カテゴリ:一箱古本市( 48 )

2016年 11月 18日
天神さんで一箱古本市に出店します!
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明日、京都で開かれる「天神さんで一箱古本市」に参加してきます。あいにく雨のようですが、場所を変更して行われるとのことで、久しぶりの京都を楽しんでこようと思っています。ではでは。
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by anglophile | 2016-11-18 21:07 | 一箱古本市 | Comments(0)
2016年 05月 14日
久しぶりに
明日の日曜日は一箱古本市に参加します。天気も良さそうなので楽しみです。どうぞよろしく。
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by anglophile | 2016-05-14 00:03 | 一箱古本市 | Comments(0)
2015年 04月 28日
第4回 BOOK DAY とやま
日曜日は「BOOK DAY とやま」に行ってきた。一箱古本市だけでなく、いろんな企画があって楽しかった。カレーを食べれなかったのはちょっと残念だったが。今回の場所は人通りの多いグランドプラザ。はじめ市民プラザ前に向かおうとしていて、なんかおかしいことに気づいて、あわててグランドプラザに向かったのだった。9時半過ぎに到着。全体の配置が以前とはちがっていて、店主が対面する形になっていた。顔なじみの方々が多く出店されていた。プロの古本屋さんのコーナーも同じグランドプラザであり、一箱スペースと半分半分ぐらいの感じだったか。受付で上関さんにご挨拶してから、ちゃちゃっと準備を済ます。そのあと、開始時間そっちのけで、気になってしかたがないプロの古本屋さんのコーナーを見に行く。今回は東京や京都の名の知られた古本屋さんがいつもより多く出店されていた。どのワゴンもさすがといった品揃えで、彼我の差にめまいを感じた。

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ブックエンドのシブい漫画コーナーは垂涎の的だった。『つげ義春初期短篇集』(幻燈社)は最後まで迷った一冊。5000円という値段は絶妙で、決して高くはなかったのだが、決心つかず見送ってしまった。うーん、今でも迷っている。でも実物を見ることができて勉強になりました。

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一箱がはじまってからも、タイミングを見計らって何度となくこの古本屋コーナーに足を運んだ。買った本は以下の通り。

・ナボコフ 『透明な対象』 (国書刊行会) ¥500
・ナボコフ 『ヨーロッパ文学講義』 (TBSブリタニカ) ¥100
・川崎長太郎 『つゆ草』 (文藝春秋) ¥100
・石牟礼道子/多田富雄 『言魂』 (藤原書店) ¥100
・榎本了壱 『東京モンスターランド』 (晶文社) ¥100
・牛山隆信/栗原景 『秘境駅』 (メディアファクトリー) ¥300
・牛山隆信/栗原景 『秘境駅Ⅱ』 (メディアファクトリー) ¥300

『透明な対象』はコンコ堂のワゴンで。ナボコフが500円というのはまちがいなく安い。コンコ堂のコーナーには他にもほしい本が何冊もあったが、あまりにも安いのでなんだか逆に気が引けてこの1冊だけにしたのだが。100円本4冊は富山の古本屋さんコーナーで。これまたナボコフの『ヨーロッパ文学講義』は線引きがかなりあったが100円はうれしい。『秘境駅』の2冊は最後まで残っていたようなので買うことにした。

そうだ、売りに来たのだった。一箱古本市の方は、まあまあの売り上げに満足。3冊500円コーナーを今回も準備してみたが、前日につくった即席箱はどことなく中途半端な感じで反省。そっちよりもメインコーナーの方が売れ行きがよかったかも。『悪の華』を買って行かれた年配のご婦人が印象に残っている。内容が内容なだけに、まさか女性客に買ってもらえるとは予想していなかった。

