2011年 04月 08日
昨日買った本
昨日は、午前9時ごろからはじまった愚駄愚駄会議が、延々と午後1時半まで続いて、精気を吸いとられてしまった。回復するには古本が一番いい。

・殿山泰司 『JAMJAM日記』 (角川文庫)
・山田稔 『旅のなかの旅』 (白水uブックス)
・澁澤龍彦 『偏愛的作家論』 (河出文庫)
・澁澤龍彦 『狐のだんぶくろ―わたしの少年時代』 (同上)
・澁澤龍彦 『マルジナリア』 (福武文庫)
・澁澤龍彦 『魔法のランプ』 (学研M文庫)
・中上健次 『破壊せよ、とアイラーは言った』 (集英社文庫)
・松下竜一 『砦に拠る』 (ちくま文庫)
・芥川龍之介 『王朝小説集』 (ランダムハウス講談社文庫)
・高橋源一郎 『さようならギャングたち』 (講談社文庫)
・高田宏 『面白い本ならある―本から本へ』 (創拓社)
・山本ふみこ 『元気がでる美味しいごはん』 (晶文社)

いつにない収穫となり、回復しすぎるくらい回復した。ぜんぶ105円なのがうれしい。ということで、愚だ!愚だ!の方は許してやる。

明らかに同一人物が売ったであろう文庫本が多かった。背がヤケていたり、汚れ具合が共通していたりと。『アイラー~』、『砦に拠る』、『王朝小説集』とかはあんまり見かけない。『ギャング~』の文庫もあんまり見ない。巻末の著者略歴が初々しい。

このなかで、個人的には、『元気がでる美味しいごはん』が思わぬ発見だった。晶文社本だったので、何気なく手に取ったら、なんとイラストをフジモトマサルさんが描いている。この本は1994年に出ているから、かなり初期の作品ということになるのではないか。

c0213681_6382356.jpg

c0213681_6492630.jpg

今ではおなじみの動物キャラクターも登場するのでたのしいです、この本。
素敵な挿画でこの本を仕上げてくださったイラストレーターのフジモトマサル氏に、大感謝。十年と一日年下のフジモト君とはかつておなじ事務所でいっしょに仕事をしたことがある。それぞれ独立して数年過ぎ、ここでこんなかたちで再会できるなんて・・・・・・夢みたいだ。(「みんな元気で-おわりに」より)

[PR]

by anglophile | 2011-04-08 07:03 | 古本 | Comments(2)
Commented by Kaneco at 2011-04-09 20:43 x
山本ふみこさんは、詩人の井坂洋子さんの教え子であることを、現代詩手帖のやまだ紫さんの追悼号で知りました。家事の本などを出されていますが、節約の本と思ったら、文学と翻訳の修行の話が中心だったり、なかなかユニークな本を出されています。
Commented by anglophile at 2011-04-09 21:58
金子さん、こんばんは。

私は山本ふみこさんのお名前は存じ上げておりませんでしたが、フジモトマサルさん経由でこのたび辿り着くことになりました。検索してみましたら、けっこう多くの著書を出されている方なんですね。上の「文学と翻訳の修行の話」は興味をそそられました。今後、山本さんのことはおぼえておきたいとおもいます。

ところで、昨日「Kanecoの日記」にアップされた「子どもが鈴生りの」ではじまる詩はいいですねえ。こころのふかいところに沁みました。


<< Whole Lotta Love      Israel Kamakawi... >>