2012年 05月 03日
本棚の愉しみ(?)2
ぱらっと開いたとある本にセネカのこんな言葉が引用されていた。
A multitude of books confuses the mind. Accordingly, since you cannot read all the books which you may possess, it is enough to possess only as many books as you can read.
友人のルキリウスへの手紙にある言葉らしい。わかってますけど、なかなかそううまくいかないのですよ。

またこんな言葉も。
Up, and to my chamber doing several things there of moment, and then comes Sympson, the Joyner; and he and I with great pains contriving presses to put my books up in: they now growing numerous, and lying one upon another on my chairs ...
サミュエル・ピープスの、たぶん日記にある言葉だろう。そうそう、うちもそんな感じです。こっちの言葉の方が馴染みます。

現在、本の整理を断続的に行っているが、なかなか捗らない。すでに息子の部屋にまで雪崩れ込んでいる始末。スペースが限られているのに、節操なく本を買い続け、気づいたらこの状態。 Growing numerous である。数本ある本棚はもうとっくのむかしに埋まっている。ふと台所にたたずんでいると、冷蔵庫の上にいくらかのスペースがあるのを見つけ、そこに本を置いてみたらどうなるだろうと思ったが、そんなところに本を置く人の話は聞いたことがない。

ひとまず例の本棚に文庫を並べてみる。今回はちくま文庫。文芸文庫はすでに段ボール箱に収納した。

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最初は単なる入れ替え作業のつもりでやっていたが、これは同種の本をひとまとめにするいい機会になることに気づいた。ここ半年くらいで買った本のほとんどは未整理のまま放置していたので、この作業でどんな本を買っていたかがわかる。気づかずに、同じ本を2冊も3冊も買っていたことにも気づいてしまった。いい本は5冊くらいないと不安だが、1冊でいい本は3冊もいらない。

このあと、段ボールに入れ、その段ボールを部屋の隅に積んだ。ただ、この程度じゃ全然片づかないわけで、まだまだ先は長い。永遠に終わらない「倉庫番」のようなものだ。
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by anglophile | 2012-05-03 21:27 | 古本 | Comments(0)


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