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売れた本(3冊500円コーナーを除く)は以下の通り。

・森英俊/野村宏平 『乱歩の選んだベスト・ホラー』 (ちくま文庫)
・町田康 『告白』 (中公文庫)
・高野文子 『棒がいっぽん』 (マガジンハウス)
・荒川洋治編 『名短篇』 (新潮社)
・植草甚一 『ミステリの原稿は夜中に徹夜で書こう』 (双葉文庫)
・斎藤環 『戦闘美少女の精神分析』 (ちくま文庫)
・小林信彦編 『横溝正史読本』 (角川文庫)
・高野慎三 『つげ義春を旅する』 (ちくま文庫)
・ガルシア=マルケス 『百年の孤独』 (新潮社)
・岡崎英生/上村一夫 『悪の華』 (まんだらけ出版部)
・高原英理編 『リテラリーゴシック・イン・ジャパン:文学的ゴシック作品選』 (ちくま文庫)
・ロバート・F・ヤング 『ジョナサンと宇宙クジラ』 (ハヤカワ文庫)
・ラヴクラフト 『ラヴクラフト全集(4)(5)(別巻上)(別巻下)』 (創元推理文庫)
・三浦しをん 『舟を編む』 (光文社)
・ミステリー文学資料館編 『古書ミステリー倶楽部』 (光文社文庫)
・開高健 『一言半句の戦場』 (集英社)
・田中小実昌 『田中小実昌作品集③ いろはにぽえむ』 (現代教養文庫)
・堀江敏幸 『バン・マリーへの手紙』 (岩波書店)
・堀江敏幸 『時計まわりで迂回すること 回送電車V』 (中央公論社)
・村上春樹/佐々木マキ 『ふしぎな図書館』 (講談社)
・武田花 『犬の足あと猫のひげ』 (中公文庫)
・種村季弘編 『ドイツ怪談集』 (河出文庫)
・ボルヘス 『幻獣辞典』 (晶文社)
・横山秀夫 『64』 (文藝春秋)
・伊藤計劃 『cinematrix 伊藤計劃映画時評集1』 (ハヤカワ文庫)
・伊藤計劃 『Running pictures 伊藤計劃映画時評集2』 (ハヤカワ文庫)
・由良君美 『椿説泰西浪曼派文学談義』 (平凡社ライブラリー)
・水村美苗 『日本語が亡びるとき』 (筑摩書房)

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by anglophile | 2015-04-28 23:55 | 一箱古本市 | Comments(0)
2015年 04月 23日
【第4回 BOOK DAY とやま】出品本
新しい車に買い替えてひと月。前の車は15年近く乗った。車にはほとんど無頓着だったはずなのに、ディーラーでもらったカタログに載っていた一枚の写真に一目惚れし、財布のひもの握り主に無理言って購入を許可してもらった。おかげで、これまでただ本のことだけを考えてブックオフに行っていたのが、しばらくは車に乗ること自体が楽しみになりそう。

