2011年 03月 24日
オヨヨ書林せせらぎ通り店
昨日は昼から休みをとり、龜鳴屋さんを訪れることにした。電話させていただいたとき、龜鳴屋さんは、ちょうどオープン初日の「オヨヨ書林せせらぎ通り店」に行かれるところだったようで、お供させていただくことに。なんだかそのタイミングを狙ったようで申し訳ありませんでした。実のところ、オヨヨ書林2号店オープンのことは頭になかったので、私としては願ってもない「古本チャンス!」となったのでした。ありがとうございます。

さて、そんな素敵な名前の通りがあるとはぜんぜん知らなかったその「せせらぎ通り」は、龜鳴屋さん宅から歩いて行ける距離にあった。外の空気は冷たかったが、気持のよい陽光の下、てくてく歩いていった。新店舗の目の前には中央小学校があり、児童たちが校庭で遊んでいるのがにぎやかだった。

店舗は、古い家屋(?)を外側はそのままに、内部を改装したもののようで、なによりもゆったりとした広い空間が心地よかった。店内では、お店の女性の方がまだいろいろと品出しされているところだったが、棚にはもうだいぶ本が並んでいた。店の前と入り口を入ったところには100円均一の箱もたくさんおいてあり、中身がとても充実していたようにおもう。「古本チャンス!」を利用して買った本は以下の6冊。

・辻邦生編 『外国語ABZ』 (新潮社)
・篠田一士 『読書の楽しみ』 (構想社)
・宮本陽吉 『アメリカ最終出口』 (冬樹社)
・清水俊二 『映画字幕は翻訳ではない』 (早川書房)
・キングズレー・エイミス 『ジェイク先生の性的冒険』 (講談社)
・竹熊健太郎 『篦棒な人々-戦後サブカルチャー偉人伝』 (河出文庫)

精算の折、開店記念であるらしい、店名が入ったステッドラーの鉛筆も1本いただいた。そのあと、龜鳴屋さんが精算されるのを待っているあいだに、画竜点睛を欠くといけないので、すべての棚にもう1度目をやっていると、もう1冊眼を射た本があった。「古本チャンス!」はもう使い切っていたが、値段を見てためらうことなく買うことに。

・海野弘 『久生十蘭-『魔都』『十字街』解読』 (右文書院) ¥1000

前から、手頃な値段で、とおもっていたので、ちょうどよかった。均一だけでなく、通常棚にも文学関係のいい本が多かったので、近いうちにまた行きたいとおもった。

その帰りには文圃閣にも寄って、さらに以下のものを買う。3冊500円×2セット。

・鮎川哲也編 『怪奇探偵小説集③』 (ハルキ文庫)
・Emily Dickinson, The Complete Poems (Faber and Faber)
・G・ガルシア=マルケス 『落葉-短篇集』 (新潮社)
・G・ガルシア=マルケス 『悪い時』 (同上)
・柳瀬尚紀 『ノンセンソロギカ-擬態のテクスチュアリティ』 (朝日新聞社)
・海野弘 『街角でコヨーテを聞いた-都市音楽の二十世紀』 (筑摩書房)

先日第1冊目を買ったハルキ文庫版鮎川哲也アンソロジーの、今度は第3冊目が手に入った。残るは、第2冊のみ。このシリーズは、ミステリに一家言を持っていらっしゃる龜鳴屋さんもお薦めのアンソロジーである。エミリー・ディキンソンの詩集は分厚いフェイバー社のペーパーバック。だいぶ表紙が草臥れていたがまあいい。他にもディキンソンの研究書などが何冊か入っていたので、どこかからまとめて仕入れがあったのだろう。マルケスの2冊は、マルケスが好きな妻にプレゼントしよう。とおもったが、名古屋から帰ってきてまだまもないにもかかわらず、このように1袋には収まらないほどの本をまたぞろ買い込んでいるのを知られてしまうのはちょっと都合がわるい気もするのであった。
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by anglophile | 2011-03-24 13:09 | 古本 | Comments(0)


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