2015年 09月 13日
今日の108円
先週から仕事量がとんでもないことになっていて首が回らない。年に数回ある集中砲火だが、かつてないほど苛烈かも。仕事Aに取りかかりたいのに、仕事Bが横から転がり込んできて、じゃBを片付けたろかいと思うと、あらぬ方向から仕事Cが飛んできて、今回はさらに仕事Dぐらいまで降りかかってくるような感じ。もがけばもがくほど中心から遠ざかる仕様になってるみたい。『充たされざる者』の主人公ライダーもそんな感じでイライラしてなかったっけ。チームの仲間が理解ある人たちなので、それだけが唯一の救い。ほかに救いなんてあったもんじゃない。苦虫噛み潰したような顔してこなすだけ。あと2日、あと2日ガマンすれば終わるんだ、とブツブツいいながら、ブックオフの棚を見てまわる。気分転換も必要ですから。
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当然だが、『喋る馬』だけ108円ではない。では、半額かといえばそれも違う。正解は、謎の1760円だ! 全然安くなってないのが悔しいが、定価で買ってもいいくらいに思っていたからここらへんであきらめて買うことにした。ブックオフの新価格システムになす術なし。次っ! 『60年代日本SFベスト集成』はこれで全部揃ったかな。文庫版と新書版の混合チームだけど。『幻影の書』は今まで読んだオースターの中では一番好きな作品。かっこつけた言い方をすれば、主人公とヘクター・マンの映画との出会い方が、自分とグールドの音楽との出会い方に非常によく似ていて、わずか数ページの描写なのだけど繰りかえし読んでいる。長吉の人生相談は朝日新聞の連載をまとめたもの。トーマス・オーウェンは未知の作家だったが、解説がそれぞれ風間賢二と垂野創一郎なので気になり購入。『ボヴァリー夫人』は山田爵訳。解説が蓮實重彦なので買ってしまう。だからといって『「ボヴァリー夫人」論』にまで手を出そうなどとは思っていない。
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by anglophile | 2015-09-13 22:14 | 古本 | Comments(2)
Commented by みこ at 2015-11-07 19:06 x
万歩計さん、こんにちは。
「にっぽんほら話」見つけられて羨ましい限りです。(私も探します!)
この中の「おさる日記」が大好きで、絵本版をよく小学校の読み聞かせで使っています。
四年生以上限定で読んでますが、みんな最後にびっくりしてくれて面白がってくれて楽しいです。
この絵本は村上康成さんの絵なのですが、
和田さんご本人の絵の本があると最近知りまして、購入しました。
とってもかわいいおさるの絵柄にほのぼのします。
ストーリーはちょっぴりホラーですけどね☆ 
Commented by anglophile at 2015-11-08 20:56
どうもお久しぶりです。
和田誠さんの文庫本はなんかいろいろあるようで、全貌は把握しておりませんが、見かけるとついつい買ってしまいます。
「おさる日記」は、のちほどチェックしてみますね。


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