さて、今週の日曜日は4回目となる「BOOK DAY とやま」が開かれる。幸い仕事は入らず、参加できることになったが、今週はヘロヘロ状態がつづき、準備もままならない。前回は不本意な品揃えだったので、今回は箱内容を一新したいところだが、どこまでできるか。以下、収納ケースに入った出品本の一部です。
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by anglophile | 2015-04-23 23:03 | 一箱古本市 | Comments(0)
2014年 12月 23日
第33回 金沢一箱古本市@よこっちょ
c0213681_12132271.jpg日曜日は今年最後となる一箱古本市があった。12月に開催というのはかなりの冒険だったのだろう。悪天候を見越してだと思うが、今回は金澤表参道の中ほどにある「いちょう館」という建物内の3階で行われた。予想通りというか、あいにくの雨で、さすがに通りは人もまばらだった。いちょう館前のテントにいらしたカルロスさんにご挨拶してから、建物内へ。3階にある会場は会議室みたいな小空間で、暖房が心地よくきいていた。これなら冬開催もありかもしれない。開始直後に訪れたものの、出店者の方々は全員集合というわけにはいかなかったようで、まだ6名ほどの箱しか出ていなかった。みなさんにご挨拶してから順番に本を見ていく。あうん堂さんのところで、興味のあった森山伸也『北緯66.6°』(本の雑誌社)¥1350をまず買う。これはあうん堂さんご推薦の本。この先、北欧を訪れる機会なんてあるのだろうか、と淡い夢を抱く。そのお隣には富山からお越しのひらすま書房さん。昼寝中ののび太くんがいいですね。箱にはあまり見かけないリトルマガジンがいつも販売されている。それらの雑誌についていろいろと説明していただいた。『自給自足』が1冊出ていて、結局買わなかったのだが、これはちょっと集めたい雑誌である。自給自足とという言葉にやはり淡い夢を抱いている。さらにそのお隣には超常連のでっぱさん。ここでは、シャーリイ・ジャクスン『異色作家短篇集⑫ くじ』(早川書房)¥400と中田耕治編『恐怖通信』(河出文庫)¥200の2冊を購入。後者は、つい先日『恐怖通信Ⅱ』を買ったところだったので、タイミングよく赤い方も手に入った。そうこうしているあいだにも、遅れてきた出店者の方々が本を並べはじめ、ちょっとずつにぎやかになっていく。すると、前回たくさん文庫を買わせてもらった怪奇幻想紳士がいらっしゃり、おもむろに隅っこの机に本を並べはじめられた。持ってこられた本の冊数は10冊にも満たないが、まったく予測不可能なラインナップに驚嘆するばかり。今回は創土社特集だったようで、分厚い『ホフマン全集』の端本などが並べられていた。何冊か手に取らせてもらう。『ホフマン全集』は緑色の函に入っていて、横尾忠則風のギラギラしたイラストが印象的。3冊置かれていたが、記念にそのうちの第3巻とグスタフ・マイリンク『緑の顔』を買うことにした。ともに500円。来た甲斐がありました。
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by anglophile | 2014-12-23 19:22 | 一箱古本市 | Comments(0)
2014年 10月 19日
第32回金沢一箱古本市@よこっちょ
今日は金沢一箱古本市の日。晴れていてとても気持ちのよい日になった。午後から仕事なので、午前のうちに行くことにする。会場に着いてから常連の方々にご挨拶。まずおろおろさんの箱で、吾妻ひでお『喜劇新思想大系 別巻』(秋田漫画文庫)¥200を購入。最初の5冊はこのまえ手に入れて、残るは別巻だけだったのでちょうどこれで全6巻が揃った。続いて、でっぱさんのところで「でっぱウサギ通信 vol.4」をいただく。前号の「懐かしの本屋さん」に載っていた「しじま書店」の話で盛り上がった。今号では「王様の本」についての思い出が綴られている。それにしても、でっぱさん、中学の頃からよく本を読んでいらっしゃっる。感嘆。そのあと、以前シブい幻想文学系の本を並べられていた初老紳士の箱に吸い寄せられる。国書刊行会のゴシック叢書が出ていたので、J・ホークス『もうひとつの肌』(国書刊行会)¥500とメルヴィル『乙女たちの地獄① H.メルヴィル中短篇集』(同)¥500の2冊をいただくことにする。『乙女たちの地獄』は②もあればよかったのだが。この方、以前は中古レコードのお店を経営されていたとか。いくつか思い当たる店があるが、今度訊いてみようか。続いて、東京から出店されていたヤン・ホルフさんの箱へ。なんと本がすべて100円となっていた。なんという大盤振る舞い。ちょっとシビレました。ガートルード・スタイン『やさしい釦』、『ピカソその他』(書肆山田)、北山修『ピエロのサム』(プロンズ社)、矢川澄子『戯れ唄集 ことばの国のアリス』(現代思潮社)の4冊。すべて献呈署名入りだった。もうこれで十分だったが、なんとなくもう少しうろうろしてみる。あうん堂さんの箱には本の雑誌社の新刊が並んでいた。サンリオ文庫本はもう購入済みだったが、こちらで買えばよかったなあと後悔。そのほか、本屋関係の本を出されている人がけっこう目に付いた。関心の高さがうかがえる。あっちやこっちの箱を行ったり来たりしながら、再度、気になっていた紳士のゴシック箱へ。文庫のラインナップをよく見ていなかったので確認してみると、けっこうよさげな文庫が並べられていて思わず見入ってしまう。結局追加で買ったのは、モーロワ『読心機』(講談社文庫)、コリン・ウィルスン『迷宮の神』(サンリオSF文庫)、G・K・チェスタートン他 『ビバ! ドラゴン』(ハヤカワ文庫)、W・H・ホジスン『夜の声』、E・D・ホウク編『今月のペテン師』、G・K・チェスタトン『ブラウン神父の不信』、スチュアート・D・シフ編『マッド・サイエンティスト』(創元推理文庫)、香山滋『ソロモンの桃 香山滋傑作選Ⅰ』、橘外男『ベイラの獅子像 橘外男傑作選Ⅲ』、日影丈吉『内部の真実 日影丈吉傑作選Ⅲ』(教養文庫)の10冊。文庫は全部100円だったので抑制が利かない。でも教養文庫の3冊はありがたかった。それにしても残りの巻を手に入れられるまでにあと何年かかることやら。

