2014年 10月 15日
江戸川乱歩推理文庫!
c0213681_18454692.jpg『重力の虹』に関して、一昨日のブログに「200頁を過ぎたところで、ようやく各登場人物たちの置かれている状況がうすぼんやりと見えてきた」などと分かったふうなことを書いたのだが、それから10ページも進まないうちにまた誰が何をしようとしているのかがさっぱりわからなくなってきた。書いてあることを頭に入れてもそれが具体的なイメージを結ばない。私が浅墓でした。

今日は代休なので仕事が休み。甘ったれた根性をもっと上等のやつと交換するために向かったのは結局ブックオフ。半泣きになりながら108円棚を流していたら、黄色い塊が眼に飛び込んできた。んっ? 講談社の江戸川乱歩推理文庫だ! 思わずカゴを取りに走る。そのうちに涙は乾いてしまった。獲物をしとめたチーターよろしく、店内隅の方に行って冊数を確認してみたら全部で51冊だった。後半の巻に抜けがあったものの、これだけまとまって見つかることは稀である。このタイミングでブックオフに寄ったことの勝利であるが、つまるところピンチョン様々である。また『重力の虹』を読み続ける勇気がわいてきた。古本と読書は表裏一体。

◆混迷を極める『重力の虹(上)』@284頁
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by anglophile | 2014-10-15 23:04 | 古本 | Comments(0)


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