2014年 12月 23日
第33回 金沢一箱古本市@よこっちょ
c0213681_12132271.jpg日曜日は今年最後となる一箱古本市があった。12月に開催というのはかなりの冒険だったのだろう。悪天候を見越してだと思うが、今回は金澤表参道の中ほどにある「いちょう館」という建物内の3階で行われた。予想通りというか、あいにくの雨で、さすがに通りは人もまばらだった。いちょう館前のテントにいらしたカルロスさんにご挨拶してから、建物内へ。3階にある会場は会議室みたいな小空間で、暖房が心地よくきいていた。これなら冬開催もありかもしれない。開始直後に訪れたものの、出店者の方々は全員集合というわけにはいかなかったようで、まだ6名ほどの箱しか出ていなかった。みなさんにご挨拶してから順番に本を見ていく。あうん堂さんのところで、興味のあった森山伸也『北緯66.6°』(本の雑誌社)¥1350をまず買う。これはあうん堂さんご推薦の本。この先、北欧を訪れる機会なんてあるのだろうか、と淡い夢を抱く。そのお隣には富山からお越しのひらすま書房さん。昼寝中ののび太くんがいいですね。箱にはあまり見かけないリトルマガジンがいつも販売されている。それらの雑誌についていろいろと説明していただいた。『自給自足』が1冊出ていて、結局買わなかったのだが、これはちょっと集めたい雑誌である。自給自足とという言葉にやはり淡い夢を抱いている。さらにそのお隣には超常連のでっぱさん。ここでは、シャーリイ・ジャクスン『異色作家短篇集⑫ くじ』(早川書房)¥400と中田耕治編『恐怖通信』(河出文庫)¥200の2冊を購入。後者は、つい先日『恐怖通信Ⅱ』を買ったところだったので、タイミングよく赤い方も手に入った。そうこうしているあいだにも、遅れてきた出店者の方々が本を並べはじめ、ちょっとずつにぎやかになっていく。すると、前回たくさん文庫を買わせてもらった怪奇幻想紳士がいらっしゃり、おもむろに隅っこの机に本を並べはじめられた。持ってこられた本の冊数は10冊にも満たないが、まったく予測不可能なラインナップに驚嘆するばかり。今回は創土社特集だったようで、分厚い『ホフマン全集』の端本などが並べられていた。何冊か手に取らせてもらう。『ホフマン全集』は緑色の函に入っていて、横尾忠則風のギラギラしたイラストが印象的。3冊置かれていたが、記念にそのうちの第3巻とグスタフ・マイリンク『緑の顔』を買うことにした。ともに500円。来た甲斐がありました。
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by anglophile | 2014-12-23 19:22 | 一箱古本市 | Comments(0)


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