◆『重力の虹(上)』@442頁
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by anglophile | 2014-10-19 22:47 | 一箱古本市 | Comments(0)
2014年 10月 03日
第3回 BOOK DAY とやま
9月28日(日)に「第3回 BOOK DAY とやま」がありました。遅まきながら、以下その記録です。

4月にあった第2回の会場はグランドプラザだったが、今回は昨年の1回目と同じ市民プラザ前に移動して行われた。出店数はこれまでよりは少なめの25箱。一方、その横にある芝生スペースでは、県内外の古本屋さんの古本販売が展開されていた。富山県内の古本屋でまだ訪れたことのない店もあり、そのうち行ってみたいとも思った。
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出店場所はあらかじめ決められていて、私の場所は一番奥のスペース。前回から半年も経ていないので、出品本が不足したまま参加することになってしまった。3分の1ほどは4月の売れ残りを再出品。どっちかというと、3冊500円コーナーにがんばってもらおうという魂胆である。
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同じテント内でご一緒したのは富山のアーロン・セワードご夫妻&幼き息子さん。奥さんが富山の方で、旦那さんのアーロンさんがイギリスの方だった。アーロンさんは水彩画を描かれている芸術家で、ご自身の作品を出品されていた。「アーロン・セワード」という名前を聞いて、どこかで聞いた名前のような気がしたが、すぐにずっと前にブックエンドで水彩画のワークショップをされた方だと気づいた。古本売りに来たのが、予想外の英語モードに突入してしまい、なんかへんな感じになってしまう。アーロンさんは日本語はあまり話せないようで、私のような半端英語話者でも、英語を話せる相手がいるのはありがたい、と奥さんがおっしゃっていただろうか。いろんな出会いがあるものだなと今さらながらに思ったものだ。

アーロンさんとの会話はいろいろと刺激になりました。彼がキンドルをおもむろに取り出し、どんな本をダウンロードしているか見せてくれた。アーロンさんは相当な読書家であることがすぐわかった。例えば、ゼーバルトの話になって、小説はもちろんのこと、その詩まで愛読されているようだった。それ以外にも私の知らない作家を薦めてもらった、が、その名前を忘れてしまった。フィリップなんとかという人だったと思うが。その他に、ボラーニョの『2666』(英訳版)が入っているのを発見して大興奮。自分も5年前に英訳版で読んだことを伝えたりしながら話は盛り上がった。そんなアーロンさんには、私の一箱にアリス・マンローの『イラクサ』があるのを見つけて買っていただいた。そしてそれを奥さんのお母さんにプレゼントされたのだった。100点満点のプレゼントのしかた。私も誰かに本を贈りたくなった。手帳とかでもいいな。さしあたり、瀟洒なデザインの Faber & Faber Poetry Diary あたりをその候補にしてみたい。

ときどきヒマになるので、掘り出し物をもとめて自分のブースから離れてふらふらしてみる。今回は洲之内徹『気まぐれ美術館』(新潮文庫)200円を買うことができた。古本ではないが、前回買えなかったピストン藤井さんの『別冊 郷土愛バカ一代! ~ホタルイカ情念偏~』が増刷されていたので無事入手。号外もいただきました。あと、一箱常連のでっぱさんが「でっぱウサギ通信」を発行されていてこれもいただいた。知りませんでした。すでに3号まで出ており、かなり中身の濃い内容。巻頭を飾る「懐かしの本屋さん」を通読すると、でっぱさんが少年時代にいかに本を愛でるようになったかがわかって、本とは無縁の少年時代をすごした私としてはうらやましいかぎり。次号を楽しみにしております。

