2011年 03月 27日
第5回一箱古本市@源法院
4ヶ月ぶりの源法院の一箱古本市に行ってきた。なんとか10分前に到着し、みなさんにご挨拶申し上げる。

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開始早々、雪などがぱらつき、箱にかぶせるカバーのようなものを忘れた私はちょっと焦ったが、なんとか凌ぐ。その後、太陽が顔を見せるも、寒い寒い。ホッカイロも忘れたのだった。私の箱はこんな感じでスタート。

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最初の1時間くらいは、お客さんはまばら。他の出店者の方々の箱を見て回る。まず、高岡からお越しの上関文庫さんで2冊購入。

・バルガス=リョサ 『緑の家』 (新潮文庫) ¥400
・空想書店書肆紅屋 『書肆紅屋の本―2007年8月~2009年12月』 (帯付、論創社) ¥800

上関文庫さんの箱はいつも文学系が充実している。今回も、絵本を除けば、半分くらいほしい本があったかもしれない。『緑の家』の新潮文庫には感激。書肆紅屋さんの本もそろそろ買おうとおもっていたところ。上関さんは、もうすぐ実店舗も持たれるそうで、そのときは高岡まで駆けつけたいとおもいました。

もう1冊、でっぱウサギの本さんの箱より。

・グレアム・スウィフト 『ウォーターランド』 (帯付、新潮社) ¥400

これもずっとほしかった訳書なのでうれしい。原書で挫折中なので、ここはもう真野泰先生の訳に頼るしかない。

正午を迎える頃には、お客さんでけっこう賑わうようになった。中盤はこんな感じに。

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なんとこれまで売れたことがなかった『かいけつゾロリ』が売れて、息子は喜色満面。では、私もその御利益にあずかろうということで、阿部和重の最高傑作を投入する。(結局、売れなかったけど、いいんです)

13時頃に妻が昼食を買ってきてくれる。あいかわらず寒いので、息子と一緒に車の中で昼食を食べた。有料パーキングが通りの向かい側にあるのだが、そこのところの交差点の一角に建つ家の屋根にややトマソン風に出ている古い屋根窓のことが前から気になっていたので写真を撮ってみた。

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会場にもどり、お客さんもいい感じで集まり、本もそこそこ売れていく。終了間近に、もう1度上関文庫さんの箱を見に行く。残っていたら買おうと思っていた次の2冊を購入。なんと値引きもしていただきました。

・伊達得夫 『詩人たち -ユリイカ抄-』 (函なし、エディター叢書) ¥200
・牧野信一 『バラルダ物語』 (福武文庫) ¥100

16時になり、あうん堂さんによる終了のかけ声がかかった。なんとか天気がもってくれてよかった、よかった。以下、買っていただいた本を記しておく。

・奥泉光 『グランド・ミステリー』 (角川書店)
・西村賢太 『苦役列車』 (講談社)
・村上春樹 『村上ラヂオ』 (マガジンハウス)
・町田康 『猫にかまけて』 (講談社)
・万城目学 『鴨川ホルモー』 (産業編集センター)
・東雅夫編 『猫路地』 (日本出版社)
・松下竜一 『ビンボーひまあり』 (筑摩書房)
・内田樹 『知に働けば蔵が建つ』 (文藝春秋)
・水村美苗 『日本語が亡びるとき』 (筑摩書房)
・松岡正剛 『知の編集工学』 (朝日文庫)
・カズオ・イシグロ 『日の名残り』 (ハヤカワepi文庫)
・倉橋由美子 『よもつひらさか往還』 (講談社文庫)
・ジャック・デリダ 『言葉にのって』 (ちくま学芸文庫)
・辻原登 『ジャスミン』 (文春文庫)
・嵐山光三郎 『文人悪食』 (新潮文庫)
・レイ・ブラッドベリ 『二人がここにいる不思議』 (同上)
・ガルシア=マルケス 『予告された殺人の記録』 (同上)
・大竹伸郎 『カスバの男 モロッコ旅日記』 (集英社文庫)
・池内紀編訳 『カフカ短篇集』 (岩波文庫)
・堀江敏幸 『いつも王子駅で』 (新潮文庫)
・レイモンド・カーヴァー 『ぼくが電話をかけている場所』 (中公文庫)
・松浦弥太郎 『くちぶえサンドイッチ』 (集英社文庫)
・水上勉 『文壇放浪』 (新潮文庫)
・松下竜一 『豆腐屋の四季』 (講談社文庫)
・ジョージ・エリオット 『サイラス・マーナー』 (岩波文庫)
・平野雅章編 『魯山人味道』 (中公文庫)
・山本七平 『小林秀雄の流儀』 (新潮文庫)
・須賀敦子 『トリエステの坂道』 (同上)
・武田百合子 『ことばの食卓』 (ちくま文庫)
・『かいけつゾロリ』シリーズ5冊

