2012年 07月 29日
第17回一箱古本市@源法院
夏らしい一日となった本日、毎月恒例の一箱古本市@源法院に出場してきた。ちゃんと頭に麦藁帽子を装備して。17回目の今回は、初出店の方もたくさんいらっしゃり、たのしい一日となった。以下、写真で綴る一箱古本市。

開始時には、このように隊長のあうん堂さんの号令で門前に一列横隊を成し、本堂にお参りした後、古本市が始まる。今回は、オリンピック開幕直後ということで、お客さんは訪れるのか!?みたいな雰囲気だったが、その影響は心配なかったようだ。天気は、最初のうちは曇り空だったので、ムギワラは不要であったか、とおもったが、昼頃からものすごく暑くなっていった。流るる汗は滝の如し。
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スマホからブログが投稿できるので、実況中継風に、写真を撮って随時載せていこうとおもっていたのだが、写真をアップロードしようとしたらアイコンが反応しなかったり、いざアップロードしたら写真が横になったままだったり、そうこうしているうちにバッテリーだけがどんどん減っていき、結局おもうように行かず、途中で断念したのでした。

さて、私の準備不足気味の箱内容は以下の通り。いつものごとく、外国文学はほとんど売れません。しかし、右隣のなつめ舎さんはラテンアメリカ文学がお好きなようで、1冊買っていただきました。ムーチャスグラシアス。
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今回の出店位置はちょうど折りたたみ椅子を置くスペースがあるベストポジションだった。でも、暑さはいよいよ増すばかり。水分補給は欠かせません。あと、顔を拭く爽やかシートみたいなやつ。なつめ舎さんから1枚もらったのだが、なかなか気持のよいものでした。ありがとうございました。
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昼ちょっと前くらいがお客さんの数のピークだったかもしれない。売れ行きは、前半好調、後半穏やかといった感じ。途中いらっしゃったご夫婦の奥様の方が、このブログを見て来ました、とおっしゃっていた。ありがたし。
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少し時間ができると、他の出店者の方々の箱を偵察することも怠らない。まず、でっぱさんの箱からティム・オブライエン『カチアートを追跡して』(新潮文庫)300円を購入。この文庫はあんまり見かけない。つづいて、おろおろさんからは鈴木信太郎『美術の足音 今は昔』(博文館新社)300円を購入。いい本が買えて幸せな気分。
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今回初出店のお一人、古本よあけさんは富山県魚津市から参戦されていらっしゃった。このブログをときどき見ていただいているそうでありがたいことです。よあけさんの箱に「古本よあけ通信」という手作りのA5サイズのフリーペーパーが置かれていたので1部(限定30部のうちの19番)いただく。今回の一箱にかける意気込みと先週末に石巻ブックエイドに参加されたときの模様をレポートされている。裏面には、「古本よあけ出品目録」がびっしりと印刷されていて圧倒された。書名、著者、出版社、値付け、レア度、店主一言が細かく書かれている。すばらしい! こういうの、私も作ってみたい。そのよあけさんからは黒田硫黄『大金星』(講談社)200円を衝動買い。『茄子』というのもオススメであることを教えていただいた。よあけさんは漫画も詳しそうだった。終了間近には、先日おじゃました古本ブックエンドさんからジェイムズ・ジョイス『フィネガン徹夜祭』(都市出版社)900円も購入した。ほとんど堀内誠一の装幀目当て。これもうれしい一冊だった。
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さて、水分をペットボトル4本分摂取したころに、午後4時をむかえ、終了となった。暑い日だったが、なんとか乗り切ることができてよかった。

売れた本は以下の通り。

・内澤旬子 『世界屠殺紀行』 (角川文庫)
・村上春樹編訳 『バースデイ・ストーリーズ』 (中央公論新社)
・澁澤龍彦 『フローラ逍遙』 (平凡社ライブラリー)
・『ちくま日本文学全集 内田百閒』 (筑摩書房)
・『おしまいのページで』 (文春文庫)
・谷崎潤一郎 『潤一郎ラビリンスVII怪奇幻想倶楽部』 (中公文庫)
・庄野潤三 『絵合せ』 (講談社文芸文庫)
・吉田健一 『金沢・酒宴』 (同上)
・谷崎潤一郎 『潤一郎ラビリンスⅠ初期短編集』 (中公文庫)
・ガルシア=マルケス 『悪い時』 (新潮社)
・クラフト・エヴィング商會編 『猫』(中公文庫)
・久生十蘭 『久生十蘭集』 (創元推理文庫)
・町山智浩/柳下毅一郎 『ベスト・オブ・映画欠席裁判』 (文春文庫)
・淀川長治/横尾忠則 『淀川さんと横尾さん』 (ちくま文庫)
・堀江敏幸 『子午線を求めて』 (講談社文庫)
・井上ひさし 『日本語教室』 (新潮新書)
・桜庭一樹 『赤朽葉家の伝説』 (東京創元社)
・仁木悦子 『林の中の家 仁木兄妹の事件簿』 (ポプラ文庫ピュアフル)
・近藤富枝 『本郷菊富士ホテル』 (中公文庫)
・茨木のり子 『倚りかからず』 (筑摩書房)
・松浦弥太郎 『今日もていねいに。』 (PHP研究所)
・松浦弥太郎 『あたらしいあたりまえ。』 (同上)
・庄野潤三 『庭のつるばら』 (新潮文庫)
・庄野潤三 『せきれい』 (文春文庫)
・『暮しの手帖 300号記念特別号』 (暮しの手帖社)
・セリーヌ 『夜の果てへの旅(上)(下)』 (中公文庫)

次回は、8/26(日)だそうです。当初は9/2(日)の予定だったようですが、変更になった模様。お間違えなく。

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by anglophile | 2012-07-29 22:59 | 一箱古本市 | Comments(2)
Commented by k-turezure at 2012-07-31 09:40
いつも楽しく見させていただいています。
今回は「古本よあけ」さんも参加と知ってびっくりしました。
京都の長岡天神の一箱でご一緒しましたので。

皆さん共通の、本を入れる木箱もいいですね。
一箱用に作られたオリジナルの箱ですか。
Commented by anglophile at 2012-07-31 18:30
k-turezure さん、コメントどうもありがとうございました。

長岡天神というのは京都にあるのですね。これまで何度か県外で行われる一箱に参加しようとしてきましたが、天候不順などの理由でまだその夢が果たせておりません。そのうちぜひと思っておりますが。

こちらの源法院の一箱は春から秋にかけて毎月開かれていますが、毎月というペースが意外に速く、最近では十分な準備もできないまま参加しておりました。今回よあけさんの一箱にかける思いに接することができて大変刺激になりましたし、2年前にはじめて参加した時のことを思い出したりもしました。

一箱用の本箱はそれぞれですね。源法院では実行委員の方々に用意していただいており、とても助かっております。なんだかんだその他にも準備する物が多いですからね。


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