結局売れた本は50冊くらい。けっこう高めの本が売れたり、まとめ買いをしてくださる方がいらっしゃったので売上はまずまずでした。『夢声戦争日記』や十蘭の文庫をまとめて買っていただいたお二人の中年紳士のことは印象に残っている。『夢声戦争日記』は第1巻が欠けていて申し訳ありませんでした。

<売れた本(3冊500円コーナーを除く)>
・高田宏編 『「あまカラ」抄 全3巻』 (冨山房百科文庫)
・徳川夢声 『夢声戦争日記(二)~(七)』 (中公文庫)
・ブラックウッド 『秘書綺譚 ブラックウッド幻想怪奇傑作集』 (光文社古典新訳文庫)
・宇佐美承 『池袋モンパルナス』 (集英社文庫)
・ブローティガン 『西瓜糖の日々』 (河出文庫)
・由良君美 『みみずく偏書記』 (ちくま文庫)
・栃折久美子 『製本工房から』 (冬樹社)
・都築響一 『TOKYO STYLE』 (ちくま文庫)
・アリス・マンロー 『イラクサ』 (新潮社)
・四方田犬彦 『月島物語』 (集英社文庫)
・佐々木マキ 『うみべのまち』 (太田出版)
・ロバート・サブダ 『不思議の国アリス』 (大日本絵画)
・ラヴクラフト 『ラヴクラフト全集1』 (創元推理文庫)
・川崎賢子編 『久生十蘭短篇選』 (岩波文庫)
・久生十蘭 『久生十蘭ジュラネスク』 (河出文庫)
・久生十蘭 『十蘭レトリカ』 (河出文庫)
・久生十蘭 『十蘭万華鏡』 (河出文庫)
・久生十蘭 『湖畔/ハムレット 久生十蘭作品集』 (講談社文芸文庫)
・堀江敏幸 『回送電車』 (中公文庫)
・堀江敏幸 『回送電車Ⅲ アイロンと朝の詩人』 (中公文庫)
・バルガス=リョサ 『緑の家(上)(下)』 (岩波文庫)
・東浩紀 『サイバースペースはなぜそう呼ばれるか+ 東浩紀アーカイブス2』 (河出文庫)
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by anglophile | 2014-10-03 23:16 | 一箱古本市 | Comments(0)
2014年 04月 29日
第2回 BOOK DAY とやま (振り返り)
7時半過ぎに家を出、5分ほど車を走らせてから、釣り銭セットを忘れたことに気づいてあと戻り。富山に行ってから気づかなくてよかったよ。仕切りなおして、快晴のもと、北陸道を突き進み、9時頃だったかに現地到着。昨年利用したパーキングがなくなっていて焦ったが、そのすぐ近くに別のがあったのでセーフ。この日のために購入した台車で本が入ったプラスチックケースをガラガラ運ぶ。コンビニで昼食用の何かを買うのを忘れたが、総曲輪通りにある開催場所のグランドプラザにはスターバックスなどが並んでいてなんとかなりそうだった。目抜き通りのど真ん中にあるので、絶え間なく人が行き交うベストロケーションである。
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9時過ぎ時点ですでに出店者の方々は何名かいらっしゃり準備をされていた。古本よあけさんにご挨拶。先日の福野アミューにもいらっしゃっていたらしい。中井英夫の本に反応していただきうれしかったです。金沢からはおろおろさんやでっぱさんもご出店。私も受付を済ませて、出店準備をする。出店場所はすでに実行委員会の方で決めてあった。今回は30箱を超える出店数になったみたい。スタッフのお一人、上関さんも開始前から忙しそうに会場をまわっておられた。
