カテゴリ:古本県外遠征( 78 )

2015年 03月 19日
今日の古本
c0213681_22525586.jpg来月開催の一箱古本市の申し込み受付がはじまったようだ。あたたかくなってきて、少しずつ気持ちも充実してくる。今回も金沢のと富山のが二週連続になっていて悩ましい。去年は2つとも参加したけど今年はどうなるだろうか。新年度の予定がまだ決まっていないので、勤務日を予測しながら、申し込みの機会をうかがいたい。その間、出品本の補充と称してブックオフに通います。

・室井光広 『そして考』 (文藝春秋)
・山口果林 『安部公房とわたし』 (講談社)
・いとうせいこう 『解体屋外伝』 (河出書房新社)
・北村薫 『北村薫の創作表現講義』 (新潮選書)
・サミュエル・R・ディレイニー 『ノヴァ』 (ハヤカワ文庫)
・レイ・ブラッドベリ 『歌おう、感電するほどの喜びを!』 (ハヤカワ文庫)
・ヘミングウェイ 『女のいない男たち ヘミングウェイ傑作選②』 (講談社文庫)
・ジュディス・ウェクスラー 『人間喜劇 十九世紀パリの観相術とカリカチュア』 (ありな書房)

『そして考』は『おどるでく』のすぐあとに出たらしい作品集。『解体屋外伝』は「いとうせいこうレトロスペクティブシリーズ」の一冊。ちょっと気になっていたので100円で買えたのはありがたい。ヘミングウェイの短編集は初めて見る文庫本。①と③がなかったのが残念だったが、絶版文庫の鉱脈の深さを知る。今回の一番の収穫としておこう。
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by anglophile | 2015-03-19 23:26 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2015年 01月 11日
うん、いい感じ。
3連休だからなのか、今週末もブックオフでは20%オフセールをやっているので、とりあえず行ってきた。

・関川夏央 『豪雨の前兆』 (文春文庫)
・上村一夫 『同棲時代 全4巻』 (双葉文庫)
・川端康成 『たんぽぽ』 (講談社文芸文庫)
・川端康成 『反橋/しぐれ/たまゆら』 (同上)
・島村利正 『奈良登大路町/妙高の秋』 (同上) ¥475
・ジョージ・マーティン 『耳こそはすべて』 (河出文庫)
・日下三蔵編 『怪奇探偵小説傑作選(4)城昌幸集-みすてりい』 (ちくま文庫) ¥367
・日下三蔵編 『怪奇探偵小説名作選(5)橘外男集-逗子物語』 (同上) ¥511
・横溝正史 『ふしぎ文学館 鬼火』 (出版芸術社)

『豪雨の前兆』には、『ヴェネツィアの宿』(文春文庫)の解説などが収められている。
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by anglophile | 2015-01-11 23:04 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2014年 12月 07日
今週を振り返る
c0213681_16312141.jpg金曜日は富山方面に用事があり、その帰りに高岡のブックオフに寄ってきた。夕方前より雪がかたまりになって降りはじめ、まだスノータイヤに交換していなかったものだから、帰れなくなるのではないかと心配した。高速は使わずに一般道をそろそろ帰ってきた。古本買わなきゃ大雪の前に帰れたのに。でも寄っちゃうんだよなあ。疲れた。今日は、午前中、西武緑地公園方面で仕事。昼過ぎに任務終了。その帰り道、ちょっとマックスバリュー横のブックオフ(略してMVBO)に寄った。以下、主にそれらの機会に買った本。すべて108円。

・中田耕治編 『恐怖通信Ⅱ』 (河出文庫)
・シオラン 『告白と呪詛』 (紀伊國屋書店)
・長田弘 『詩人であること』 (同時代ライブラリー)
・西脇順三郎 『あざみの衣』 (講談社文芸文庫)
・中島敦 『斗南先生/南島譚』 (講談社文芸文庫)
・川村二郎 『白山の水 鏡花をめぐる』 (講談社文芸文庫)
・大瀧啓裕編 『怪奇幻想小説シリーズ ウィアード③④』 (青心社)
・川上澄生 『川上澄生全集①⑤⑥⑦⑧⑩⑫⑬⑭』 (中公文庫)

