2014年 11月 23日
充実の一日
c0213681_02378.jpgやっとのことで『重力の虹』を読み終わり、その記念にブックオフに行ってみることにした。一軒目で、鶴見俊輔『書評10年』(潮出版社)と藤本和子『イリノイ遠景近景』(新潮社)を買う。幸先がいいなあ。『書評10年』は装丁が田村義也。とてもいい。『イリノイ遠景近景』はちょっと気になっていたので108円で手に入れられてうれしい。ブローティガンのことは書かれているのだろうか。二軒目で、梶龍雄『殺人への勧誘』(光風社出版)を新書棚で見つける。はじめての梶龍雄。三軒目で、ピーター・マーズ『セルピコ』(日本リーダーズダイジェスト社)と有本倶子編『山田風太郎新発見作品集』(出版芸術社)¥900を買う。『セルピコ』ってなつかしいなあ。アル・パチーノが好きだったから、『狼たちの午後』は何回か観たが、『セルピコ』は見たような見なかったような。原作があったのを知らなかった。『山田風太郎新発見作品集』は去年出た本。でっぱさんも買っているはずなので私も買っておく。四軒目では、まず108円棚でライナー・チムニク『クレーン男』(パロル舎)を選ぶ。まったく知らない作家。表紙が段ボール紙のように分厚い造本がちょっと変わっている。訳は矢川澄子。ここの店は単行本500円均一セールをやっていて、10冊くらい買ってやろうと思ったが、そんなにうまくは行かず、かろうじて末國善己編『山本周五郎探偵小説全集③ 怪奇探偵小説』と『同④ 海洋冒険譚』(作品社)を買えただけだった。これは全7巻のシリーズ。そのうちの2冊だけあった。周五郎はもう周五郎の時点でおもしろいはずだが、そこに探偵小説の要素が加わったらいったいどんなことになるのか、考えただけでもおもしろそう。本日の行脚、わるくない締めくくりとなった。
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by anglophile | 2014-11-23 23:18 | 古本県外遠征 | Comments(2)
Commented by でっぱウサギの本 at 2014-11-25 22:19 x
でっぱでございます。実はその山風の本は持ってないのですよ。いつか出世したら買おうと思うのですが、多分その前に絶版ですね。充実の一日は富山方面?
連休中に京都に行きまして、純然たる家族サービスの観光目的だったので、古本計画はなかったのですが、電車乗り換えで偶然BО三条駅ビル店に出くわし、15分だけ目が痛くなるほど棚を凝視し、三冊ゲットしました。ひょっとしたら善行堂さんのエッセイに出てくる店でしたっけ。良い店でした。そういえば、鏡明さんが今度はブックエンドを訪れたということです(本の雑誌12月号)。ではまた。
Commented by anglophile at 2014-11-26 20:09
でっぱさん、山田風太郎にレスポンスをいただき恐縮です。この日は福井方面でした。ときどき行かなくては思っていますがちょっと遠いですね。
京都行かれたのですね。三条BOは私も何回か行きました。善行堂さんの本にも何度と出てくる店舗です。
『本の雑誌』は明日にでもチェックしたいと思います。ではでは。


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