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さて、少し早めに来たのにはわけがある。一箱古本市は10時開始だが、それに先んじて9時から市民プラザ前(去年の一箱古本市の会場)で北陸の古書店が集まる古本まつりがあるのだ。一箱の方がはじまったら店番をしなければいけないので、こちらを見に行くには開始前しかないと考えた。ちゃちゃちゃと準備を済ませてから、市民プラザに向かう。すでにはじまっているようで、客が群がっている。オーソドックスな風情の古本愛好家らしい年配の方々もいらっしゃる。あうん堂さん、オヨヨさん、NYANCAFEさんにご挨拶。あうん堂さんと軽めのスパーリングを済ませてから、一通り見て回る。富山の古書店も数店舗出ており、はじめて耳にするお店もあった。まず100円均一コーナーで石牟礼道子『流民の都』(大和書房)を買う。続いて、文圃閣コーナーでは吾妻ひでお『喜劇新思想大系』(秋田漫画文庫)の別巻を除く5冊を見つけた。合計800円。最後に、金沢の一箱常連のADLIFTさんがこちらのブースに出店されているのを発見。「なんでこっちにいるんですか!?」「いやあ、なんかこっちに出てくれと言われてね」ということでした。『マイルス・デイビス自叙伝Ⅰ・Ⅱ』(宝島社文庫)と『忘れられない一冊』(朝日文庫)を3冊500円で購入。ありがとうございました。
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体が温まってきたのでグランドプラザに引き返す。そろそろスタートの時間。少しずつお客さんの数が増えている。特に開会宣言とかはなく、なんとなく一箱古本市がスタート。私の箱模様はこんな感じ。半分くらいは先週の金沢の一箱から引きつづき持ってきたもの。職場にあるブックエンドを忘れずに持っていったのがよかった。このテーブルの下には3冊500円箱を置いた。
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買う買わないは別として、お客さんの波がほとんど途切れないので忙しいといえば忙しかった。3冊500円コーナーは好調でけっこうポンポン売れていく。上のテーブルコーナーも少しずつではあるが手にとって見てくれる人が増えていった。『昔日の客』と『おかしな本棚』が売れたのはうれしかった。やはりいい本を求めている人がいるのだと実感。一方、お気に入りの漫画はなかなか好みが合わないのかほとんど手に取られることがなかった。『ホテルカルフォリニア』とか『ナチュン』とかけっこうオススメなのでした。唯一『漂流教室』は注目されるも、結局売れずじまい。
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地元の石川からも、紫庵さん、なつめ舎さん、Mさんが足を運んで下さり、本を買っていただいたのがありがたかった。今回は古本だけではなく、北陸の出版社を中心とした即売ブースも設置されていて、龜鳴屋さんのコーナーもあった。貴重な限定本も陳列されており、そのなかには今では入手困難な『藤澤清造貧困小説集』もあった。眼福。特装版は木箱に入っているのだなあ。
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お客さんが途切れる時間帯を利用して、他の箱も見に行く。終わりの方になって、toro books さんの箱で『コーネリアスの惑星見学』シリーズセットを500円で買った。ソノシートが付いた特別篇も含まれていてお得感あり。あと、前から気になっていたピストン藤井氏の『別冊 郷土愛バカ一代!』の第2号も入手。この藤井氏、男性だと思っていたら女性だったのでびっくり。第2号にはオヨヨさんのインタビュー記事が載っていておもしろかった。第1号を買わなかったのが悔やまれる一冊です。

後半の売上は失速気味だったものの、全体的には上出来だった。日が落ちはじめた午後4時すぎに終了となった。上のテーブルコーナーで売れたのは以下の30冊ほどの本。この他に下の3冊500円箱からは50冊ほどが売れた。