高岡で買った『ウィアード』2冊は掘り出し物。1巻と2巻は残念ながらなかった模様。MVBOで買った『川上澄生全集』もうれしい買い物。これもブックオフでははじめて見た。残念ながら全部は揃っていなかったが、胸ときめいた一瞬だった。
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by anglophile | 2014-12-07 16:56 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2014年 11月 23日
充実の一日
c0213681_02378.jpgやっとのことで『重力の虹』を読み終わり、その記念にブックオフに行ってみることにした。一軒目で、鶴見俊輔『書評10年』(潮出版社)と藤本和子『イリノイ遠景近景』(新潮社)を買う。幸先がいいなあ。『書評10年』は装丁が田村義也。とてもいい。『イリノイ遠景近景』はちょっと気になっていたので108円で手に入れられてうれしい。ブローティガンのことは書かれているのだろうか。二軒目で、梶龍雄『殺人への勧誘』(光風社出版)を新書棚で見つける。はじめての梶龍雄。三軒目で、ピーター・マーズ『セルピコ』(日本リーダーズダイジェスト社)と有本倶子編『山田風太郎新発見作品集』(出版芸術社)¥900を買う。『セルピコ』ってなつかしいなあ。アル・パチーノが好きだったから、『狼たちの午後』は何回か観たが、『セルピコ』は見たような見なかったような。原作があったのを知らなかった。『山田風太郎新発見作品集』は去年出た本。でっぱさんも買っているはずなので私も買っておく。四軒目では、まず108円棚でライナー・チムニク『クレーン男』(パロル舎)を選ぶ。まったく知らない作家。表紙が段ボール紙のように分厚い造本がちょっと変わっている。訳は矢川澄子。ここの店は単行本500円均一セールをやっていて、10冊くらい買ってやろうと思ったが、そんなにうまくは行かず、かろうじて末國善己編『山本周五郎探偵小説全集③ 怪奇探偵小説』と『同④ 海洋冒険譚』(作品社)を買えただけだった。これは全7巻のシリーズ。そのうちの2冊だけあった。周五郎はもう周五郎の時点でおもしろいはずだが、そこに探偵小説の要素が加わったらいったいどんなことになるのか、考えただけでもおもしろそう。本日の行脚、わるくない締めくくりとなった。
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by anglophile | 2014-11-23 23:18 | 古本県外遠征 | Comments(2)
2014年 10月 13日
読書の合間に古本
c0213681_1131312.jpg休みの日には少しでも『重力の虹』を読み進めておきたいところ。200頁を過ぎたところで、ようやく各登場人物たちの置かれている状況がうすぼんやりと見えてきた。昼すぎ、スロースロップがロンドンのクォード夫人のアパートで屈辱的な英国式キャンディ演習を体験し終えたところで、私の方はこの3日間ブックオフに行ってなかったことに気づいた。出動。

・和田誠 『倫敦巴里』 (話の特集)   ※こんな楽しい本が108円とはありがたし!
・藤原審爾 『秋津温泉』 (集英社文庫)   ※井伏鱒二の「藤原君のこと」が巻末に付されているのがいい。
・丸谷才一 『人形のBWH』 (文春文庫)   ※ときどきこの人のエッセイを読みたくなる。
・壺井栄 『どこかでなにかが』 (春陽文庫)   ※壺井栄と春陽文庫という取り合わせが目を引いた。
・種村季弘編 『日本怪談集(下)』 (河出文庫)   ※探していた下巻がようやく手に入った。
・永井龍男 『コチャバンバ行き』 (講談社文庫)   ※永井龍男の文庫本となるとついつい買ってしまう。
・石森章太郎 『トキワ荘の青春 ぼくの漫画修業時代』 (同上)   ※読みたい本が増えていく。

◆『重力の虹(上)』@232頁
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by anglophile | 2014-10-13 23:35 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2014年 09月 06日
ここ2週間くらいの古本
<福野アミュー古本市>
・ハンス・ヘニー・ヤーン 『鉛の夜』 (思潮社) ¥300
・徳永康元 『ブダペストの古本屋』 (ちくま文庫) ¥400
・尾崎一雄 『まぼろしの記/虫も樹も』 (講談社文芸文庫) ¥210
・ジョン・マグリーヴィ編 『グレン・グールド変奏曲』 (東京創元社) ¥320

<ブックオフ>
・蛭子能収 『正直エビス』 (新宿書房)
・ボルヘス他 『書物の王国1 架空の町』 (国書刊行会) ¥700
・南方熊楠 『南方熊楠コレクションⅢ 浄のセクソロジー』(河出文庫)

