2010年 10月 11日
連休最終日のブックオフ   
今日は、午前中「ねんりんピック」の応援に行ってきたり、午後からは昼寝とやっつけ仕事を交互にしたり、その合間に堀江敏幸の『郊外へ』(白水uブックス)をちょろっと読んだりして過ごした。夕方、外で家族と食事をして、締めにやはり「ブ」に行くのだなあ。もちろん独りで。今日で「20周年感謝祭」が終わるので、家から一番近い野々市にある大型店の夜の状況をちょっと覗いてきた。

あいかわらずの「文庫250円と単行本500円均一セール」をやっていた。こちらでは1冊もヒットしなかった。まあ、予定通り。続いて、105円棚へ。棚にはだいぶ空きが見られ、けっこう客が多かったのかなあと想像する。あんまり期待していなかったのだが、「んっ!?」とアンテナが鋭く反応し、次の1冊を見つけた。

・海野十三 『赤道南下』 (中公文庫)

これは1週間前にはなかった本。さっそく手にとって中を見てみると、扉ページに前所有者の方が購入日と購入場所を丁寧にエンピツで記していた。エンピツなら消せますね。その他に、これはちょっと厄介なのだが、カバーをセロテープで固定してあった。セロテープならなんとか剥がせますね。ところが、さらに見ると、扉ページの裏ページに、『週刊文春』で連載されていた坪内祐三さんの『文庫本を狙え!』の縮小コピーが糊づけされていた。これはさすがに剥がせません。しかし、もうそんなことは大した問題ではなく、それよりも私が興味を持っているような本を多く所有していた方が蔵書を処分されたのではないかと思えてきた。普通のコピーではなく、縮小コピーというところがすごい。相当に読書好きな方だと見た。俄然気合が入ってくる。

丁寧に105円棚を流していくと、

・武田百合子 『犬が星見た』 (中公文庫)
・つげ義春 『新版 貧困旅行記』 (新潮文庫)
・三島由紀夫 『英霊の聲 オリジナル版』 (河出文庫)
・村上春樹 『若い読者のための短編小説案内』 (文春文庫)

別に珍しいものではないが、105円なら買っておく。さらに、「や」以降の棚には、

・安岡章太郎 『歴史への感情旅行』 (新潮文庫)
・安岡章太郎 『僕の昭和史 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』 (講談社文庫)
・山田風太郎 『同日同刻』 (文春文庫)
・吉本隆明 『悲劇の解読』 (ちくま文庫)

これらは、つげ義春を除いて、すべて同じ所有者のものだったようだ。購入日と購入場所がすべてに記されているが、セロテープ止めはすべてではない。コピー貼り付けは数冊のみ。OKです。

そのあと単行本105円棚も見たが、どうやらこの所有者の方の蔵書は見られなかった。でもそこでも数冊買ってしまった。

・ミヒャエル・エンデ 『自由の牢獄』 (岩波書店)
・車谷長吉 『世界一周恐怖航海記』 (文藝春秋)
・内田樹 『下流志向』 (講談社)

予定に反して、大量購入に相成った。このあと、大きなビニール袋を妻に見つからずにどうやって家の中に持って入っていこうかと思案しながら帰ってきた。
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by anglophile | 2010-10-11 23:14 | 古本 | Comments(2)
Commented by みこ at 2010-10-12 20:30 x
こんばんは!
いろんな作家さんをご存知ですごいなあと
いつも興味深く読ませていただいてます。

私も週末に野々市の大型店へ行きました。
250円コーナーで新品同様の「脱出記」「算法少女」を見つけてホクホクでした☆
50円券が2枚あったので実質400円、こういう買い物ができるのでブックオフは楽しいですよねえ☆

Commented by anglophile at 2010-10-12 22:00
みこさん、コメントありがとうございます。

本当は「今日買った本」ではなく、「今日読んだ本」という日記が書ければよいのですが、なかなかそうは行きませんね。特に最近は、古本と戯れるのがストレス解消となっていますので、もうどうにもなりません。

来週はまた一箱古本市ですね。私の方は、今月はどうも都合がつかなさそうなので出店の申し込みをしていませんが、時間があれば少しのぞいてみたいとおもっています。


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