・内田百閒 『百閒随筆Ⅰ・Ⅱ』 (講談社文芸文庫)
・薄田泣菫 『艸木虫魚』 (岩波文庫)
・関口良雄 『昔日の客』 (夏葉社)
・つげ義春 『愛蔵版 夏の思いで つげ義春作品集』 (中央公論社)
・つげ義春 『ねじ式・紅い花』 (小学館叢書)
・ボルヘス 『砂の本』 (集英社文庫)
・山尾悠子 『ラピスラズリ』 (ちくま文庫)
・金子光晴 『這えば立て』 (中公文庫)
・大村彦次郎 『文士のいる風景』 (ちくま文庫)
・塩山芳明 『出版業界最底辺日記』 (ちくま文庫)
・澁澤龍彦 『フローラ逍遙』 (平凡社ライブラリー)
・坂口安吾 『日本文化私観』 (講談社文芸文庫)
・『日本探偵小説全集6 小栗虫太郎集』 (創元推理文庫)
・『日本探偵小説全集3 大下宇陀児・角田喜久雄集』 (創元推理文庫)
・紀田順一郎/東雅夫 『日本怪奇小説傑作集1・2』 (創元推理文庫)
・アポリネール他 『怪奇小説傑作集4 フランス編』 (創元推理文庫)
・『日本探偵小説全集1 江戸川乱歩集』 (創元推理文庫)
・レイモンド・カーヴァー 『大聖堂』 (中央公論新社)
・東雅夫編 『幻想小説神髄』 (ちくま文庫)
・阿部和重 『ピストルズ』 (講談社)
・『サウンド派映画の聴き方』 (フィルムアート社)
・中上健次 『蛇淫』 (講談社文芸文庫)
・都築響一 『賃貸宇宙 上』 (ちくま文庫)
・吉田健一 『英語と英国と英国人』 (講談社文芸文庫)
・江國香織 『犬とハモニカ』 (新潮社)
・クラフト・エヴィング商會 『おかしな本棚』 (朝日新聞出版)
・吉田篤弘 『針がとぶ』 (新潮社)
・斎藤明美 『高峰秀子の流儀』 (新潮社)
・中野重治 『中野重治評論集』 (平凡社ライブラリー)
・内澤旬子 『世界屠畜紀行』 (角川文庫)

昨年の第1回もすばらしかったが、今回は様々なイベントがあり前回を上回る規模だったはず。ほんとにすごいことだ。第3回があればまたぜひ参加したいと思う。次回が開かれる頃には北陸新幹線がもう開通しているかもしれない。
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by anglophile | 2014-04-29 23:44 | 一箱古本市 | Comments(0)
2014年 04月 27日
第2回 BOOK DAY とやま
富山から帰ってきたところ。こっちとあっちで2週連続となった一箱古本市。長くて濃い一日でした。たくさん買ってもらい、またたくさん買いもした。楽しい時間をどうもありがとうございました。詳細はたぶん明日以降の予定。

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by anglophile | 2014-04-27 22:55 | 一箱古本市 | Comments(0)
2014年 04月 24日
第29回金沢一箱古本市@よこっちょ
パーフェクトな降水確率に落ちついた日曜日、「一箱古本市@源法院」改め「金沢一箱古本市@よこっちょ」に参加してきた。1年半ぶりの出店に、むかし感じた高揚感が沸々とよみがえってきて、朝早くに目が覚めてしまった。家を出る際に、大小1つずつのスーツケースをガラガラ転がして車に詰め込んでいるところを近所の人に見られたが、きっと旅行にでも出かけるのだと思われたことだろう。今回から本を入れる「箱」を各自で用意しなければならなくなったので、スーツケースを持っていってそのまま箱として使うというのがベストなはず。

開催場所は旧横安江町商店街の金澤表参道なかほどにある広場に移った。金澤表参道はときどき「ぽっけまーと」が開かれてもいるけっこう人通りの多い場所。大通りに面した入り口近くには近八書房もあったりする。この日は古物市や屋台も出ていてかなり賑わっていた。近くには複数のコインパーキングがあって、源法院のときより搬入も楽になった。1日700円という安さもありがたい。5年目を迎えるにあたり、実行委員の方々は改善のためにいろいろと試行錯誤されたはずで、本当に気持ちのよい一日をすごさせていただきました。感謝申し上げます。