<ブックマーケット>
・洲之内徹 『芸術随想 しゃれのめす』 (世界文化社) ¥300

先週、福野アミューでまた古本市があった。初日にちょうど会場から比較的近いところに出張があったので、それが終わってから寄ってきた。文圃閣の雑多な品揃えが楽しかった。『グレン・グールド変奏曲』はもうずいぶん前に出た本。持っていたかどうかわからなかったが、安ければ買っておく。家に帰って確認してみたら持っていなかったことがわかった。

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9月28日(日)にまた「BOOK DAY とやま 一箱古本市」が開かれるとのこと。今回は募集箱数が20箱といつもの半分で、早めに申し込んでおかないとすぐにいっぱいになりそうだったので、さっそく申し込みを済ませた。ちょうど今月はこの日曜日だけがあいているので参加しない手はない。本の整理もかねて準備をしていこう。
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by anglophile | 2014-09-06 23:47 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2014年 08月 22日
ほしかった文庫をブックオフで一気買い
・室生犀星 『天馬の脚』 (ウェッジ文庫)
・山村修 『もっと、狐の書評』 (ちくま文庫)
・岡崎武志 『昭和三十年代の匂い』 (同上)
・宮下規久朗 『モチーフで読む美術史』 (同上)
・丸谷才一 『快楽としての読書 日本篇』 (同上)
・東浩紀編 『小松左京セレクション 2 未来』 (河出文庫)
・フランク・オコナー 『フランク・オコナー短篇集』 (岩波文庫)
・柴田元幸編 『昨日のように遠い日 少年少女小説選』 (文藝春秋) ※おまけ

『モチーフで読む美術史』はしばらく前から気になっていた文庫本。野々市の明文堂のちくま文庫棚に行くと、これがポップ付きで数冊面陳されている。テーマごとに解説が付されていて読みやすく、美術素人にはありがたい。むかし買った Robert Cumming という人の Annotated Art という大判の本のことを思い出した。
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by anglophile | 2014-08-22 23:51 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2014年 08月 16日
大阪で買った本
今週はあれやこれやで大阪三昧。以下、古本レポートである。新刊もあるでよ。

<阪神夏の古書ノ市>
・『別冊幻想文学 中井英夫スペシャルⅠ・Ⅱ』 (幻想文学会出版局) ¥1200
・カルロス・フエンテス 『アルテミオ・クルスの死』 (新潮社) ¥2500
・草森紳一 『マンガ考』 (コダマプレス) ¥3000
・草森紳一 『マンガ・エロチシズム考』 (誠文堂新光社) ¥3000

たまたま泊まったホテルの近くに阪神百貨店があってそこで古本市が行われていた。何を措いてもまず足を運びますね。中古レコード市との同時開催。名前を聞いたことのある関西の古本屋がいくつか参加していた。古本スペースはそれほど広いわけではないが、出されている本がなかなかの品揃えで、とても刺激的だった。あれもこれも買えるほど値付けは甘くはないが、それでも探求本だった『アルテミオ・クルスの死』(カバーの状態はあまりよくない)などは良心的な値段で迷わず購入した。草森紳一の最初期本2冊は、「古本屋ツアー・イン・ジャパン」でかつて紹介されたときに興味を持った。『マンガ考』のイラストは真鍋博。

<丸善&ジュンク堂梅田店>
・野呂邦暢 『兵士の報酬 随筆コレクション1』、『小さな町にて 随筆コレクション2』 (みすず書房)
・北園克衛 『記号説 1924 ‐1941』、『単調な空間 1949 ‐1978』 (思潮社)

大都会のでっかい書店に行ってみよう企画を自分でこしらえて実践。梅田のジュンク堂に行ってみた。よくわからんが、丸善と合同出店なのか? さっそく品揃えをチェックしてみると、あるわ、あるわ、手に取ってみたかった新刊があれもこれもあって、ふるさとの書店とは異次元の空間。ほしかった上記4冊を迷わず購入。いやあ、すごかった、購入金額が。

