2012年 01月 16日
日曜日の古本
昨日は午前中ちょいと野良仕事をしてから、そう遠くない鳴和の古本スーパーに寄った。が、何も買えず、不満が残った。このまま帰るのもなんだかなあ、と車を走らせていると、ちょうど東山界隈を通過中にふとあうん堂さんのことを思い出した。やはり古本は古本屋さんで、と車内満場一致で決定したのであうん堂に寄ることにした。

お店の近くの駐車場に車を止めて、お店に向かった。初めてあうん堂さんを訪れたのは2007年の秋だったろうか。一箱が始まるずーっと前。あのときは古本道に入門したての頃だった。さて、店の前まで来ると、入り口のところでご主人がちょうど本棚を整理されているのが見えた。新年のご挨拶を申し上げ、しばし立ち話。今年の一箱古本市の展望、新しい古本屋さんの話、『古本道入門』の話などなど楽しく歓談できた。

そのあと別のお客さんも来られてコーヒー(というよりも珈琲と書いた方がふさわしいかもしれない)を注文されたらしく、ものすごくいい珈琲豆の香りが店内に充満してなんだか別世界にいるような感覚。そんななか整理された本棚をなめるように見ていく。ジャンルが細かく分類されていて整然と本が並べられている様子は見事というほかない。吉田健一と中川一政の本が入荷したてということだった。本の雑誌社の本を中心に新刊本もけっこう並べられていた。今度から本の雑誌社の本を買うときはあうん堂さんに来ることにしよう。

コーヒーの香りに誘われて購入した本は、文学棚にあった以下の2冊。

・長谷川四郎 『シベリヤ物語』 (講談社文芸文庫) ¥500
・『カイエ 1978年11月号 特集・ラテンアメリカ文学の現在』 (冬樹社) ¥650

『ユリイカ』のラテンアメリカ文学特集号は1冊持っているが、『カイエ』のもあったなんて知らなかった。結局1時間ほどお邪魔しただろうか。楽しいひとときどうもありがとうございました。

さて、なんだか調子が上向いてきたので、帰りにブックオフも1軒寄ってみた。

・中上健次 『蛇淫』 (講談社文芸文庫) ¥105
・中川いさみ 『ストラト! 1』 (小学館) ¥300
・『夢二グラフィック 抒情カット・図案集』 (ピエ・ブックス) ¥1450

『ストラト!』はちょっと読みたいと思っていたマンガ。けっこう好きです。『夢二グラフィック』はなかなかステキな本。文句なしに買っておく。

お腹が一杯になったが、そうすると昼食を食べていないことに気づいて、海老天丼を某所で食べてから今度はほんとに帰宅した。
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by anglophile | 2012-01-16 18:20 | 古本 | Comments(0)


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