2013年 10月 17日
10月は古本強化月間?
c0213681_10313038.jpgラブロ片町の古本コーナーが3階に移動したらしいので偵察に行ってきた。2階のスペースよりは狭くなっていたが、本棚がコンパクトに並んでいて見やすくなっていた。新しい本も期待どおり補充されていた。驚いたのは奥の壁側の文庫棚に創元推理文庫がごっそり並べられていたこと。これらの文庫は、先日書いたとおり、加能屋さんの武蔵店に出ていたものだが、今回のスペース移動にあわせてこちらに品出しということになったのだろう。しかも、よく観察してみると、武蔵店には出ていなかったものがちらほらある。例えば、この前は5巻までしかなかったジュディス・メリル編『年刊SF傑作選6・7』が見つかった。これでめでたく全7巻が揃った。それにしてもこれだけ創元推理文庫が並んでいるのは壮観。カバーイラストを一冊一冊見ているだけで時間があっというまにすぎてしまう。クロフツ『マギル卿最後の旅』の真鍋博のイラスト(右の写真)なんてなかなかいいじゃない。汚れなんて気になりません。これ以外に、『ブラックウッド傑作選』『M・R・ジェイムズ傑作集』などももれなく買うことにして、次に他の棚も見て回る。すると、こちらにも補充された本がけっこう出ていて、もはや買い物かごが必要になってきた。後藤明生『笑いの方法』(福武文庫)梅崎春生『ボロ家の春秋 他五編』戸板康二『ハンカチの鼠』三浦哲郎『スペインの酒袋』田中小実昌『また横道にそれますが』(旺文社文庫)ホフマン/フロイト『砂男/無気味なもの 種村季弘コレクション』稲垣足穂『彼等(they)』福永武彦『内的獨白 堀辰雄の父、その他』(河出文庫)佐藤春夫『車塵集/ほるとがる文』(講談社文芸文庫)島村利正『妙高の秋』村川堅太郎訳註『エリュトゥラー海案内記』(中公文庫)フェルナンド・ペソア『ポルトガルの海 フェルナンド・ペソア詩選』(彩流社)500円、塚本邦雄/寺山修司『火と水の対話』(新書館)600円とけっこうな収穫があった。文庫は全部100円(1割引で90円)なので買わないという選択肢が思いつかない。『エリュトゥラー海案内記』は2年前だったかに改版が出ているが、こちらは背が肌色の元のやつ。高校時代に世界史でおぼえたこの用語にはちょっとした思い出があるのでぜひ読んでみたいと思っていた。
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by anglophile | 2013-10-17 18:52 | 古本 | Comments(0)


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