<ブックオフ各店>
・開高健監修 『洋酒天国2』 (新潮文庫)
・多和田葉子 『雪の練習生』 (同上)
・西江雅之 『旅は風まかせ』 (中公文庫)
・津原泰水 『蘆屋家の崩壊』 (ちくま文庫)
・グレゴリ青山 『新装版 旅のグ』 (同上)
・木山捷平 『耳学問・尋三の春 他十一編』 (旺文社文庫)
・車谷長吉 『物狂ほしけれ』 (平凡社)
・風間完 『さし絵の余白に』 (文化出版局)
・ジョン・ファウルズ 『フランス軍中尉の女』 (サンリオ)
・坪内祐三 『変死するアメリカ作家たち』 (白水社) ¥210

もれなくブックオフにも行かねばならぬ。新潮文庫から多和田葉子が出てたのは知らなかった。なんか新鮮。というか、彼女の本はあんまり文庫化されていない。ドイツに住んでいるからなのか? 西江雅之や木山捷平の本は久しぶり。ポストモダニズム小説『フランス軍中尉の女』も掘り出しもの。表紙のメリル・ストリープの顔はすでにおなじみだが、映画のわりにこの本はまったくと云っていいほど見かけない。

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by anglophile | 2014-08-16 23:35 | 古本県外遠征 | Comments(0)
2014年 07月 28日
富山遠征
ここふた月ほど、地元ブックオフの状況がまったくよろしくない。しばらく前に野々市店がリニューアルされたが、棚の位置が整理されただけで、何かが大きく変わったわけではない。復調にはほど遠い。結局、振れども振れども当たらず、打率はついに二割五分を切ってしまった。このままでは書くことがないので、ブログが自然消滅してしまいそう。

ということで、昨日は不調を払拭すべく、ブログネタの仕入れも兼ねて、富山のブックオフをまわってきた。まずは砺波店から。20%オフセールをやっていた。108円棚であわよくばナイスな収穫を、などと過度の期待はせず、半額棚から積極的に買うことにする。1dayパスとの合わせ技でほぼ3割引きになるしね。じっくり見て回り、管啓次郎『狼が連れだって走る月』(河出文庫)650円、中井英夫『中井英夫全集[9] 月蝕領崩壊』(創元ライブラリ)1060円、新倉俊一『詩人たちの世紀』(みすず書房、帯付)1260円の3冊(値段は元々のもの)を買う。まずまずでござる。ちなみに、『詩人たちの世紀』の副題は「西脇順三郎とエズラ・パウンド」。刺戟的!

続いて、高岡へと北上する。まずは鐘紡店。一応108円棚も見てみるが、あんまり買えそうな本がない。やっぱり半額棚で勝負。鶴ヶ谷真一の本が何冊か出ていた。持っていなかった『古人の風貌』(白水社)¥1010を購入する。この本、あまりにも内容がシブいのでどうしようか迷ったが、迷ったら買った方がいいはず。続いて手ごわい西町店へ。ここはこれまでにも何回も来ているが、店長が抜け目のない策略家で、いい本はそうそう108円棚には下りてこない。昔の本でも状態が良ければ半額棚。ひどいときには状態が悪くても半額棚。「最高で金、最低でも金」みたいな感じ。ここでは大した本は見つからず、鮎川哲也編『怪奇探偵小説集(2)』(双葉文庫)210円のみかろうじて購入。この本だって、なんで半額棚にあるのか理解に苦しむ。ハルキ文庫の方だったらまだわかるが、この本、昭和59年発行の文庫本なのになあ。

c0213681_1344524.jpgここで一段落したのだが、まだ物足りないので、8号線沿いにあるブックマーケットにも寄ってみることにした。ここはあまり品数が多くなく、本の回転も速くないように思えるのであんまり行かない。今回訪れるのは久しぶり。入口の自動ドアには「本日2割引き」の張り紙がしてあった。さて、どうだろう。店内に入ってすぐ左には新入荷コーナーみたいなのがあるんだけど、実用書ばっかである。が、よく見てみると、分厚い『横尾忠則全装幀集』(パイインターナショナル、帯付)を発見。ビニール袋に包装されている。9000円を越える定価に対して売値が7040円となっていた。なんだこの40円って? ブックオフだと半額になるが、ブックマーケットは私の知っているかぎり、発行間もない本は3割引きぐらいにしかならないのでちょっと興醒め。どうしようかと悩む。2割引きなので5600円ぐらいか。迷うところだが、帯が付いて状態もいい。これくらい買っとかないと不調は払拭できませんよ、と悪魔がささやいたので買うことにした。他にも何冊かほしかった本が見つかった。西村賢太『一私小説書きの日乗 憤怒の章』(角川書店、帯付)525円、皆川博子『総統の子ら(上)(中)(下)』(集英社文庫)630円、小林信彦『決壊』(講談社文芸文庫)210円も合わせて購入。

