎに魅せられたのは、クラスでぼくひとりだった。それがもっと不可解でね。考えてみれば、明るくなるほうがやっぱり見栄えもいいし、わかりやすいし、まあ華やかなんです。並列はすなわち現状維持ってやつですよ。直列の夢に毒されて容量を度外視し、やみくもに足し算をつづければコイルが焼き切れる。それなら電池を節約しながら現状を維持したほうがいいのではないかと思うんです。だからあの基礎的な実験でどちらに声をあげるかが、ひとを判断するぼくのごく個人的な基準になってるんですよ。怒るかもしれないけれど、きみは並列でしょう? 彼はひと呼吸置いて、そのとおりですね、とうなずいた。(90頁)

変わって『正弦曲線』(中央公論新社)より。
 サイン、コサイン、タンジェント。この秘密の言葉で始動する波のうねりは、なんだかんだ言って幅が限られている。プラスとマイナスが交互にやってきたとしても極端には崩れず、振幅が決まっているから、思い切った行動には向かない。しかし、フィールドの限定が、結果的に--目的が先にあるのではない--均衡を生み出すための、大切な要素になっている。
 日々を生きるとは、体内のどこかに埋め込まれたオシロスコープで、つねにこの波形を調べることではないだろうか。なにをやっても一定の振幅で収まってしまうのをふがいなく思わず、むしろその窮屈さに可能性を見いだし、夢想をゆだねてみること。正弦曲線とは、つまり、優雅な袋小路なのだ。(6-7頁)

再び『河岸忘日抄』より。
いまの世の流れは、つねに直列である。むかしは知らず、彼が物心ついてからこのかた、世の中はずっと直列を支持する者たちの集まりだったとさえ思う。世間は並列の夢を許さない。足したつもりなのに、じつは横並びになっただけで力は変わらず温存される前向きの弥縫策を認めようとしない。流れに抗するには、一と一の和が一になる領域でじっとしているほかないのだ。彼はその可能性を探るためだけに慣れ親しんだ土地を離れて、不動のまま、並列のままなおかつ移動しさまよい歩く矛盾を実践しようとしたのではないか。(91-92頁)

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by anglophile | 2010-11-23 22:33 | 読書 | Comments(0)
2010年 11月 22日
看板(1)
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by anglophile | 2010-11-22 23:27 | その他 | Comments(2)
2010年 11月 21日
ブックオフの新サービスを利用してみた
ブックオフでTポイントカードが使えなくなったのは9月だったか。現在はケータイによる「タッチでおトクなメンバーズ」というサービスが始まっている。1回の買い物でスタンプを1個もらえて、10個たまると好きな日を設定してその日一日10%オフになるというもの。その1日買い物パスを「1dayサンクスパス」という。

このサービスが始まった当初、レジでフェリカとかいうモダンな端末機に自分のケータイをあててみたところ反応がなく、結局すべてを手動で行わなければならないことがわかったときはちょっとショックだった。出だしからつまずいたわけだが、それでもなんとか10個スタンプをためることができた。このサービスは、結局たくさん買えば買っただけお得ということになるので、1冊や2冊買っても意味がない。では、たくさん買える状況を作ってみようということで、いつもより気合を入れて少し遠くまで出かけてみることにした。結果は予想を上回り、会心の一日となった!以下、その釣果を。

<単行本など>
・J・M・クッツェー 『少年時代』 (みすず書房)
・W・S・モーム 『月と六ペンス』 (大岡玲訳、小学館)
・Sylvia Plath, The Bell Jar (Harper Perennial Modern Classics)

クッツェーの本は『恥辱』以外はあまり見かけない。大岡玲のモームはなぜか抄訳である。シルヴィア・プラスの洋書がなぜ日本の片田舎の本屋にあるのかを考えてみるのはたのしい。

<中公文庫>
・吉田健一 『怪奇な話』
・森銑三 『偉人暦(上)(下)』
<講談社文芸文庫>
・桐山襲 『未葬の時』
・阪田寛夫 『うるわしきあさも 阪田寛夫短篇集』 
・大庭みな子 『三匹の蟹』
・野呂邦暢 『草のつるぎ/一滴の夏 野呂邦暢作品集』
・佐伯一麦 『ショート・サーキット 佐伯一麦初期作品集』
 
肌色文庫はいいところを拾えた。また、今日はクジラ文庫が豊作の日だった。なかでも念願の野呂邦暢を手に入れることができたのはうれしかった。あの水色のカバーが輝いて見えた。この文庫の解説には著者の写真が載っていて、野呂の顔は初めて見た。

<白水uブックス>
・『フランス幻想小説傑作集』
・『ドイツ幻想小説傑作集』
・『イギリス幻想小説傑作集』
・『アメリカ幻想小説傑作集』
・『スペイン幻想小説傑作集』

こういうシリーズは105円で並んでいるとついつい手が伸びてしまう。

などなどである。ひとまず「1dayサンクスパス」の恩恵に与れたといっていいだろう。
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by anglophile | 2010-11-21 23:31 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2010年 11月 20日
今日買った本
今日もなんとなく「ブ」へ。野々市店は3周年でなにやら「すごい」セールを行うらしい。行ってみると、セール内容は「本がすべて半額」というものだった。本来ならうれしいところだが、品揃えがあんまり変わっていないので、それほどの昂揚感はなし。まずは半額棚から。

・車谷長吉 『阿呆者』 (新書館)

この作家の随筆集は「マストアイテム」である。前からチェックしてあった本だが、半額棚にあるので手が出なかった。たぶん文庫化もされないだろうし、されるとしても時間がかかるだろうから、半額の半額ならOKということで購入。その他、105円棚から何冊か。

・安岡章太郎 『果てもない道中記(上)』 (講談社)
・池澤夏樹 『ブッキッシュな世界像』 (白水uブックス)
・嵐山光三郎 『文人悪食』 (新潮文庫)
・ブロンテ 『嵐が丘(上)(下)』 (岩波文庫)
・ステーション倶楽部編 『駅-JR全線全駅 下』 (文春文庫)

上巻しかなかったり、下巻しかなかったり、中途半端な買い物。『駅~』は、わが七尾線が載っていたので思わず買ってしまった。鉄道には疎いが、こういう本は眺めていると楽しい。私が高校時代通学に利用していた駅が「良川(よしかわ)」だった。この本には一日の平均乗降客数が載っていて、良川のは1374人となっている。この数字は1988年の資料を参照しているようなので、ちょうどそのとき高校生だった私もこの1374人のなかにカウントされていたのかもしれない。懐かしい。
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by anglophile | 2010-11-20 23:38 | 古本 | Comments(0)