2015年 04月 19日
チェリビダッケとジミー・ペイジは少しだけ似ている
・色川武大 『虫喰仙次』 (福武文庫)
・阿佐田哲也 『次郎長放浪記』 (中公文庫)
・星野道夫 『長い旅の途上』 (文春文庫)
・丸谷才一 『腹を抱へる 丸谷才一エッセイ傑作選1』 (同上)
・青山二郎 『鎌倉文士骨董奇譚』 (講談社文芸文庫)
・吉田健一 『私の食物誌』 (中央公論社)
・常盤新平 『東京の小さな喫茶店』 (世界文化社)
・杉浦康平 『かたち誕生 図像のコスモロジー』 (NHK出版)
『次郎長放浪記』の解説は丸谷才一。「色川武大=阿佐田哲也の全作品のなかでとりわけわたしの愛惜する本である」とあったら買ってしまう。その丸谷才一の『腹を抱へる』は出たばかりなのに108円だったのでラッキー。『鎌倉文士骨董奇譚』は時代小説の棚にあった。『私の食物誌』は函入りの元版。で、ここまでは普通の展開。大当たりだったのは半額単行本コーナー。
・堀江敏幸 『余りの風』 (みすず書房) ¥1360
・堀江敏幸 『子午線を求めて』 (思潮社) ¥1260
・堀江敏幸 『振り子で言葉を探るように』 (毎日新聞社) ¥1460
・北原尚彦/西崎憲編 『ドイル傑作選Ⅰ ミステリー編』 (翔泳社) ¥1310
・北原尚彦/西崎憲編 『ドイル傑作選Ⅱ ホラー・SF編』 (同上) ¥1310
・ロレンス・ダレル 『アレクサンドリア四重奏Ⅰ ジュスティーヌ』 (河出書房新社) ¥1260
・ロレンス・ダレル 『アレクサンドリア四重奏Ⅱ バルタザール』 (同上) ¥1260
・ロレンス・ダレル 『アレクサンドリア四重奏Ⅲ マウントオリーブ』 (同上) ¥1360
・ロレンス・ダレル 『アレクサンドリア四重奏Ⅳ クレア』 (同上) ¥1260
これらは半額のままなら手が出ないが、なんと「半額単行本が350円」という大盤振る舞いセールをやっていたのだ! 手元に置いておきたかった本が運良く何冊も手に入りほくほくだった。全部帯も付いているので文句なしの収穫。ところで、最近ブックオフは帯を残すようになったが、なぜだろう。