『かいけつゾロリ』の独壇場だったかもしれない。息子によると、「次は10冊くらい持っていこうかな」ということである。私は懲りずに『シンセミア』を持っていきますよ。売るためではなく、箱の中においておきたい本として。

最後になりましたが、お世話いただいたあうん堂さん、オヨヨ書林さん、NYANCAFE BOOKSさん、どうもありがとうございました。また、次回もよろしくお願い致します。

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by anglophile | 2011-03-27 21:58 | 一箱古本市 | Comments(4)
Commented by みこ at 2011-03-30 20:01 x
万歩計さん、こんにちは!
日曜日はお疲れ様でした。お子さん共々風邪ひかれませんでしたか?
大竹伸朗さんは嬉しかったですよ~!
こういう文庫知らなかったので。
今回も市を楽しませていただきました。
またついついいっぱい買ってしまいました。
出店される皆様に感謝です☆

でっぱウサギさんでは、私も嬉しい買い物を♪
約30年前の創元推理文庫
ケストナー著「一杯の珈琲から」
装丁が真鍋博さん、昔読んだそのまんま~♪

あれから毎日少しずつ読み崩しております。
次回また楽しみにしております~!
Commented by anglophile at 2011-03-30 21:47
みこさん、今回もたくさん買っていただきありがとうございました。

日曜日は、ほんとに寒かったですね。「神田川」ではないですが、「芯まで冷え」ました。来月くらいから、少し暖かくなってくれればありがたいですね。

出店者であることを忘れて、私もいろいろ買ってしまいました。でも、ほしい本がこうもそろって目の前に現れてくるとさすがに抵抗できませんね。そうそう、みこさんから教えていただいた大竹さんの『ジャリおじさん』をアマゾンでチェックしてみましたが、なんだかおもしろそうですね。機会があれば、読んでみたいとおもいました。

では、またお会いしましょう。
Commented by みこ at 2011-03-30 22:16 x
こんばんは!
ジャリおじさんは大人には「んん?」って感じになる場合が多いと思いますが、子供にはほんと受けるようです。
うちの中学生男子たちも幼少時寝る前にしょっちゅう読み聞かせ本に選んでたし、最近でもたまーに本棚から出して見たりと。
ふしぎな本です。

ところでいつもちくま文学の森が入ってますね、箱に。
内容と装丁が大好きで私も持ってました。
私の大学生時代に出たシリーズで(年が知れますが)、
大学購買部で当時高くて手を出せなかった単行本を
なんとか2冊に絞って購入した思い出があります。

それでは、また。
Commented by anglophile at 2011-03-31 10:41
みこさん、おはようございます。

「ちくま文学の森」ですが、ブックオフで見かけると反射的に買ってしまいますね。で、あとで家に帰ってみたらダブリであることに気づく、そんなことがときどきあります。定価は二千円くらいでしたっけ。たしかにポンポンッと買えるような本ではないですね。現在、ちくま文庫版で再刊中ではなかったでしょうか。

ではでは。


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