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古本万歩計 Of what is lost, all I wish to recover is the daily availability of my writing, lines capable of grasping me by the hair and lifting me up when I'm at the end of my strength. - Roberto Bolano

Lost Horizon

午前中は仕事だったが、それも昼には終わり。外は完璧な春の陽気。桜の花びらが舞っていた。すると、そのまま帰るのがもったいなくなってきた。車を東へ東へ走らせていったら、そのうちシャングリラにたどり着いた。ふふふふふっ、来週は一箱古本市だった。「補充」と称して、古本を買いに行くしかなくなった。

秘密の場所で以下の本をまず買う。

・上林暁 『白い屋形船/ブロンズの首』 (講談社文芸文庫) ¥800
・J.E.モーパーゴ 『ペンギン・ブックス 文庫の帝王A・レイン』 (中公文庫) ¥300
・庄野潤三 『山の上に憩いあり』 (新潮社) ¥100

すばらしい。ずっと探していた上林暁の文芸文庫がいとも簡単に見つかった。

そのあとブックオフにも行く。おなじみのセールをやっていた。

・坂口安吾 『人間・歴史・風土 坂口安吾エッセイ選』 (講談社文芸文庫)
・李良枝 『由煕/ナビ・タリョン』 (同上)
・皆川博子 『巫女の棲む家』 (中公文庫)
・『正岡子規/高浜虚子』 (新学社近代浪漫派文庫)
・八木義徳 『文学の鬼を志望す』 (福武書店)
・リチャード・ブローティガン 『ロンメル進軍』 (思潮社)
・リチャード・ブローティガン 『突然訪れた天使の日』 (同上)
・宇野常寛 『リトル・ピープルの時代』 (幻冬舎)

明日も仕事だが、充実した一日を送った後は気持も軽い。
by anglophile | 2012-04-21 23:50 | 古本県外遠征 | Comments(0)