2013年 03月 17日
先週分の日記
<3月11日(月)>
帰りにカボスに寄って、皆川博子『皆川博子コレクション1 ライダーは闇に消えた』(出版芸術社)を購入。

<3月12日(火)>
旧石器時代から伝わる職場のデスクトップパソコンで、「講談社文芸文庫」と検索してみたら、「好打者文芸文庫」と出た。ほんとにそんな文芸文庫があるのか確認してみたくなったので、帰りに香林坊ラブロ内の古本コーナーへ。

・江藤淳 『小林秀雄』 (講談社文芸文庫)
・幸田露伴 『太公望・王羲之』 (新潮文庫)
・江戸川乱歩 『謎と魔法の物語 自作に関する解説』 (河出文庫)
・富士正晴 『富士正晴作品集 全5巻』 (岩波書店) ¥3000

「好打者文芸文庫」なんてことはどうでもいいわけで、それより文庫などが少しだけ補充されていたので何冊か買うことができた。『小林秀雄』の「人は詩人や小説家になることができる。だが、いったい、批評家になるということはなにを意味するであろうか。あるいは、人はなにを代償として批評家になるのであろうか」という冒頭はいつ読んでもかっこいいな。英作文の問題にしたい文章だ。あと、『富士正晴作品集』が手頃な値段であって、年末年始に山田稔『富士さんとわたし』を読んでいたのでつい買ってしまった。でも、もう置く棚がない。

<3月14日(木)>
めずらしく仕事に没頭していて、ホワイトデーのことを完全に失念していたことが妻にバレた。「拙者のホワイトデーには時差がある」と言ってみたところで、なんの効果もなかった。彼女を失望させるのには慣れているけど、毎回毎回そんなのだとさすがにダメダメだわな。反省。

<3月15日(金)>
先週からちびちび読み始めたグレアム・スウィフト『ウォーターランド』がけっこう笑える。
 それはゆっくりと浮き沈みしていた。渦の中で回転し、揺れていた。顔をふせ、ひじを曲げた両腕を外に開き、ちょうど、静かにうつぶせで眠る人の姿勢だった。しかしそれは死んでいるのであって、眠っているのではなかった。なぜなら、顔をふせて水面上に横たわる人体は、眠ってはいないものだから。ことに、そのような状態で横たわったまま、暗闇の中で発見されずに数時間が経過している場合には、なおさらである。(44頁)
スウィフトが自作に言及している映像があった。なんかいい風景だな。



<3月16日(土)>
ホワイトデー事件はその後事なきを得たが、今日は気を紛らすためにブックオフに行ってみようかと思います。

・東雅夫編 『幻想文学入門』 (ちくま文庫) ¥450
・『別冊映画秘宝 『イングロリアス・バスターズ』映画大作戦!』 (洋泉社) ¥325
・北野武 『Kitano par Kitano: 北野武による「たけし」』 (早川書房)
・アンリ・カルティエ=ブレッソン 『こころの眼 写真をめぐるエセー』 (岩波書店)
・角田光代 『恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。』 (ブルーム・ブックス)

雑誌半額セールをやっていた。別冊映画秘宝はうれしい買い物。『イングロリアス・バスターズ』にはいろいろ元ネタがあって、先月『特攻大作戦』を見たばかり。他のもあとでチェックしてみよう。
[PR]

by anglophile | 2013-03-17 18:10 | 古本 | Comments(0)


<< 年度末      英米小説最前線リスト >>