だいぶ満たされたが、ここまで来たのなら、富山市の方にも足を延ばさないとなんか損した気分になりそう。8号線をそのまま西に進むことに。豊田店は空振りで、山室店へ。高岡のブックオフとはちがい、両店ともセールはやっていなかった。函入り本コーナーに何気なく置かれていた村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(新潮社)を見てみると初版だった。なかなかお目にかかれないと思うのでありがたく買うことにする。帯はなかったが108円はうれしい。1985年6月の新刊案内が挟まっていた(右図)。

最後に、黒瀬店へ。もう外は夜の帳が下りている。ぐるぐる念入りに見ていくが、どうもいまいち。が、単行本半額棚で山崎努『柔らかな犀の角』(文藝春秋、帯付)910円を見つける。山崎努はなかなかの読書家である。新刊で出たときに迷った本だったのでこの機会に買うことにする。あと、外国文学棚にトマス・ピンチョン『逆光(上)(下)』(新潮社、帯付)4520円を発見。帯付で状態もいいので文句なし。本日を締めくくるにふさわしい分厚さである。ピンチョン全集を買うのはこれがはじめて。ところで『重力の虹』はまだなのか? もう夏休みに入っちゃったけど。
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by anglophile | 2014-07-28 18:27 | 古本県外遠征 | Comments(6)
2014年 05月 24日
本日は大漁なり
<文庫108円棚>
・大佛次郎 『敗戦日記』 (文春文庫)
・阿部和重 『シンセミア(上)(下)』 (講談社文庫)
・谷内六郎 『谷内六郎展覧会(春)(夏)(秋)(冬・新年)(夢)』 (新潮文庫)

『シンセミア』は最初朝日文庫から4分冊で出たが、去年晴れて(?)講談社文庫に入った。解説は池上冬樹。池上は阿部と同じ山形出身なんだなあ。谷内六郎の新潮文庫は(冬・新年)と(夢)が未所持だった。じゃあ、残りの3冊は買わなくてもいいじゃん、ということにはならない。

<単行本108円棚>
・赤川次郎/司修 『角に建った家』 (岩波書店)
・永江朗 『恥ずかしい読書』 (ポプラ社)
・森山大道 『もうひとつの国へ』 (朝日新聞出版)
・藤本義一/滝田ゆう 『東西あきんど大學 虎の巻』 (善文社)
・藤本義一/滝田ゆう 『東西あきんど大學 竜の巻』 (善文社)

『角に建った家』は司修の装画が存分に楽しめる本。すべて彩色刷りなのでぜいたくだ。『恥ずかしい読書』はなかなか楽しい本。「そういえば、むかし、千駄ヶ谷にあったピーター・キャットというジャズ喫茶の本棚には、スティーヴン・キングのペーパーバックなんかが並んでいて、シブかった。これは棚から出して読んでも、マスターの村上春樹がギロリと睨むこともなかった」(131頁)という気になる一節を発見。

<文庫2冊500円>
・長井勝一 『「ガロ」編集長』 (ちくま文庫)
・都築響一 『珍日本超老伝』 (ちくま文庫)
・四方田犬彦 『ひと皿の記憶』 (ちくま文庫)
・伊藤秀雄編 『明治探偵冒険小説集1 黒岩涙香集』 (ちくま文庫)
・都築響一 『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行 東日本編』 (ちくま文庫)
・都築響一 『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行 西日本編』 (ちくま文庫)

久しぶりの文庫2冊500円セールでちくま文庫ばかりを買ってしまう。『黒岩涙香集』は「明治探偵冒険小説集」というシリーズの一冊。収集魂をくすぐられる。『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』は昔新刊で買ったが、赤ん坊だった息子に背表紙をびりびりと破られ、今は無惨な姿で本棚の奥におさまっている。

帰ってきてから、この前でっぱさんから買った『響きと怒り』を読み継ぐ。わけのわからなさが期待どおりで、それが少しずつ心地よくなってきている。『重力の虹』が出るまでには読み終えたい。
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by anglophile | 2014-05-24 21:49 | 古本県外遠征 | Comments(0)