カテゴリ:古本( 354 )

2009年 10月 04日
今日も100円均一にて
今日はブックオフではなく、地元のスーパーにある100円均一に行く。ここはいわゆる「100円ショップ」なのだが、そこの一角に古本屋が文庫本中心に100円均一をやっている。たまに行くと、それなりに満足行く買い物ができる。今日買ったのは、以下の11冊。

・石川淳   『狂風記 (上)(下)』 (集英社文庫)
・大岡昇平 『靴の話 大岡昇平戦争小説集』 (同上)
・大岡昇平 『中原中也』 (講談社文芸文庫)
・梅崎春生 『桜島/日の果て/幻化』 (同上)
・開高健   『白いページ Ⅱ』 (角川文庫)
・泉鏡花   『婦系図』 (新潮文庫)
・野坂昭如 『野坂昭如雑文の目 Ⅰ』 (ケイブンシャ文庫)
・山本夏彦 『「戦前」という時代』 (文春文庫)
・『新潮文庫解説目録-’78』
・『新潮文庫解説目録-’79』

『中原中也』は前々から読みたいと思っていた本で、まさか100円で拾えるとは思わなかった。梅崎春生に関しては、昨年新潮文庫から改版新刊で『桜島/日の果て』が出ており、町田康が解説を書いていたので買ったが、文芸文庫なのでもちろん買う。開高の『白いページ』は3分冊のうちの1冊。8月に光文社文庫から『白いページ―開高健エッセイ選集』というのが出たばかり。新潮文庫の解説目録は、「均一小僧」こと岡崎武志さんにあやかってなんとなく買ってみた。30年前のものだから、それなりに価値はあるだろう。

このあと帰りに金沢文圃閣の前を通ると、開いていた!開店日は土曜日ではなかったっけ?もちろん寄る。入り口の100円均一コーナーに緑の岩波文庫が積まれていた。線引きがあるものが多く、あまり食指が動かなかったが、線引きのない次の2冊を購入。

・永井荷風 『雨瀟瀟・雪解 他七編』 (岩波文庫)
・安岡章太郎 『良友・悪友』 (新潮文庫)

荷風の短篇「雨瀟瀟」は、以前、『文士の意地-車谷長吉撰短篇小説輯』に収められていて読んだのだった。この岩波文庫版は現在絶版だろうか?安岡章太郎の文庫は現在収集中である。この『良友・悪友』は初版(昭和48年)で、帯が付いていた。この時代の新潮文庫の帯を見るのは初めてだったが、デザインがシンプルでなかなか佳い。時代を感じさせる、といえばよいだろうか。

今日も満足の行く一日であった。
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by anglophile | 2009-10-04 21:09 | 古本 | Comments(0)
2009年 10月 03日
白洲正子
土曜日のブックオフ。今日は、105円本がすべて50円の日だった。

・白洲正子 『行雲抄』、『風花抄』 (世界文化社)
・白洲正子 『美しくなるにつれて若くなる』 (ランティエ叢書)
・高島俊男 『お言葉ですが・・・』 (文春文庫)
・丸谷才一編 『探偵たちよ スパイたちよ』 (文春文庫)
・『ちくま文学の森 7 恐ろしい話』 (筑摩書房)

これで300円、悪くない。6冊のうち3冊が白洲正子だったのが不思議な感じ。あとの2冊はアンソロジーである。アンソロジーものは買うようにしている。こつこつ集めるのが楽しみである。集英社文庫の「日本名作シリーズ 日本ペンクラブ編」などは集め甲斐がありますね。
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by anglophile | 2009-10-03 21:14 | 古本 | Comments(0)
2009年 10月 02日
とある平日のブックオフ
私は平日ブックオフに行くことはほとんどない。職場からの帰り道にあるのならば寄ることもできようが、ないのでしかたがない。しかし、先日諸般の事情で夜のブックオフに寄ることができた。平日の夜というこもあり客はあまり多くなかった。いつも通り、文庫本105円コーナーを見ていくと、珍しく内田百閒の旺文社文庫が4冊も並んでいて驚いた。

・『続百鬼園随筆』
・『阿房列車』
・『第二阿房列車』
・『第三阿房列車』

これらを手にして、早速レジに向かって勘定を済ませた。帰ろうとして、レジ前に置いてある赤い移動棚を見てみると、これまた珍しく講談社文芸文庫数冊、岩波現代文庫数冊、ちくま学芸文庫たくさん、が目に入った。おそらく誰かがまとめて売り払ったのだと思う。思わず棚の裏表すべてにざっと目を通して今後の計画を練った。

今後の計画というのは、これらの文庫が105円棚に行くことはまずありえず、値段はどれも600~700円とまあ元の値段を考えれば安いは安いのだが、まさかその値段で買うわけにも行かない。この店舗では、週末に文庫本2冊で400円(1冊200円)というセールをよくやることがあるので、それまで待つことにした。数日後の土曜日に再び行ってみると、案の定この夜に見た文庫本たちが新しく陳列されていた。足早にそれらをすべて抜き取り、まんまと1冊200円で購入することができた。そのときの釣果は以下の通り。

<講談社文芸文庫>
・井上靖    『本覚坊遺文』
・加能作次郎 『世の中へ/乳の匂い』
・吉田健一   『文学概論』
・高村光太郎 『ロダンの言葉』
・佐多稲子  『樹影』
・富岡多恵子 『波うつ土地/芻狗』
・加賀乙彦   『錨のない船』(上・中・下)

<岩波現代文庫>
・菅野昭正 『永井荷風巡歴』
・川本三郎 『荷風好日』

<その他>
・サマセット・モーム 『アシェンデン』 (岩波文庫)
・宮城まり子 『淳之介さんのこと』 (文春文庫)
・安岡章太郎 『父の酒』 (同上)

このとき特に欲しかったのは、今年出た井上靖『本覚坊遺文』とモーム『アシェンデン』だった。また、加能作次郎はすでに持ってはいたが、いきおいで買ってしまった次第だ。これはご当地ならではだと思う。

古本名人の方々にとっては、ことさら記すほどの出来事ではないかもしれないが、私にとっては「大漁」と言える1週間だったのでした。幸せ、幸せ。
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by anglophile | 2009-10-02 16:16 | 古本 | Comments(0)
2009年 10月 02日
古本日誌プロローグ
数年前から古本名人の方々のブログ・書物に刺激を受け、古本漁りに興じるようになりました。地方に住んでいますので、古本環境はあまり恵まれているとは言えません。主に週末のブックオフ巡りが活動の中心となっています。たまにヤフオクなどでも散財しております。このブログでは、その釣果について綴っていきたいと思っています。
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by anglophile | 2009-10-02 02:30 | 古本 | Comments(0)