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古本万歩計 Of what is lost, all I wish to recover is the daily availability of my writing, lines capable of grasping me by the hair and lifting me up when I'm at the end of my strength. - Roberto Bolano

雑記

◆アマゾンで、定期的に『1Q84』の英訳版の情報をチェックしているが、ついに出版予定日が掲載されていた。来年の9月になるそうだ。まだ先だなあ。出版社は、Harvill Secker。もう少し様子を見てから、注文ボタンを押してみたい。

◆毎日新聞の読書欄“2010年「この3冊」”で、堀江敏幸さんが『昔日の客』を挙げていた。一方、朝日新聞の方では、阿部和重の『ピストルズ』を2人の方(鴻巣友季子さんと斉藤環さん)が挙げており、それはちょっと褒めすぎではないかとおもった。

◆集英社の広告に、『コレクション 戦争×文学 全20巻別巻1』という全集ものが載っていた。来年6月から刊行が始まるらしい。どんな内容か興味がある。1月号の『青春と読書』に収録作家が紹介されているらしい。明日、チェックしてみよう。

◆なぜか、はっきりした目的もなく、夜中の「ブ」に行ってしまう私。関川夏央さんの『女流 林芙美子と有吉佐和子』(集英社文庫)と『家族の昭和』(新潮文庫)を買う。半額セールにより、2冊で200円。

◆アマゾンに注文していた洋書のうちの1冊が届いた。なんで1冊なのに大きい箱で届くのかなあ。まあ、いいんですけど。届いたのは、リョサではなく、こちら。
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サルマン・ラシュディのエッセイ集。元版は1991年に出ていて、このVintage版は今年出たもの。装幀がすばらしい。内容は、けっこうボリュームがある。前半はインド関係の話、後半は書評集となっていて、つまみ読みに適していそうだ。リョサの『世界終末戦争』の書評も載っている。これはあとのお楽しみにとっておこう。
by anglophile | 2010-12-19 23:04 | 雑記 | Comments(0)