今回はこれまでで最多の23箱が集まった。受付で隊長のあうん堂さんと軽い古本スパーリングを済ませたあと、オヨヨさん制作のあみだくじによって出店場所が決まり、いざ準備にかかる。いつもの木箱がないので、どういう配置にすればいいのか迷う。あれやこれや試しているうちに開始時間になった。スマホのカメラが起動しないのはなぜだ。写真は撮れずじまい。開始早々に同業組合の師匠がいらっしゃり、久闊を叙する。この春、師匠は別の職場に異動され、古本の話ができる相手がいなくなったのがさみしい。来週の富山の古本市のことも話しておいたが、はたして富山まで来て下さるだろうか。奥様の方に本を買っていただいた。

一箱古本市では売るだけでなく、買うのも楽しみのひとつ。今回センセーショナルだったのが、国書刊行会を中心としたものすごいラインナップをひっさげて登場された小澤征爾風の長髪紳士。70~80年代に刊行された怪奇幻想系の本が惜しげもなく並べられ、それらがすべて1冊300円という破格の安値だった。みなさん大興奮。「ドラキュラ叢書」とか「アーカムハウス叢書」など、初めて見る叢書類に頭がクラクラ。これは何か買っておいたほうがいいと思い、『アンソロジー 恐怖と幻想 全3巻』(月刊ペン社)¥900を買うことにした。そのあと、上関さんが残りの30冊ほどを一括購入され、みなさんまたまた大興奮。紳士はそのあとしばらくしてから、売れ残ったスプラッター系DVDをNYANCAFEさんに託して帰られたのでした。なんてフリーダムな人なのだろう。

売上はまずまずであったか。けっこう強気の値付けで臨んでみたが、そこそこ買っていただきました。

・色川武大 『ばれてもともと』 (文藝春秋)
・『陶芸の世界 河井寛次郎』 (世界文化社)
・梶山季之 『せどり男爵数奇譚』 (ちくま文庫)
・松浦弥太郎 『日々の100』 (青山出版社)
・武田花 『犬の足あと猫のひげ』 (中公文庫)
・藤原新也 『メメント・モリ』 (三五館)
・小沼丹 『村のエトランゼ』 (講談社文芸文庫)
・都築響一 『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行 東日本編』 (ちくま文庫)
・内田百閒 『一病息災』 (中公文庫)
・近代ナリコ 『インテリア・オブ・ミー』 (パルコ)
・近代ナリコ 『京おんな モダン・ストーリーズ』 (PHP研究所)
・茨木のり子 『落ちこぼれ』 (理論社)
・『NHK美の壺 切手』 (日本放送出版協会)
・井伏鱒二 『文士の風貌』 (福武書店)
・三木成夫 『内臓とこころ』 (河出文庫)
・小澤征爾/村上春樹 『小澤征爾さんと、音楽について話をする』 (新潮社)
・角川書店編集部編 『君らの魂を悪魔に売りつけよ 新青年傑作選』 (角川文庫)
・クラフト・エヴィング商會 『ないものあります』 (ちくま文庫)
・G・ガルシア=マルケス 『エレンディラ』 (ちくま文庫)
・野矢茂樹 『哲学・航海日誌Ⅰ・Ⅱ』 (中公文庫)
・野呂邦暢 『草のつるぎ/一滴の夏』 (講談社文芸文庫)
・藤子・F・不二雄 『ドラえもん巻頭まんが作品集 上巻』 (小学館)
・澁澤龍彦訳 『ホラー・ドラコニア少女小説集成【壱】 ジェローム神父』 (平凡社)
・澁澤龍彦訳 『ホラー・ドラコニア少女小説集成【弐】 菊燈台』 (平凡社)
・蓮實重彦 『映画狂人、神出鬼没』 (河出書房新社)
・真鍋博 『歩行文明』 (中公文庫)
・『芸術新潮 2010年2月号 特集・小村雪岱を知っていますか?』 (新潮社)
・行方昭夫編 『モーム語録』 (岩波現代文庫)

週末は引き続き「BOOK DAY 富山」に出店します。盛りだくさんなようなので楽しみ。どうぞよろしくお願いします。
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by anglophile | 2014-04-24 04:59 | 一箱古本市 | Comments(0)