2011年 06月 18日
今日買った本
今日は昼から香林坊方面へ出張だった。天気がいいので、錆だらけの私用自転車で移動する。仕事の方は17時ちょい前ぐらいに終了。まだ帰りません。オヨヨ書林本店へ。表の100円均一を見たあと、店内に移動し、棚を見ていく。棚の前にも本があふれていた。ふと足元の本の山にあった何冊かを調べてみたら、野呂邦暢の『丘の火』が出てきた。帯と元パラも付いている。本体を函から取り出して裏の見返しを見たら、まだ値付けされていないようだった。でも、ほしい。思い切って、レジにいらっしゃったオヨヨさんに値段を訊いてみた。千円と言っていただいたので、買うことができました。どうもありがとうございました。
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まだまだ帰りません。続いて、オヨヨ書林せせらぎ通り店へ。入り口の100円均一から1冊ジャケ買いする。最近その名前の読み方をおぼえた作家の本。
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表紙の絵は福田豊四郎。淡い感じがなかなかいいです。福田豊四郎の名前は、山本善行さんの本でおぼえた。

いい買い物ができたので、満足して帰宅する。しかし、今日はこれで終わらなかった。夕食の後、家族でブックオフへ。おもうところがあって、野々市店へ行ってみた。
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ちくま文庫の森鴎外全集がずらりと出ていた。全部じゃないけど。実は、数日前に寄ったときに、レジ奥のカートに一目でちくま文庫とわかる塊を見つけたのだった。まだ値付けは終わっていない様子だったので、そのときはあきらめたのだったが、近々棚に並びそうな気配は感じていた。今日あたりどうかなあとおもって行ってみたら、ビンゴだった。ちょうど店員が文庫棚に並べているところで、絶妙のタイミングであった。

まあ、鴎外全集なので地味といえば地味である。とはいえ、代表作が入っている巻はときどき見かけるが、その他のシブい方の巻はそうそう出てくるものではないだろう。おまけに、半額棚に並ぶものとばかりおもっていたので、全部105円だったのは驚きだった。ちなみに、『伊沢蘭軒』の下巻がないのが残念、というか不可解だが、オッケーでしょ。一緒にいた妻はもはやあきれ顔だったが、あとで見つかるよりも、現場を目撃された方が気は楽であ~る。
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by anglophile | 2011-06-18 01:51 | 古本 | Comments(5)
Commented by koganemaru2 at 2011-06-18 06:23
ブックオフは値付けに呆れて、そしてほくそ笑む。そういう店ですね。私は栗山大膳が講談を聞くようで好きです。
Commented by anglophile at 2011-06-18 12:00
koganemaru2 さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

ブックオフは各店舗で値付けの感覚が様々なので、同じ店ではありますが、そこにヴァリエイションの妙を感じます。また最近おもうのですが、収穫がなくともこまめに「偵察」に行くというのは大事ですね。「栗山大膳」はあとで読んでみたいとおもいます。
Commented by higonosuke at 2011-06-18 14:47 x
こんにちは。
ちくま文庫版の鴎外全集が105円でしたら、食指が動きますね。

私はごく最近、某古書肆で寶文館の永井荷風監修『鴎外小説全集』十一巻(1,500円)を求めましたが、いかんせん薄い新書版ですので、「史伝三部作」は別巻に『渋江抽斎』一作のみが採られているだけで、残念なことでした。
富士川英郎さんの随筆をよんでいると、『伊沢蘭軒』が無性に読みたくなってくるので、困ったものです(「青空文庫」では目が疲れてしまって、どうも不可ません)。
Commented by anglophile at 2011-06-18 16:39
higonosuke さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

柳の下には2匹目の泥鰌がいるということを聞いていたので、こっそりと今日の昼過ぎに同店舗に行ってみましたが、『伊沢蘭軒』の下巻はやはりどこにも見あたりませんでした(笑)。

以前、安野光雅&藤原正彦『世にも美しい日本語入門』(ちくまプリマー新書)だったとおもいますが、安野さんの鴎外訳『即興詩人』に対する熱い想いについて読み、手に取ったことがありました。が、さすがに心の準備のないまま読み通すことはできませんでした。今回のちくま文庫版の出現で、また鴎外に興味が出てきましたので、そのうちあえて軽い気持で手にしてみたいとおもっています。
Commented by anglophile at 2011-06-18 16:39
(higonosuke さんへのコメントのつづき)

荷風監修の鴎外全集というのがあるのですね。勉強になりました。堅い函入りの岩波(?)の全集の端本はときどき見かける気がしますが、ちくま文庫版はあまり見かけませんね。特に、史伝三部作は。私も漠然と読んでみたいとおもっていますが、なかなか機が熟しません。読む前から圧倒されている次第です(笑)。ただ、『渋江抽斎』、『伊沢蘭軒』、『北条霞亭』と書き進むに至った過程にはすごく興味があります。話がちがうかもしれませんが、蓮實重彦さんのフローベール論からマキシム・デュカンが飛び出たのと似ている気がしました。

ところで、富士川英郎さん関連の先日のブログ記事を読ませていただきましたが、あとで調べてみましたら、そのご子息が英文学者の富士川義之さんだったんですね。またまた勉強になりました。


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