2014年 08月 16日
大阪で買った本
今週はあれやこれやで大阪三昧。以下、古本レポートである。新刊もあるでよ。

<阪神夏の古書ノ市>
・『別冊幻想文学 中井英夫スペシャルⅠ・Ⅱ』 (幻想文学会出版局) ¥1200
・カルロス・フエンテス 『アルテミオ・クルスの死』 (新潮社) ¥2500
・草森紳一 『マンガ考』 (コダマプレス) ¥3000
・草森紳一 『マンガ・エロチシズム考』 (誠文堂新光社) ¥3000

たまたま泊まったホテルの近くに阪神百貨店があってそこで古本市が行われていた。何を措いてもまず足を運びますね。中古レコード市との同時開催。名前を聞いたことのある関西の古本屋がいくつか参加していた。古本スペースはそれほど広いわけではないが、出されている本がなかなかの品揃えで、とても刺激的だった。あれもこれも買えるほど値付けは甘くはないが、それでも探求本だった『アルテミオ・クルスの死』(カバーの状態はあまりよくない)などは良心的な値段で迷わず購入した。草森紳一の最初期本2冊は、「古本屋ツアー・イン・ジャパン」でかつて紹介されたときに興味を持った。『マンガ考』のイラストは真鍋博。

<丸善&ジュンク堂梅田店>
・野呂邦暢 『兵士の報酬 随筆コレクション1』、『小さな町にて 随筆コレクション2』 (みすず書房)
・北園克衛 『記号説 1924 ‐1941』、『単調な空間 1949 ‐1978』 (思潮社)

大都会のでっかい書店に行ってみよう企画を自分でこしらえて実践。梅田のジュンク堂に行ってみた。よくわからんが、丸善と合同出店なのか? さっそく品揃えをチェックしてみると、あるわ、あるわ、手に取ってみたかった新刊があれもこれもあって、ふるさとの書店とは異次元の空間。ほしかった上記4冊を迷わず購入。いやあ、すごかった、購入金額が。

<ブックオフ各店>
・開高健監修 『洋酒天国2』 (新潮文庫)
・多和田葉子 『雪の練習生』 (同上)
・西江雅之 『旅は風まかせ』 (中公文庫)
・津原泰水 『蘆屋家の崩壊』 (ちくま文庫)
・グレゴリ青山 『新装版 旅のグ』 (同上)
・木山捷平 『耳学問・尋三の春 他十一編』 (旺文社文庫)
・車谷長吉 『物狂ほしけれ』 (平凡社)
・風間完 『さし絵の余白に』 (文化出版局)
・ジョン・ファウルズ 『フランス軍中尉の女』 (サンリオ)
・坪内祐三 『変死するアメリカ作家たち』 (白水社) ¥210

もれなくブックオフにも行かねばならぬ。新潮文庫から多和田葉子が出てたのは知らなかった。なんか新鮮。というか、彼女の本はあんまり文庫化されていない。ドイツに住んでいるからなのか? 西江雅之や木山捷平の本は久しぶり。ポストモダニズム小説『フランス軍中尉の女』も掘り出しもの。表紙のメリル・ストリープの顔はすでにおなじみだが、映画のわりにこの本はまったくと云っていいほど見かけない。

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by anglophile | 2014-08-16 23:35 | 古本県外遠征 | Comments(0)


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