2012年 07月 18日
今日の中公文庫
いうまいと思えど今日の暑さかな。こんな古句も思い出される。ああ暑い。涼をもとめて古本屋に寄ることにした。

・大宅壮一 『青春日記(上)(下)』 (中公文庫) ¥300
・吉田健一 『書架記』 (同上) ¥210
・辰野隆 『忘れ得ぬ人々』 (講談社文芸文庫) ¥210
・サイ・リバコブ/バーバラ・リバコブ  『ボブ・ディラン』 (角川文庫) ¥210

大宅壮一についてはまったく何にも知らないが、この中学時代(大正4~7年)に書かれていたという日記にはついつい引き込まれてしまった。とても面白い。大人が書く日記の大人臭さといったものがないからなのかもしれない。解説によると、大宅壮一は生前に日記や手記をほとんど残さなかったそうで、唯一残されていたのが、この若き日々を綴った日記であったらしい。誤字などもそのままにしてあるところが逆に好ましい。谷内六郎の素朴なカバー画も申し分ない。

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もう1冊の中公文庫である『書架記』は去年改版が出ているが、今日買ったのは旧版。参考書のひとつである『古本泣き笑い日記』の190頁にはこの旧版カバーの写真が載っていて、かっこいいなあと思っていたのだった。

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改版よりもこちらの方が断然いい。
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by anglophile | 2012-07-18 21:54 | 古本 | Comments(0)


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