2011年 07月 31日
第9回一箱古本市@源法院
今回の一箱古本市は流しそうめんイベントとのコラボと相成った。
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いつもは境内にも箱を並べるのだが、今回は全員門前に一列となって箱を並べた。
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わたしの箱はこんな感じでスタート。
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イベントがあるため、最初からお客さんがどんどんやって来る。5冊まとめ買いの方が2人いらっしゃり、好調な出だしとなった。やがて11時になり、注目の流しそうめんがはじまる。なんと無料!
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もしかしたら、生まれて初めて流しそうめんというものを生で見たかも。めんつゆは輪切りにした青竹の入れ物に入っている。どこからそうめんが流れてくるかというと、それは上方にいる係の方が流している。
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そうめんハンターのみなさんがもれなく流れてくるそうめんを掬っていくわけだが、掬えなかったそうめんはちゃんと末端に据えてある笊に落ちるようになっている。
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この笊の中に落ちた1本1本のそうめんが山をなし、やがて大盛りそうめんになっていく。その大盛りそうめんに箸を入れるのは御法度だろう。もれなく係の方がその笊を上方にいる流し役の係にリレーする。

息子といっしょにおいしいそうめんをいただき、ちょっと早い昼飯とした。とにかくお客さんがひっきりなしに訪れる。さすがソーメン効果。本も順調に売れていく。お客さんが多くて、他の出店者の方たちの箱を見るヒマがなかったが、少し落ち着いたところでひとまわりする。

<ドサ草にまぎれて買った本>
・鼓直編 『ラテンアメリカ怪談集』 (河出文庫) ¥200 ※でっぱウサギの本さん
・種村季弘 『増補 ナンセンス詩人の肖像』 (筑摩叢書) ¥500 ※オヨヨ書林せせらぎ通り店さん
・薄田泣菫 『太陽は草の香がする』 (春陽堂文庫) ¥800 ※あうん堂さん
・ブコウスキー 『ポスト・オフィス』 (幻冬舎アウトロー文庫) ¥200 ※おろおろ散歩道さん
・ブコウスキー 『詩人と女たち』 (河出文庫) ¥200
・悠玄亭玉介 『幇間(たいこもち)の遺言』 (集英社文庫) ¥200
・色川武大 『無職無宿虫の息』 (講談社文庫) ¥200

調子に乗っていっぱい買ってしまった。でっぱウサギさんの今回の箱は「こわい本特集」だった。おなじみのラテンアメリカの作家の短篇がたくさん収められた怪談集を迷わず買う。『ナンセンス詩人』はちくま文庫版を昨年買いそびれたまま、結局一度も目にしていないので、ここはもう筑摩叢書版をキープしておくことにする。あうん堂さんの箱には古い戦前の文庫が何冊かあった。『太陽は草の香がする』は題名に惹かれ、薄田泣菫でもあることだし、ちょっと高かったけどいい買い物だったとおもう。こういう文庫本に出会える幸せを大切にしたい。おろおろさんの箱にはいつもご自身こだわりの作家の本が並ぶので注目している。今回はブコウスキーの文庫がたくさん出ていた。持っていない2冊を選ぶ。『幇間(たいこもち)の遺言』は、この前読んだ「旋毛曲りの本」に、尾崎紅葉の父親が幇間で、でも紅葉はそのことをあまり人に知られたくなかったということが書いてあったので、ちょっと勉強のために買ってみた。そういえば、源法院と目と鼻の先にある泉鏡花記念館では尾崎紅葉関係のイベントをやっていたが、なんと期日が今日までだった。あらららら。

そうめんイベントは夕方の19時まで続くようだったが、一箱の方は16時でお開きになった。雨が降る可能性も少し残っていたし、けっこう暑さで体力が消耗していたので、ちょうどいい頃合いだった。皆様ごくろうさまでした。愉しいひとときどうもありがとうございました。本の方も、結局40冊以上売れて大満足。そうめんはもともと好きだったが、これからは今以上に食べることとしよう。

<売れた本一覧>
・角田光代 『八日目の蝉』
・森茉莉 『贅沢貧乏』
・ブラッドベリ 『とうに夜半を過ぎて』
・小松左京 『役に立つハエ 小松左京ショートショート全集③』
・井伏鱒二 『井伏鱒二対談集』
・恩田陸 『小説以外』
・山村修 『禁煙の愉しみ』
・川上弘美 『真鶴』
・鴻巣友季子 『翻訳のココロ』
・米原万里 『ガセネッタ&シモネッタ』
・米原万里 『真昼の星空』
・米原万里 『真夜中の太陽』
・堀江敏幸 『雪沼とその周辺』
・村上春樹 『村上ラヂオ』
・フィリップ・ロス 『乳房になった男』
・『ちくま日本文学全集 尾崎翠』
・『ちくま日本文学全集 深沢七郎』
・内田百閒 『御馳走帖』
・内田百閒 『ノラや』
・小池昌代 『タタド』
・平松洋子 『買物71番勝負』
・吉行淳之介 『文章読本』
・白洲正子 『心に残る人々』
・西村賢太 『どうで死ぬ身の一踊り』
・西村賢太 『二度はゆけぬ町の地図』
・手塚治虫 『ネオ・ファウスト』
・海野弘 『ドラゴンの系譜』
・ヴォネガット 『タイタンの妖女』
・コクトー 『大胯びらき』
・吉田篤弘 『百鼠』
・カルシア=マルケス 『ママ・グランデの葬儀』
・内田樹 『街場の現代思想』
・グレゴリ青山 『旅で会いましょう。』
・須賀敦子 『地図のない道』
・いしいしんじ 『アルプスと猫 ごはん日記3』
・村上春樹 『若い読者のための短編小説案内』
・桜庭一樹 『少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記』
・小林信彦 『コラムは笑う』
・ジュール・ヴェルヌ 『氷のスフィンクス』
・ポール・オースター 『ナショナル・ストーリー・プロジェクト①』
・石川九楊 『現代作家100人の字』
・かいけつゾロリ×1冊
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by anglophile | 2011-07-31 22:47 | 一箱古本市 | Comments(0)


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